「マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン」(=私の心は生き続ける)は1997年の超大作映画『タイタニック』の主題歌。アカデミー歌曲賞を受賞した。作詞はウィル・ジェニングス、作曲はジェームズ・ホーナー、プロデュースはサイモン・フラングレン、ジェームズ・ホーナー、ウォルター・アファナシエフ。歌はセリーヌ・ディオンである。元々は1997年のセリーヌ・ディオンのアルバム『レッツ・トーク・アバウト・ラヴ』でリリースされ、アメリカ、イギリス、オーストラリアなど世界各地でナンバーワンを記録した。1997年12月8日にオーストラリアとドイツ、その他の国では1998年1月と2月にそれぞれリリースされた。ホーナーは、『タイタニック』の挿入歌としてこの曲のモチーフになった曲を数曲作曲/構成した。その後彼は、映画のエンドクレジットで使うフルヴォーカルの曲を作ろうとしていた。ジェームズ・キャメロン監督はそのような歌に消極的であったが、ホーナーは積極的に推進し、ジェニングスが作詞をするにこぎつけた。ホーナーにとってそれを歌う最初の候補がディオンであったが、彼女は最初にこの曲を聞いたときレコーディングしたがらなかった。それは彼女が何年もの歌手活動の間経験したことの無い曲であったためであるが、彼女のマネージャ兼夫であるレネ・アンジェリルがデモ版をレコーディングするよう説得した。ホーナーは、キャメロンに歌を提供できるまで待った。キャメロンは何度かそれを聞いた後、「映画の終わりの宣伝」と批判されることを心配したがそれを使うことを認めた。ラジオやディオンのアルバムで聞かれる歌は、伴奏無しで一発レコーディングされた。ホーナー、ディオン、ソニーミュージックは「ディオンの声は完璧」と、最初のレコーディングを使用すると決めた。ミュージック・ビデオは、bille Woodruffによって製作され、1997年の終わりにリリースされた。DVD『ザ・ベリー・ベスト~ビデオ・コレクション~』に収録されている。ディオンのレッツ・トーク・アバウト・ラヴやタイタニックサウンドトラックに加え、『オ・クール・デュ・スタード〜スタジアム・ライヴ〜』、『ザ・ベリー・ベスト』、『ア・ニュー・デイ…ライヴ・イン・ラス・ヴェガス』など、数枚のアルバムにこの曲「マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン」が収録されている。歌の人気の高さにおいては、アメリカとイギリスのいくつかの放送局でこの歌の編集されたバージョンが放送され、映画『タイタニック』でのクライマックスのジャックとローズのやり取りがディオンの歌声の間に挿入された。 後に、2枚目のサウンドトラックアルバム『Back to Titanic』に収録された。フランスでは、「マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン」は「ザ・リーズン」との両面A面シングルとしてリリースされた。この「マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン」はセリーヌ・ディオンの最もヒットした曲となり、また歴史上最も売り上げたシングルの一つでもある。ユナイティッド・ワールド・チャートで世界中でチャートトップに達した他、アメリカのビルボード・ホット100で初登場2週間連続1位を記録したにもかかわらず、ビルボード・ホット100エアプレイでも10週間連続1位を記録した。また、ホット100シングル・セールス部門でも2週間連続1位であった。また68万7000枚の限定版がリリースされるも数週間で完売。アメリカではゴールドに認定された。ドイツでは、「マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン」は、200万枚以上を売り上げ、4xプラチナに認定された。また、イギリス(1,312,551枚)とフランス(1,197,000枚)では100万枚以上を売り、それぞれ2xダイヤモンドとプラチナに認定された。その他の認定は、3xプラチナ:ベルギー(150,000枚)、2xプラチナ:オーストラリア(140,000枚)、オランダ(150,000枚)、ノルウェー(40,000枚)、スイス(100,000枚)、プラチナ:ギリシア(40,000枚)、ゴールド:オーストリア(25,000枚)。日本では「マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン」は2度リリースされた。1998年1月の通常版は20万5300枚を売り上げ、2xプラチナ(20万枚以上)に認定、1998年6月のリミックス版は11万1920枚を売り上げた。それぞれシングルとマキシシングルで発売したためリミックス版はアルバム扱いになり、通常版とは別にゴールド(10万枚)に認定された。カナダでは輸入版のみでリリースされたにもかかわらず14位に達し、それまでで最も上位に達した輸入版シングルの一つになった。ニュージーランドではプロモーションシングル無しのラジオシングルとしてリリースされたため、第34位より上昇することはなかった。また日本のオリコンチャートでも第34位に達し、洋楽部門では最高1位となった。「マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン」は1997年のアカデミー歌曲賞を受賞、グラミー賞では最優秀レコード賞、最優秀楽曲賞、最優秀女性ポップ歌手、Best Song Written Specifically for a Motion Picture or Televisionを総なめにし、1998年のゴールデングローブ賞も受賞した。その他の賞では、ビルボード・ミュージック・アワード ザ・サウンドトラック・シングル・オブ・ザ・イヤー、超大作エンターテイメント賞 for the Favourite Song from a Movie、ビルボード・ラテン・アワード for the First English-language Song to Top Billboard's Hot Latin Tracks Chart、第40回日本レコード大賞特別賞、日本ゴールドディスク大賞ソング・オブ・ザ・イヤーを受賞、2006年にはThe Hits' 50 Greatest Love Songs 第3位になった。2006年にFiveの「Britain's Favourite Break-up Songs」という番組で行われた投票では、「マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン」は第10位にランクし、Songs of the Centuryに認定された。1998年に世界中でベストセラーになったシングルとしてイギリスで「best-selling singles ever in the UK」になった。またAFI's 100 Years... 100 Songsの第14位にもランクし、アメリカ映画史上最も偉大な100曲として紹介された。この曲がリリースされたときの人気の高さ故、この曲はセリーヌ・ディオンの代表曲であるといえる。また、他の2つの映画サウンドトラック、『ボディガード』よりホイットニー・ヒューストンの「オールウェイズ・ラヴ・ユー」と、『ロビン・フッド』よりブライアン・アダムスの「アイ・ドゥ・イット・フォー・ユー」の3曲は1990年代を代表するラヴ・バラードであるといわれている。この曲の世界的な大ヒット以降、多くの映画スタジオやレコード・レーベルがこの曲のインパクトを真似ようとした。「マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン」以前にも多くのサウンドトラックシングルがヒットしていたが、その後『アルマゲドン』よりエアロスミスの「ミス・ア・シング」、『パール・ハーバー』よりフェイス・ヒルの「永遠に愛されて〜パール・ハーバー愛のテーマ〜」などがその後を追った。それぞれ『タイタニック』のテーマと同様、悲劇のラヴバラードをベースに作られ、それなりにヒットしたが、「マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン」ほどの成功ではなかった。作曲者のホーナー自身はその後『ビューティフル・マインド』、『アンドリューNDR114』、『パーフェクト・ストーム』などで映画のテーマから作曲する彼の手法を繰り広げた。ヨーロッパ版CDシングルヨーロッパ版CDシングル#2フランス版CDシングルフランス版CDシングル#2フランス版CDシングル#3日本版CDシングルイギリス版カセットシングルアメリカ版CDシングルオーストラリア/ブラジル/ヨーロッパ/イギリス/韓国版CDマキシシングルオーストラリア版CDマキシシングル#2ブラジル版CDマキシシングル#2ヨーロッパ版CDマキシシングル#2/イギリス版12"レコードシングル日本/韓国版CDマキシシングルイギリス版CDマキシシングル#2|-
出典:wikipedia
LINEスタンプ制作に興味がある場合は、
下記よりスタンプファクトリーのホームページをご覧ください。