グレート・ウェスタン・レールウェイ (Great Western Railway、GWR) は、イギリスの列車運行会社で、イングランド西部・南西部およびウェールズ南部の路線を運営している。親会社はバス・鉄道最大手のファーストグループ。2015年9月20日にファースト・グレート・ウェスタン (First Great Western、FGW) から社名を変更した。ロンドンのターミナル駅はパディントン駅。イギリス国内で運行されている寝台列車2つのうちのひとつ、ナイト・リビエラを運行している。またヒースロー・エアポート・ホールディングスとの合弁事業でヒースロー・コネクトを運行している。2006年4月1日より、それまでの長距離列車を運行していたファースト・グレート・ウェスタンに加え、姉妹会社でロンドン西郊やオックスフォードなどへの列車を運行していたファースト・グレート・ウェスタン・リンク(, 旧テムズ・トレインズ)、ナショナル・エクスプレス・グループ () 傘下でイングランド南西部のローカル列車を運行していたウェセックス・トレインズ () の3つの運行会社、フランチャイズを合わせたグレーター・ウェスタン・フランチャイズの営業者になり、各運行会社の列車運行を統合した。以降、正式社名はFirst Greater Western Ltdとされているが、ブランド名はファースト・グレート・ウェスタンが一貫して使用されている。これより以前はロンドンからイングランド南西部、ウェールズ南部への都市間列車をHST (High Speed Train) ことインターシティー125と180系気動車「アデランテ」などにより運行していた。ブランド名はファースト・グレート・ウェスタンであったが、正式社名はファーストグループに買収される前からの名前であるグレート・ウェスタン・トレインズ会社 (Great Western Trains Company Limited) であった。このフランチャイズへの競争入札にはファーストグループの他、ナショナル・エクスプレス・グループ、ステージコーチ・グループ () が参加した。2015年9月20日、社名をかつてのグレート・ウェスタン鉄道にちなむグレート・ウェスタン・レールウェイ(GWR)に変更した。車両の塗装も新たに旧GWRを意識した濃緑色を採用している。ナイト・リビエラは、ファースト・グレート・ウェスタンが運行するロンドン・パディントン駅からイングランド南西部のエクセター、プリマス、ペンザンスを結ぶ寝台列車である。ファースト・スコットレールのカレドニアン・スリーパー(ロンドン・ユーストン駅 - スコットランド間)と並び、イギリス国内に現存する2つの寝台列車のうちのひとつでもある。リビエラとはイタリア語で海岸などを意味する語で、コーンウォール地方の風光明媚な海岸線はコーニッシュ・リビエラと呼ばれている。2005年をもって夏季の週末にのみの連結されていたイギリス最後のカートレインが取りやめになり、また新フランチャイズスタート直後の2006年4月2日より、途中駅のプリマス駅での増解結による始発・終着車両もなくなった。
出典:wikipedia
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