『嗚呼!!花の応援団』(ああ!!はなのおうえんだん)は、どおくまんによる日本のギャグ漫画、およびそれを原作とした映画作品。1975年から双葉社の『週刊漫画アクション』に連載された、どおくまんの出世作。大阪南部の田舎にある設定の架空の大学・南河内大学の応援団を舞台に展開する、暴力、下ネタ、スカトロネタなども極めて多いお下劣ギャグ漫画。怪力の親衛隊長・青田赤道(あおたあかみち)が暴れ回って周囲に迷惑を及ぼすことがあらすじではあるが、そのほかの登場人物にもスポットライトが当てられることも多く、またギャグが控えめで涙をさそう人情話もまれに挿入される。稚拙だが力強い絵柄がストーリーによくマッチしており、ヒット作となった。しかし、連載開始前、当時のアクション編集部は「便所の落書き」と評しており、作品の掲載を拒否していたが、当時のどおくまんの担当編集者が自身の首をかけて掲載を断行したというエピソードもある。連載途中より「クェックェックェッ」「ちゃんわちょんわ」「役者やのう」などの独特の言葉を生み出しており、唯一の女性レギュラーで青田に恋焦がれている質屋の娘「みすず」のその容貌や独特の言葉もリアルタイムの世代に大きな印象を与えている。また、ギャグ漫画という形を取りつつも、応援団という組織の本質をなかなか忠実に表現しているという関係者からの評価もある。4回生の3人組。1、2回生に対する理不尽なしごきやパワハラ、合宿費用のピンハネなど団内で横暴を振るっているが、後輩であるにも関わらず青田には頭が上がらない。しかし、全員青田のことは目の敵にしており、事件などで彼に火の粉が振りかかりそうになれば喜び、痛い目に遭わせようと画策したこともある。また、団のOBには胡麻を刷りまくっている。上記の通り青田の策略で落第し途中から5回生に。南河内大学とは宿命のライバルに当たる大学。ライバル校の中では最も登場回数が多い。1975年、『週刊漫画アクション』10/16号にて連載開始。全3作が日活で作られ、公開された。騙されて無理矢理応援団に入団させられた1年生団員の視点で、破天荒な日常と親衛隊長・青田赤道が巻き起こす騒動を綴る。ところどころにお色気シーンも盛り込まれている。いずれも、田中陽造脚本・曽根中生監督によるが、青田赤道役の俳優は作品ごとに変わっている。第1作目は6億4000万円の配給収入を記録、1976年(昭和51年)の邦画配給収入ランキングの第8位となった。※ネガフィルムは、先の1作目を除き全てジャンク処分された。池袋の旧文芸座では、「ジャンクフィルム特集」が開催され、同シリーズ3作品が一挙公開された。2012年に3作ともDVD化されている。1996年11月9日公開。廃れつつあったバンカラ文化を未来に継承すべくリメイク版が作られた。出演者の1人であり、すでに芸能界を引退し千葉県議員になっていた本間進が自らエグゼクティブプロデューサーとなり、同じく出演者であった高瀬将嗣がメガホンを執った。ストーリーは高瀬道場のフルコンタクトアクションがふんだんに取り入れられている一方で、原作の雰囲気を可能な限り尊重した作りになっており、旧作ファンとの架け橋となるべく旧作出演者が応援団OBとして出演している。出演スタッフ
出典:wikipedia
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