江差駅(えさしえき)は、かつて北海道檜山郡江差町字陣屋町231にあった、北海道旅客鉄道(JR北海道)江差線の駅である。電報略号はエシ。江差線の部分廃線に伴い、2014年(平成26年)5月12日に廃駅となった。なお、1988年(昭和63年)2月1日のJR松前線の廃止後は、道内最西端の有人駅であったが、廃止に伴いその座を八雲駅に譲った。江差線廃止後の2016年(平成28年)8月15日現在も駅舎は残されているが、2016年度中に解体される予定である。跡地は近隣の町営住宅と合わせて、町営住宅の建て替えや若者向け住宅の建設が計画されている。駅の看板などのゆかりの品は、江差町郷土資料館に移されて展示されている。また江差駅の駅弁だった「2段のり弁当」は江差町内のレストランで2015年現在も食べることができる。かつては貨物側線が多く存在し、急行「えさし」も発着していたが、晩年は単式1面1線ホームの地上駅だった。木古内ブロック所属の社員配置駅(管理駅)であった。江差線神明駅 - 上ノ国駅間を管理していた。窓口営業時間外は駅員不在のため、夜間連絡先は木古内駅となっていた(湯ノ岱駅を除く)。駅舎にはみどりの窓口があった。自動券売機が設置されていたが撤去された。トイレもあったが、営業時間外は施錠されていた。改札業務は行っていなかったほか、普通列車はすべてワンマン列車のため、列車の乗降は無人駅と同じ扱いとなる。また、冬期間は除雪の関係で当駅で滞泊せず、湯ノ岱駅まで回送し滞泊していた。日本海からほど近い丘の上にあり、町の中心地までは徒歩で15 - 20分ほどかかる位置にあった。2014年(平成26年)5月12日から、前日をもって運行を終了したJR江差線の代替バスとして、函館バスが「江差木古内線」を運行しているが、当該路線は「江差ターミナル」、「南ヶ丘団地」を経由「道立江差病院」に発着、旧駅前には乗り入れていない。
出典:wikipedia
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