マイケル・ビスピン(Michael Bisping、1979年2月28日 - )は、イギリスの男性総合格闘家。キプロス・ニコシア出身。アメリカ合衆国カリフォルニア州在住。HBアルティメット所属。ブラジリアン柔術茶帯。現UFC世界ミドル級王者。元Cage Rage世界ライトヘビー級王者。TUF 3ライトヘビー級優勝。マイケル・ビスピングとも表記される。日本の古流柔術とキックボクシングをベースに持ち、打撃とテイクダウンを組み合わせたスタイルを得意とする。祖父が貴族であったことから「ザ・カウント」というニックネームを持つが、ビスピン自体は毒舌家でマナーが悪く、アメリカではヒール的なキャラで知られる。UFCにおける最多勝利記録「20」を保持する。父親が英軍人であったためキプロスの英軍基地に生まれ、その後イギリスのランカシャーへ移住。8歳から古流柔術を学び、キックボクシングでは5度イギリス王者となった。2003年にプロ格闘家となる事を決意。2004年7月10日、Cage Rage 7で世界ライトヘビー級王者マーク・エプスタインに挑戦し、KO勝ちを収め王座獲得に成功した。2004年11月27日、Cage Rage 9の世界ライトヘビー級タイトルマッチでマーク・エプスタインと再戦し、KO勝ちを収め王座の初防衛に成功した。2005年9月、マネージメント上の問題により世界ライトヘビー級王座を剥奪された。2006年にUFCの登竜門的番組「The Ultimate Fighter 3」にティト・オーティズ率いるチーム・オーティズのライトヘビー級選手として参加。6月24日のライトヘビー級トーナメント決勝でジョシュ・ヘインズを破り優勝を果たした。2006年12月30日、UFC本戦初出場となったUFC 66でエリック・シェイファーと対戦し、パウンドでTKO勝ち。2007年4月21日、UFC 70でエルヴィス・シノシックと対戦し、パウンドでTKO勝ち。ファイト・オブ・ザ・ナイトを受賞した。デビュー以来、13戦無敗で全試合KOまたは一本勝ちとなった。2007年9月8日、UFC 75でマット・ハミルと対戦。全体として劣勢に立たされながらも、2-1で判定勝ち。この試合はビスピンにとって初の判定による決着となった。2007年11月17日、UFC 78のメインイベントでラシャド・エヴァンスと対戦し、1-2で判定負け。総合格闘技で初の敗北を喫し、記録は14連勝で止まった。この試合に出場した事でUFCのメインイベントに初めて登場したイギリス人として記録された。2008年からは階級をミドル級に下げ、4月19日のUFC 83でチャールズ・マッカーシーと対戦し、1R終了時にTKO勝ち。その後6月と10月には地元イギリスでの大会に登場、ジェイソン・デイとクリス・リーベンに勝利を収めた。2009年にはでチームUKのヘッドコーチを務めた。7月11日のUFC 100ではチームUSのヘッドコーチであったダン・ヘンダーソンと対戦し、右フックでダウンを奪われたところに飛び込みながらのパウンドで追撃され自身初のKO負けを喫した。2009年11月14日、地元・イギリスで開催されたUFC 105でデニス・カーンと対戦。1Rは劣勢となるも2RにTKO勝ちを収め、ファイト・オブ・ザ・ナイトを受賞した。2010年2月20日、UFC 110でヴァンダレイ・シウバと対戦し、0-3の判定負けを喫した。2010年5月29日、UFC 114でダン・ミラーと対戦し、3-0の判定勝ち。2010年10月16日、UFC 120のメインイベントで秋山成勲と対戦し、3-0の判定勝ち。ファイト・オブ・ザ・ナイトを受賞した。2011年2月27日、UFC 127でホルヘ・リベラと対戦し、スタンドパンチ連打でTKO勝ち。試合前からリベラ陣営から挑発を繰り返されていたが、試合後にリベラのセコンドに向かって唾を吐き中指を立てた。2011年12月3日、The Ultimate Fighter 14 Finaleでジェイソン・"メイヘム"・ミラーとコーチ対決を行い、ボディへの膝蹴りとパウンドでTKO勝ちを収めた。2012年1月28日、UFC on FOX 2のミドル級王座挑戦者決定戦でチェール・ソネンと対戦し、0-3の判定負けを喫した。2013年1月19日、 UFC on FX 7でビクトー・ベウフォートと対戦し、2RTKO負けを喫した。2013年4月27日、UFC 159でミドル級ランキング10位のアラン・ベルチャーと対戦。終始打撃で圧倒するも、ビスピンの指が相手の眼に入り試合が続行できなくなったため、指が目に入った時点までの判定で決着となり、判定勝ちを収めた。2013年10月26日のでマーク・ムニョスと対戦予定であったが、網膜剥離のため欠場。2014年4月16日、1年ぶりの復帰戦となったでミドル級ランキング8位のティム・ケネディと対戦し、0-3の判定負けを喫した。2014年8月23日、でカン・リーと対戦し、パウンドでTKO勝ち。パフォーマンス・オブ・ザ・ナイトを受賞した。2014年11月8日、でミドル級ランキング5位のルーク・ロックホールドと対戦し、マウントからのギロチンチョークで一本負け。2015年4月25日、UFC 186でミドル級ランキング11位のCB・ダラウェイと対戦し、3-0の判定勝利。2015年7月18日、でミドル級ランキング10位のターレス・レイチと対戦し、2-1の判定勝利。2016年2月27日、でミドル級ランキング5位のアンデウソン・シウバと対戦し、3-0の判定勝ち。ファイト・オブ・ザ・ナイトを受賞した。2016年6月4日、UFC 199で負傷欠場したクリス・ワイドマンの代役としてルーク・ロックホールドの持つUFC世界ミドル級王座に挑戦。大会2週間前のショートノーティスであったが、大方の予想を覆しパウンドで1RKO勝ち。UFC世界ミドル級王座の獲得に成功した。パフォーマンス・オブ・ザ・ナイトを受賞した。参戦10年目にして、イギリス人初のUFC世界王者になった。2016年10月8日、UFC 204の世界ミドル級タイトルマッチでランキング13位のダン・ヘンダーソンと対戦。1R、2Rにダウンを奪われるがその後は手数と有効打で優位になり判定勝ち。初防衛に成功するとともにファイト・オブ・ザ・ナイトを受賞した。
出典:wikipedia
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