笹目橋(ささめばし)は、東京都板橋区高島平と埼玉県戸田市堤外の間で荒川および新河岸川に架かる、国道17号新大宮バイパスおよび都県道68号練馬川口線(重複)の上り線の橋と下り線の橋と、それらの間にある首都高速5号池袋線の橋の、計3本の密接する橋の名称である。橋の途中、板橋区新河岸の区域とわずかに和光市下新倉の市域に掛かる。上流側から新大宮バイパス下り(4車線+自歩道)、首都高速5号池袋線(上下各2車線)、新大宮バイパス上り(4車線+自歩道)の3本の橋が並んで架かっており、下り線のみ一段低くなっている。また、埼玉県の第一次特定緊急輸送道路に指定されている。全長はいずれも621.7 mで、荒川河口からの距離は約28.8 km。歩道はいづれも国道17号の橋に設置されており、上り線の橋は下流側、下り線の橋は上流側に設置されている。上り線の橋の歩道は荒川の堤防の天端を通る道路に接続されている。アプローチ区間は首都高速を除き、両岸側とも築堤となっている。首都高速開通まで首都高速用に建設された中央の橋は、暫定的に新大宮バイパス上りとして使用されていたことがある。押切橋の上流付近より続く荒川中流域に分布する広大な河川区域はこの橋の上流側までで、この橋より下流側は狭窄な河川敷となる。その上流側の河川区域は荒川第一調節池(彩湖)があり、荒川近郊緑地保全区域に指定されている。また、この橋を境に上流側は荒川上流河川事務所、下流側は荒川下流河川事務所の管轄となっている。堤内地は物流の拠点で、倉庫が数多く立地する市街地となっている。2011年3月11日、東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)で発生した津波が房総半島を回り込んで東京湾に入り込み、荒川など東京湾に注ぐ川を遡上し、笹目橋では50cmの津波が観測され、荒川を遡上した津波は最終的に埼玉県志木市の秋ヶ瀬取水堰(笹目橋から3つ隣の橋である秋ヶ瀬橋の上流側)にぶつかって止まった。
出典:wikipedia
LINEスタンプ制作に興味がある場合は、
下記よりスタンプファクトリーのホームページをご覧ください。