西塚 十勝(にしづか とかち、1912年7月10日 - 2006年12月23日)は、北海道出身の日本中央競馬会 (JRA) 調教師。元騎手で大正から平成まで競馬と関わり続け、「中央競馬に西塚あり」とまで言われた競馬界の重鎮であった。西塚は様々な災難を逃れてきた驚異的な強運の持ち主であったことでも知られている。長男は同じく元調教師の西塚安夫(養子のため血の繋がりはない)、孫はかつて安夫厩舎に所属し、安夫の死後は移籍して現在は尾関知人厩舎の調教助手である西塚信人が務めている。自身が両親を亡くして苦労をしてきた経験から、身寄りのなくなった知り合いの子供や養護施設の子供を引き取るなど、慈善活動にも力を入れていた。なお、西塚は結婚はしたが血の繋がった子供はいなかった。西塚は調教師としてもコマミノル(オークス)やミスカブラヤ(エリザベス女王杯)などで大競走制覇の実績を残しているが、日本の事件・事故史に残る様々な災難をあわやのところで逃れてきたことから、「厄除大師」「ミスター強運」などの異名を持つほどであった。テレビ番組『ザ!世界仰天ニュース』でも取り上げられたことがある。なお、関東大震災以外はすべて現地の愛人宅で過ごしていたために難を逃れたというのが真実であるとする、親族や牧場オーナーの証言も死後に伝えられている。もっとも、この様に災難に対しては強運を持つ人物ではあったが、いざ本業の競馬となると、ダービー馬カブラヤオーについて、生産牧場である十勝育成牧場の共同経営者であったにも関わらず、馬体のみすぼらしさから、「馬房が一杯で空きがありませんので勘弁してください」という理由をつけて、自ら預託引き受けを断ってしまったというエピソードがある。※太字は門下生。括弧内は厩舎所属期間と所属中の職分。
出典:wikipedia
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