西山学院高等学校（にしやまがくいんこうとうがっこう）は、宮城県刈田郡七ヶ宿町にある全日制の私立高等学校。全寮制を採用（七ヶ宿町に在住でも自宅通学不可）。寮でも勉強会を実施している。宮城県と山形県の県境に位置し、七ヶ宿という自然豊かな環境を生かし、陶芸の登り窯や炭焼きの窯などを設置し、青春期に豊かな心を養うことに力を入れている。開校当初は、炭焼きや陶芸などはなく、年ごとに生徒や先生の力で成長している学校である、英・国・数の授業は、レベル別に3段階に分け、進学を目指す。17:00以降に国・数の課外授業をしたり、夜は寮内でのイブニング講座も設けている。本校唯一の特色ある必修教科としての、特設特講にあって、創始者の“建学の精神”を研鑽し、補完するべく、系列から多様多面に精通する講師派遣がなされている。さらに、関係する社会で活躍している人間性高き一流の方を招いて、人間性、社会性智力向上を図っている。一人ひとりが「建学の精神」のもと徳、体、奉、知を身に付け、最高の人生を歩むことのできる教育です。“建学の精神”に基づいた豊かな心の人間教育“建学の精神”に基づいて、徳・体・報・知を兼ね備えた青年を育成し、新しい時代に広く社会に受け入れられ、社会に役立つ人材を育成することを目的とする。全寮制による24時間の一貫した教育体制の中で行き届いた学習指導と生活指導を行い、一人立つの精神で新しい時代をリードし、社会に貢献できる人間教育を目指す。本校の全寮制教育機関から、海外の特別な国との交流に限ることなく、個人、集団の区分なく、教育実習の場を提供し、海外からの生徒、学生、社会人などが求める教育実践のために、生徒寮生として全く同じ立場で、授業・生活するという学びの交流を行っている。（2007年度はオーストラリア女性弁護士の招致、2008年度はイギリス・フランス・アメリカ弁護士の招致）3年生になると、海外研修がある。週2回行っているオーラルコミュニケーションの実践の場であるとともに、海外での集団行動は、仲間意識を強め、団結心を深め、気づきあう良い訓練にもなる。また、ハワイ研修にあたっては、必ず、マカハの地に記念植樹をしたり、パールハーバーをはじめとするハワイ諸島の歴史、文化を学ぶことで日本人としての意識、戦争に対して深く考えるきっかけともなり、成長の一課程として大きな体験となっている。

出典:wikipedia