肥田 晧三(ひだ こうぞう、1930年(昭和5年) - )は、日本の書誌学者、日本文学者。大阪市中央区生まれ。大阪府立高津高等学校を病気のため1953年(昭和28年)に中退。長期療養を経て、1968年(昭和43年)、大阪府立中之島図書館嘱託として古典籍整理の仕事に就く。その後関西大学に勤務し、図書館嘱託、文学部講師を経て、1984年(昭和59年)、文学部教授に就任。1990年(平成2年)に退職するまで書誌学、近世文学の講義をおこなった。1989年には、「上方学藝史叢攷」で関西大学文学博士を取得した。大阪庶民文化史、近世文学、上方芸能史、大阪近代文学史等を研究。『近世子どもの絵本集・上方篇』で毎日出版文化賞特別賞を受賞したほか、大和郡山市から第2回水木十五堂賞を受賞した。一時、体調を崩したこともあって、独学での研究生活。多くの大阪資料を蒐集し、独自の視点から見たなにわの文化を「大人の楽しみ」と「子どもの遊び」に焦点をあてて研究した。ジャズ評論もする。
出典:wikipedia
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