三遊亭 右京（さんゆうてい うきょう）は、江戸噺家の名跡。2代目三遊亭 右京（1946年9月12日 - ）は落語家。本名は京田 健治（きょうだ けんじ）。北海道岩内郡岩内町出身。出囃子は「寿」、「三番叟」、落語芸術協会所属。北海道岩内高等学校卒業後、落語家を志望して上京。三遊亭金馬のもとに内弟子として入門するも、噺を覚えることが出来なかったために4ヶ月後に辞める。その後は人力車の車夫として新橋の事務所に在籍。口を利いてくれた兄貴分の男性が永六輔のファンだったことから「六さん」の源氏名を付けられ、置屋と座敷を行き来する芸妓の送迎を中心に車夫を勤める。向田邦子が1970年代にan・anで連載していたコラム『男性鑑賞法』に「人力車夫・京田健治」として取り上げられたこともある。しかし、再度落語家を志望し、三遊亭圓右の元へ入門する。師匠同様、主に新作落語や創作落語などを中心に活動している。

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