オーパイ株式会社は、かつて総合飲料メーカーとして営業していた企業である。乳酸飲料「オーパイ」を初めとする清涼飲料水のほか、ゼリー、冷菓、みりん風調味料などの製造販売を行っていた。さらにガラス瓶、ペットボトルなどの卸売を手掛けていた時期もある。同社のみりん風調味料はで知名度が高く、同社は日本で4位のシェアを持っていた(1991年時点)。CMには広島出身のタレント・柏村武昭(現・政治家)が出演していた時期もあった。ちなみに社名のオーパイは「王様の杯」を意味する造語である。乳酸飲料から誤解されやすいが、おっぱいとは関係がない。「王様の杯」→「王(の)杯」→「オウパイ」→「オーパイ」1963年、ガラス瓶卸売業者「株式会社清水商店」の子会社として広島県広島市に設立された。主に西日本で営業を行っていたが、1988年、群馬県利根郡月夜野町(後のみなかみ町)に関東工場を新設し、東日本に進出。他の飲料メーカーや流通業者向けのOEM商品も手掛けて事業を拡大していった。1994年には清水商店と合併している。1997年度には売上高が127億円に達したが、同年、経営者が交通事故のため急逝。翌年から自社製品の売上不振などが原因で赤字に転落。不採算部門からの撤退などを進めたものの、2000年、資金繰りが悪化し民事再生法の適用を申請した。その後、広島県内の資産を売却して本社を関東工場内へ移し、一時は250種以上あった自社ブランド商品の多くを生産中止として、OEM専業メーカーに近い形でペットボトル飲料の製造を続けた。2004年に再生手続きを終結したものの、受託先の飲料メーカーが製品の内製化を進めるなどして受注が減少し、2007年3月には再び民事再生法の適用を申請するに至る。同年6月にハルナビバレッジ株式会社と事業譲渡契約を結び、土地建物、設備、従業員等がハルナビバレッジが新たに設立した子会社「タニガワビバレッジ」へ引き継がれることとなった。同社が自社ブランドで発売していた商品の一部を列挙する。
出典:wikipedia
LINEスタンプ制作に興味がある場合は、
下記よりスタンプファクトリーのホームページをご覧ください。