稲富 修二（いなとみ しゅうじ、1970年8月26日 - ）は、日本の政治家。民進党所属の元衆議院議員（1期）。福岡県大野城市出身。白陵中学校・高等学校卒業後、1995年に東京大学法学部政治学科を卒業。丸紅株式会社に入社し、1996年退社。松下政経塾に17期生として入塾し、2000年に卒塾。2002年には米国コロンビア大学公共政策大学院を修了。2005年、第44回衆議院議員総選挙に民主党公認で福岡11区から出馬し、落選。2007年、民主党・社会民主党の推薦を受け、福岡県知事選挙に出馬したが、現職の麻生渡に敗れ落選。2009年、第45回衆議院議員総選挙で福岡2区から出馬し、自由民主党元副総裁の山崎拓を破り初当選した（山崎は比例復活も叶わず落選）。2009年、初当選直後、稲富氏個人に渡った2007年4月の知事選で政党交付金を原資とする約1,900万円余りの金が使途不明となっていることが分かる。同年9月4日、福岡県庁で記者会見を行うも第三者に金がわたっているにも関わらず預かり証がなく、現金の存在を証明する書面もないが約1900万円の余剰金は、稲富氏側の政治団体や政党支部への寄付が行われていないことが確認されていた。2012年、第46回衆議院議員総選挙では、自民党新人候補の鬼木誠に3万7000票以上の大差をつけられ敗れ、比例九州ブロックでの当選もならず、1期で議席を失うこととなった。2014年、第47回衆議院議員総選挙では、再び鬼木誠に1万8000票以上の差をつけられ敗れ、比例九州ブロックで民主党の最下位当選の緒方林太郎（福岡9区）に惜敗率で及ばず、落選した。

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