『女帝 SUPER QUEEN』(じょてい スーパークイーン)は、倉科遼原作、和気一作作画による漫画である。芳文社発行の漫画雑誌「週刊漫画TIMES」に連載された。単行本は全24巻。後に刊行された愛蔵版や廉価版では、副題をつけずにタイトルを『女帝』としている。本稿では、これを原作とした2000年公開の映画、ならびに2007年にテレビ朝日系列で放送されたテレビドラマについても併せてここで扱う。主人公・立花彩香がホステスとして様々な修羅場をくぐりぬけながら成長し、後に「銀座の女帝」と呼ばれるようになるまでの半生を描いた物語。「女帝シリーズ」の第1作。2000年に小沢真珠主演で映画化され、2007年には加藤ローサ主演でテレビドラマ化もされた。2011年には韓国でもテレビドラマ化されている。原作者・倉科遼はそれまで男性を主人公とした作品を多く手がけていたが、「女性が描きたい!」という思いから始まったのが本作であり、それだけに思い入れが強いという。本作終了後、掲載誌を日本文芸社発行の「週刊漫画ゴラク」に移して彩香の娘・明日香を主人公とした続編『女帝 花舞』が執筆され、番外編として『女帝 花舞 京ふたり』も執筆された。また、本作とストーリー上の繋がりはないが水商売の世界で「女帝」を目指していくホステスを主人公とした『女帝 薫子』(集英社「ビジネスジャンプ」連載)、『女帝 由奈』(小学館「女性セブン」連載、作画は黒川あづさ)も執筆されたことで、本作を含めこれらの作品群は「女帝シリーズ」という呼称が用いられるようになった。シリーズ累計は『由奈』が執筆された時点で250万部を突破している。現在、あだちつよし作画によるシリーズ第5作『女帝NEO 美希』が携帯電話などの電子配信コミックとして配信されている。登場人物にほとんど振り仮名がふっておらず、珍しい苗字や名前も多いので読み方がはっきりしないものが多い。また原作とドラマとで設定が違う人物やドラマ未登場の人物も多い。原作と同じく『女帝 SUPER QUEEN』のタイトルで映画化。2001年2月24日に劇場公開された。『女帝』(じょてい)の番組タイトルで、2007年7月13日から9月14日まで、テレビ朝日系列で毎週金曜日21:00 - 21:54に、ABC・テレビ朝日共同制作の連続テレビドラマ作品として放送された。劇中ナレーションは大森章督が担当している。原作とドラマでは登場人物の設定、ストーリーの展開などで大きく異なっている部分が多い。加藤ローサは本作が連続ドラマ初主演となった。また、映画版で主役だった小沢真珠も出演している。出演者の多くは『夜王』(TBS)、『黒い太陽』(テレビ朝日)、『銭華』(日本テレビ)と、水商売を題材としたドラマに出演した俳優で占められている。『夜王』と『銭花』は本作同様、倉科遼の同名漫画が原作である。2011年8月、倉科の公式サイトにて韓国でもテレビドラマ化されることが発表され、同年10月1日から12月24日まで、韓国Eチャンネル製作により、毎週土曜日23:00 - 23:50(KST)に放送された。
出典:wikipedia
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