大日寺(だいにちじ)は、徳島県徳島市一宮町に位置する寺院。四国八十八箇所霊場第十三番、四国三十三観音霊場第五番札所。大栗山(おおぐりざん)、花蔵院(けぞういん)と号す。宗派は真言宗大覚寺派、本尊は十一面観音。本尊真言:おん まか きゃろにきゃ そわかご詠歌:阿波の国 一の宮とや ゆうだすき かけてたのめや この世後の世寺伝によれば、弘仁6年(815年)に空海がこの付近にある「大師が森」で護摩修行をしていると大日如来が現れてこの地が霊地であるから一寺を建立せよと告げた。そこでその大日如来の姿を刻み、堂宇を建立して本尊として安置したという。天正年間(1573年 - 1592年)に長宗我部元親の兵火によってすべて焼失したが、徳島藩3代藩主蜂須賀光隆によって再建された。その後阿波一宮神社の別当寺となり、江戸時代には一宮神社が札所とされていたようである。明治の神仏分離によって阿波一宮の本地仏であった行基作といわれる十一面観音を移して本尊とし、大日如来は脇仏とされた。現住職の金昴先は韓国の伝統舞踊家として1995年に訪日し、翌年に前住職と結婚し男子を出産。2007年に夫が死去すると後を継いで、八十八箇所霊場で唯一の外国籍住職となった。統一教会の公演行事では仏教を代表して舞踏を披露するなど教祖の文鮮明を讃える役割を務めている。県道に面した山門を入ると向かいにしあわせ観音が見える。しあわせ観音を背にして右手に手水場があり、左に大師堂が建つ。右奥に入っていくと大師堂と向き合う形で本堂があり、その左手に地蔵堂がある。納経所はしあわせ観音の後にある。
出典:wikipedia
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