タテジマキンチャクダイ "Pomacanthus imperator" (縦縞巾着鯛、英名:、エンペラー・エンジェルフィッシュ)は、スズキ目スズキ亜目キンチャクダイ科に属する魚。全長40 cm。幼魚と成魚とでは、まるで別種のように色彩や模様が違うが、食性は変わらない。上で述べたように、キンチャクダイ科の多くは成魚と幼魚とでまったく違う模様を持つ。成魚と違った模様を持つことによって縄張りに入っても攻撃されない、これも理由の一つとされるが、模様の違いには他にもいろいろな説があり、ここでいくつか挙げてみる。以上、代表的な説である。他にももっといろいろな説がある。良く似た種として、サザナミヤッコがいる。しかし、いずれも幼魚期までであり、成魚はどちらも独特のもようである。2cmまでの個体はサザナミヤッコの幼魚と似ているため区別が難しいがサザナミヤッコの幼魚は吻端から背中に白線縦線があるが本種にはそれがない。主に外海の岩壁の穴や割れ目などで観察される。また、本州で見られるのは黒潮に乗って流れ着いた幼魚のほうで、成魚はめったに見られない。やはり、ほかのチョウチョウウオなどの南方系の魚と同じ死滅回遊魚であり、水温が急に下がる1月ごろから死んでしまうため、見られなくなる。沖縄などでは普通種であり、サンゴの根や割れ目などにいる。意外と狭いところを好む。雑食性のためなんでも口にするが、やはりサンゴのポリプをかじる。そのほか、プランクトンや藻類などを食べる。本州の伊豆半島から西日本の太平洋側では夏ごろから12月まで稚魚や幼魚が採種される。太平洋(イースター島を除く)、インド洋、相模湾以南の潮溜まりや浅い岩場の沿岸などで見かける。キンチャクダイ科では最も生息範囲が広い種の1つである。そのため、地域により個体差がある。現在、「太平洋型」と「インド洋型」に分けられる。日本などで見られる「太平洋型」は背びれ後方の軟条部が長く伸びる。インド洋などで見られる「インド洋型」は背びれ後方の軟条部が長く伸びることはなく丸い。
出典:wikipedia
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