オッパショ石(オッパショいし)は、徳島県に伝わる奇石。おばりよんと同種の妖怪という説もある。もとは徳島市二軒屋町に存在し、名のある力士の墓石とされていた。この墓ができてから2~3ヶ月後、石が「オッパショ」と声を出し始めたので、この名前で呼ばれるようになった。「オッパショ」とは「背負ってくれ」という意味で、言われるがままに石を背負うと、最初は軽く感じるものの、次第に重さを増したという。この噂が高まったためにこの石のそばを通る者は少なくなったが、噂を聞きつけた力自慢の男が石のもとを訪れた。確かに「オッパショ」と声を上げるので背負ったところ、次第に重くなり始めた。この石には何者かが取り憑いていると直感した男は、石を力任せに地面に叩きつけたところ、石は真っ二つに割れた。その後、石が声を出すことは無くなったという。現在ではこの石は、徳島市西二軒屋町の城南町境にある無縁墓地に存在する。
出典:wikipedia
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