雲ノ平(くものたいら)は、富山県富山市の黒部川源流部に位置するなだらかな溶岩台地。飛騨山脈の中部山岳国立公園内にある。別名は、奥ノ平。雲ノ平は祖父岳火山により形成された。黒部川の本流とその支流岩苔小谷に挟まれた標高2,500~2,700mの日本で最も高い位置にある溶岩台地である。面積は25万平方メートル。池塘と岩が点在する高山植物の宝庫であり、それぞれ○○庭園と名付けられた庭園がある。北アルプスの最深部に位置するため、どの登山口からでも当日中にたどり着くことが困難である。日本最後の秘境と呼ばれる。上部は森林限界のハイマツ帯で、祖母岳や庭園の登山の一部に木道やベンチが設定されている。雲ノ平には、祖父岳(2,825m)と祖母岳の二つの山がある。雲ノ平にある高山植物の群落地には、以下のような8つの庭園名称が付けられている。雲ノ平で見られる主な高山植物は以下である。飛騨山脈の最深部に位置し、周辺には植物保護のため木道などによる登山道が整備され、各方面からの多数の登山ルートがある。以下が雲ノ平山荘までの一例である。折立からのルートが最短ルートである。1956年9月に開設された湯俣温泉から三俣山荘までの伊藤新道は荒廃して通行困難となっている。NHK総合テレビジョンの特別番組『夏の北アルプス あぁ絶景!雲上のアドベンチャー』(2009年9月23日放送)にて、雲ノ平が紹介された。雲ノ平のほぼ中央の高台に、 1961年(昭和36年)に伊藤正一が建設した雲ノ平山荘(収容70人)がある。その700m程東方に、キャンプ指定地(約テント50張り、給水施設あり)がある。その北側の標高点(2,576m)のピーク直下南東には無人のコロナ観測所がある。周辺には以下の山小屋がある。
出典:wikipedia
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