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銃夢 LastOrder

『銃夢 LastOrder』(ガンム ラストオーダー、"GUNNM LastOrder")は、木城ゆきとのSF格闘漫画作品、および『銃夢』の続編である。集英社の雑誌『ウルトラジャンプ』にて2000年から2010年にかけて100話を連載するが、『銃夢』新装版における台詞修正を巡る集英社法務部との諍いにより連載終了し、講談社へ移籍して2011年3月22日発売の『イブニング』2011年8号より連載再開、2014年1月28日発売の同誌2014年4号まで連載された。後述する前作との区別のため、『銃夢LO』『LO』という通称で呼ばれることもあり、本項目でも以降、本作を『LO』、前作を『銃夢』と呼称する。集英社より本編15巻、外伝1巻が発刊されていた。後に講談社より、UJ版コミックスの続きとして16 - 19(完結)巻および集英社初出分本編に短編読切を一本ずつ収録した「NEW EDITION」が全12巻刊行されている。本作の内容は、前作『銃夢』に引き続き、全身サイボーグで戦闘技能に優れた少女ガリィが、「機甲術」(パンツァークンスト)と呼ばれるサイバネティクス格闘技術を駆使してさまざまな強敵と戦うという、サイバーパンク格闘アクションとでも言うべきストーリーである。他惑星への植民、惑星改造、不老不死技術等のオーバーテクノロジーが実現された未来世界を舞台とする。『銃夢』には本来「宇宙編」の構想があったものの、連載末期に様々な事情により連載の継続が困難になり、急遽物語に一応の決着をつける形を取って終了した。このため十分に回収されないまま残った伏線が多く、作者にとっても不本意な形での終了であった。その結末を「なかったこと」にし、ストーリーを分岐させて新展開を始めたものが本作である。旧版の単行本9巻の155ページから直接LOの冒頭とリンクしており、愛蔵版の結末はこのつながりを考慮して、旧版の終幕部分を削除している。作者自身が明かしている通り、作品としては終了前既にガリィがザレム、イェールを経て宇宙へ行く「宇宙編」の構想があったが、人間としての限界の中で土壇場でネームを変更して「ザレム墜落」のエピソードを執筆したと語っている。そして、1996年から1997年にかけて執筆した外伝を機に別メディアで「宇宙篇」を描くことを構想し、それは1998年にPS版ゲーム『銃夢〜火星の記憶』として実を結ぶ。そして、完全版刊行を「宇宙篇を漫画として描く最後のチャンス」として、『銃夢 LastOrder』の連載に踏み切ったとしている。『LO』連載に当たって、当時連載していた『水中騎士』の連載を一時中断するに至るが、あくまで水中騎士は「中断」であり、必ず結末を描くことをファンに約束している。『LO』執筆の理由は公式サイトに本人付けのコメントが記されており、具体的にはPS版ゲームで構想された「宇宙篇」を基にしている。なお、副題の「LastOrder」は、劇中で主人公ガリィがある人物から「人類への最終指令」を下すエージェントの役割を託される事に由来する。『銃夢』の花崗岩堂での戦いにおいて一度は宿敵ディスティ・ノヴァ教授に勝利したガリィ。しかし、予備の脳チップにより復活したノヴァの罠によりガリィは殺害され、爆散した彼女の遺体の一部は空中都市ザレムに持ち込まれる。ノヴァはザレムにおいてガリィの脳組織を復活させ、宇宙兵器「バーサーカーボディ」を参考に彼が設計し開発したナノマシンベースの戦闘用サイボーグボディ「イマジノス体」を与える所から物語は始まる。だが、復活を果たしたガリィが目にしたのは、何者かに惨殺され放置されたノヴァの死体と、ノヴァ自身が彼女宛に残したインタラクティブメッセージであった。思わぬ形でザレムへの進入を果たしたガリィ。しかし、前作の舞台であるクズ鉄町の人々から天上人の住まう楽園と考えられていたザレムでは、ノヴァが海賊放送で無差別に流した「ザレム人の秘密」により、住民が暴徒と化していた。さらにこれを鎮圧しようとする治安維持マシーンと両者から身を守るために武装した子供らによる、三つ巴の殺戮と破壊が渦巻く混迷した状況を迎えていた。ザレム人の友人ルゥ・コリンズの消息を確かめるため動き出すガリィ。その過程での様々な敵との戦いの中で、ガリィ自身の失われた過去の記憶、そしてクズ鉄町やザレム、さらにその外の太陽系をも含めたこの世界の成り立ちが次第に明らかとなっていく。以下に所属する組織・団体別に登場キャラクターを示す。森羅天頂武闘大会(ZOTT)に出場するために即席で結成されたチーム。当初は ZOTT のお祭騒ぎを利用してイェール最深部にあるコンピュータシステムにアタックを仕掛けるための目晦ましとして活動する。実際にはメンバー其々の思惑があって戦いに身を投じるが、最終的には「地上の独立自治権」を手に入れるための闘いとなる。太陽系条約調停議会( LADDER )とは、空中都市ザレムと軌道エレベータで直結された宇宙都市「イェール」を本拠とする議会。議会直轄部隊「NEW ORDER」を持つ。火星に複数存在する勢力のひとつで、国家政策として不老不死化を否定している。このため児童歩兵の保護に努めたり、行き場を失った星の保育園協会の亡命を受け入れ等の活動も行っている。専ら実権の無い弱小国ではあるが、LADDERによって宇宙条約上の正当性を唱えられており、外交力だけで自治権と中立を保っている。星の保育園協会(S.N.S/ステラ・ナーサリー・ソサエティ)は、同世界では不老不死技術の発達から人口抑制政策もあって違法とされる子供(児童)の保護し、15歳になるまで養育を行っている団体。カエルラ・サングウィスによってes.494年(2450年)に設立された。こういった児童らは作中世界では簡単に処分されてしまう存在であり、こういった権力側の弾圧に対抗して武装組織ともなっている。多くの武人を擁しており、一介の保育士であっても相当な体術を心得ている。ガントロールとは彼らの母艦の名であり、そのままZOTT参加時のチーム名でもある。宇宙天使隊と1回戦で対戦する。月船教団(スターシップ・カルト)はバネ足ジャックにより設立され、月面都市を中心に活動していたサーカス団だった。しかし後に団員メイザース・フーフォンによりカルト団体化し、集団自殺や殺人教唆を行ったため指名手配されている。宇宙天使隊と2回戦で対戦する。人権のない子供たちが学べない現体制に憂いを感じた刀耳が、老若男女分け隔てなく諸流派の空手を修業できる「空手星」を作らんと集めた空手家たち。尚、刀耳も所属する最大の宇宙空手団体「超電磁空手」は現在正反対の思想を示しており、流派としてのバックアップは無いに等しい。宇宙時代における空手道は、対サイボーグ武術へと発展されている。フルコンタクト空手やキックボクシングの流れを汲む流派が多数派だが、超電磁空手など沖縄古流空手を源流とする流派も存在する。木星系連邦は、太陽系において金星共和国と双璧を為す大国である。木星を球殻で包むトポスフィア(未完成)やガリレオ衛星、さらにトロヤ小惑星群を領土とする広大かつ豊かな国で、現実の共産主義国家をイメージさせる全体主義的な描写が多い。小惑星帯や火星、土星の衛星群の支配権を巡り金星とは対立関係にある。全住民にサイボーグ化が義務付けられており、人間はもちろん猫や牛まで多面体型のロボットのような姿をしている。ZOTTには大国の威信を賭けて参加しており、Aブロック準決勝からシードで出場、宇宙天使隊と対戦した。過去5回の優勝経験を持つ。金星共和国は、太陽系において木星系連邦と双璧を為す大国である。資源が乏しいため微細加工技術が発達しており、ナノテクノロジーが大幅に制限されてからはバイオテクノロジーが極めて高度に進化した。その技術は「バイオプリンター」と言う機械で脳髄のみの状態からでも遺伝子情報から10日ほどで全身を再生することが可能。住民たちは皆、ハンプティ・ダンプティのような姿に自身を改造しており、人間を含む様々な生物を遺伝子改造することで食材、家具から乗り物まであらゆる用途に使っている。テラフォーミングに必要な資源を巡って、木星系連邦とは対立関係にある。ZOTTでは大国の威信を示すため、Bブロック準決勝からシードで出場、過去4回の優勝経験を持つ。木星系連邦と違い自由競争主義を基本としているため、ZOTT出場チームはプレ大会「金星杯」を行って決定する。血族(コグニート)は、作中における吸血鬼の呼称である。本作中では、吸血鬼はある致死性の高い特殊な感染症をもたらすウイルスに感染し、それを耐えて生き延びた者が身に着けた特異体質として説明されている。吸血習慣・不老・超人的な筋力、感覚、特殊能力を有する。あくまで人間であるため不死ではなく、十字架やニンニクに弱いといったこともないが、生殖能力を喪失している他、日光に対してアレルギーを持つ。ヴィルマ・ファキーリ(=カエルラ・サングウィス)を主人公とし、現代文明と作中世界を繋ぐ時代を描いた「文明崩壊編」(単行本8・9巻)の登場人物群である。作中、特に文明崩壊編から宇宙時代の幕開けに至るまで人類を指揮した独裁者アーサー(ヴィルマの古い知人)にちなみ、LADDER関係の用語にはアーサー王伝説にちなむ固有名詞が多数含まれている。

出典:wikipedia

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