「氷雨」(ひさめ)は、演歌歌手・佳山明生の1977年のデビュー曲。1982年に日野美歌らとの競作で発売され、翌1983年には佳山・日野の2人共に大ヒット曲となった。作詞・作曲はとまりれんによる。1977年12月にデビュー・シングルが発売された後、1981年12月に再発売、1982年7月に再々発売された。再々発売盤は翌1983年に80万枚近いセールスを記録し、佳山にとっては唯一のヒット曲である。また、1982年10月には箱崎晋一郎、12月には日野美歌によるカバー・シングルも発売され、競作となった。佳山盤(再々発売盤)・箱崎盤・日野盤を累計した売上は約150万枚に達した。1983年2月3日放送のTBSテレビ『ザ・ベストテン』の「今週のスポットライト」のコーナーには、佳山と日野の2人が出演し、1番を佳山、2番を日野が歌唱した。また、28日放送のフジテレビ『夜のヒットスタジオ』でも、佳山・日野の2人がデュエットで披露している。2012年10月7日放送のテレビ東京『日曜ビッグバラエティ カラオケ★バトル10』で、日野が本家の佳山に挑戦する形での勝負があり、カラオケマシンの採点は、先攻の日野が89.334点、後攻の佳山が93.148点で、佳山が勝利した。デビュー盤と再発盤は全くヒットはしなかったが、再々発盤は競作となった日野美歌のシングルとともにヒットし、「第25回日本レコード大賞」ロングセラー賞を受賞した。再々発盤は、発売から7ヶ月後にオリコンのトップ10に初登場。デビュー盤(1977年12月)再発盤(1981年12月)再々発盤(1982年7月)日野美歌の2枚目のシングルとして、1982年12月5日にユニオンレコードのレーベルでリリースされた。日野はこの曲で1983年の『第34回NHK紅白歌合戦』に初出場を果たした。オリジナルの歌詞と異なった個所が存在する。一時期徳間ジャパンコミュニケーションズのジャパンレコーズレーベルに在籍し、葵司朗とのデュエット曲「男と女のラブゲーム」がヒットしたがジャパンレコーズ発売のいわゆる“全曲集”などでも「氷雨」はテイチク・ユニオンレコードから原盤貸与を受けてオリジナルバージョンが収録されていた(通常では移籍後の新録音というパターンが多い)。
出典:wikipedia
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