『ウルトラマン倶楽部』(ウルトラマンくらぶ)とは、ウルトラマンシリーズのデフォルメキャラクターを題材としたゲームソフト、またはそのシリーズを指す。ファミリーコンピュータを中心に、6本のタイトルが発売された。「デフォルメキャラクターによる、ウルトラ兄弟と怪獣軍団との戦い」が、シリーズに共通する内容となっている。当初はRPGとしてシリーズ展開されていたが、後に別ジャンルのゲームも発売された。1988年10月22日、バンダイからファミリーコンピュータ ディスクシステムのソフトとして発売。怪獣軍団に捕らわれたウルトラ兄弟を救出し、怪獣軍団の親玉を倒すという内容のRPG。敵怪獣ごとに弱点が設定されており(耳や角など)、戦闘時にその部分に照準を合わせて攻撃すると大きなダメージを与えられるというシステムが特徴的だった。ステージは山岳・森林・氷河・コンビナート・都市・地底(地下)の六つ。但し、地底(地下)はある条件を満たさないと行くことができない上、ラストボスにたどり着くどころか、エンディングを迎えることが出来ない。また一部のステージで何かに困っている怪獣がいるので、その助けになると重要アイテムが入手できる。このゲームには経験値、貨幣、守備力の概念がなく、敵を倒し続けると攻撃力が、イベントをクリアしたり、逃げ続けたりすると素早さが上がる。1990年4月7日、開発元はユタカで、バンダイよりファミリーコンピュータのソフトとして発売。このゲームから、メディアはカートリッジとなった。内容は、前作に引き続いてのRPG。所持金や装備の概念が無く、いわゆる町で武器や防具を購入することではキャラクターを強化できず、全体的に地道な経験値上げが基本になる。また、戦闘画面が『ファイナルファンタジー』(スクウェア・エニックス)タイプのサイドビューになり、戦闘時のアニメーションが豊富となった。コンティニューはパスワード形式で、各地のウルトラ基地で聞くことができる。ちなみに、ウルトラマンが戦闘不能になると、最後にパスワードを聞いた基地に戻されるが、実質ゲームオーバーとなり、全てがやり直しになる。エンディングは『ブレイウッド』(データイースト)のデモサウンドのアレンジ曲である。なお、このゲームは後に『Dの食卓』で著名となる飯野賢治のデビュー作でもある。1991年12月29日、ユタカからファミリーコンピュータのソフトとして発売。内容は、前作に引き続いての『ファイナルファンタジー』タイプのRPG。ウルトラマンたちが使うカプセル怪獣として、ジェットビートル等の防衛チームのメカが使用できる。なお、必殺技の発動条件が変更され、HPが残り僅か(HPウインドウに表示されたカラータイマーが青から赤に変化)となった時に初めて使用可能となる。また、味方全員のカラータイマーが赤の状況では、敵全体を無条件で即死させる合体必殺技が使える。しかし、ボス戦では必殺技やカプセル怪獣が使用不可という制約が存在する。今作のゲームオーバーは味方の全滅後、そのままタイトルに戻される仕様となった。また、コンティニューがバッテリーバックアップ形式になった。なお、今作は経験値の概念が存在せず、レベルは特定のボスを倒す、仲間の加入及び離脱、重要イベントをこなすことで上がる特殊なシステムとなっている。また、敵を20体(ボス含む)倒すごとに各キャラクターの能力値(力や守り等)が上昇する。どの能力が上昇するかは、キャラクター別に固定されている。なお、各地の宿屋では敵を20体倒すごとに目盛りが1段階上がるグラフを確認できる。表記に★がついているのはボス怪獣。1992年12月25日、エンジェルからファミリーコンピュータのソフトとして発売。アクションゲームである。難易度はやや高め。1990年5月2日、バンダイからゲームボーイのソフトとして発売。シミュレーションゲームである。1993年4月23日、バンダイからファミリーコンピュータのソフトとして発売。データック専用ソフトである。
出典:wikipedia
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