超巨大戦艦(ちょうきょだいせんかん)は、『さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち』(以下、『さらば』)及び『宇宙戦艦ヤマト2』(以下、『ヤマト2』)に登場する架空の宇宙戦艦。デザイン担当は松本零士、宮武一貴。艦橋内部設定のみ『ヤマト2』製作時に板橋克己によって改めてデザインされている。白色彗星帝国のガトランチス本星(都市要塞)に収納されていた艦で、白色彗星帝国が保有する最大級の宇宙戦艦。アナクロニズム造船所製のプロトタイプ、艦名は「戦艦パラドックス」との設定がある。都市要塞崩壊前はその一部として機能しており、機関は補助動力として直結されていた。彗星帝国の都市要塞の崩壊後に登場する最後の切り札であり、『宇宙戦艦ヤマトシリーズ』に登場する宇宙要塞を除き、艦艇では最大級のスケールを誇る。全長は資料によって様々で、12.2kmとも、8kmとも言われる。小説版では「日本列島に及ぶ」との記述がある(同小説版では、白色彗星帝国自体がアメリカ大陸並のサイズと記されている)が、『ヤマト2』ではこの艦を収納していた都市要塞(白色彗星帝国)の直径が日本列島より短い。作品リリース当時は資料、プラモデルなど『超弩級戦艦』という表記も多かった。しかし超弩級戦艦という言葉は元来、1906年就役の英国戦艦ドレッドノート号を超えるクラスの戦艦という意味なので、登場時の描写は、『さらば』と『ヤマト2』で使い回しされているためほぼ同じである。2度までも勝利を確信したヤマトクルーの眼前で、炎に包まれた要塞都市より鎌首をもたげ、下部岩盤を割り砕き上部の超高層ビル群をなぎ倒しながら浮上、ヤマトと対峙する。『さらば』では超巨大砲以外の能力は特に見せなかったが、『ヤマト2』では多数の砲塔による砲撃をヤマトに対して行っている。プレイステーション用ゲームソフト『さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち』では、宮武一貴により、再デザインされ、新たな設定と描写が追加された。艦名が超巨大戦艦ガトランティスとなった。超巨大砲は月に向けて砲を撃つ際、本来の力で撃つと地球ごと吹き飛ばしてしまうため手加減するようにズォーダーが部下に注意するシーンがある。それ以外にも砲の光線の色が他の艦船と同じ赤紫色となった。本作では四連装と三連装以外にも連装砲塔を多数装備しており、この砲塔は艦から分離して独立した戦闘能力を持つ戦艦になる。それぞれの砲塔に番号と艦名が付けられているようである。分離式第37番機動砲塔・殲滅戦艦「アスタロス」がヤマトの相手をした。全長はヤマトとほぼ同じ。普段はガトランティスの砲塔として収納されているが、戦艦モードになると垂直ノズルを噴射して分離、宇宙空間で「裏返し」になり、縦に折り畳まれたミサイル発射ユニットが艦橋を囲むように横に展開される。艦橋は砲塔として機能している時も収納などはされずそのままの形である。
出典:wikipedia
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