連荘(レンチャン)とは、麻雀において、1人のプレイヤーが複数の局で連続して親を担当すること。連荘という語における荘の字は、親(荘家)の意味である。連チャンと表記することも多い。転じて、物事が連続する様に広く使われる(例:今日で飲み会3日レンチャンだよ)。また、パチンコやパチスロで大当たりが連続で発生することも連荘という。本記事では麻雀の連荘について述べる。麻雀において、親が和了したときの得点は、親でない場合に比べてほぼ1.5倍になる。この点を考えれば、親としてプレイできる局面が多いほど有利なため、連荘は親にとって好都合である。ただし、親であることによるデメリットがひとつある。他のプレイヤー(子)がツモ和了したとき、親は通常の倍の点数を支払う点である。これを「親かぶり」「親っ被り」と言い、連荘すればそれだけ親っかぶりする可能性も高くなる。基本的には親が和了した場合に連荘が発生する。また、多くのルールでは、流局(荒牌平局)の際に親がテンパイしていた場合も連荘とする。これをテンパイ連荘という。逆に、親がテンパイしていた場合でも連荘とせず、親があがった場合のみ連荘とするルールを、アガリ連荘もしくはアガリのみ連荘と言う。テンパイ連荘とするかアガリ連荘とするかは決め次第であり、フリー雀荘等でもハウス側の裁量に委ねられている。長くテンパイ連荘のルールが一般的だったが、昨今はアガリ連荘のルールを採用する店舗も増えてきているようである。オンライン麻雀でもどちらのルールになっているかは分かれている。(後掲細目ルールの採用状況節も参照のこと)また、古いルールや一部のルールでは、南場に限って親のノーテンでも連荘としたり、オーラスのみ親ノーテンでも連荘としたりすることがある。輪荘(リンチャン、ロンチャン)とは、連荘の対義語であり、局が変わるとともに親が変わることをいう。親流れともいう。特に、輪荘を目的として和了することを親を流すと表現する。具体的には、親以外のプレイヤー(子)が和了したときに輪荘となる。また、通常のルールでは、荒牌流局の際に親がテンパイしていない場合にも輪荘となる。輪荘の場合、直前の親の右側(下家)のプレイヤーが次局の親を担当する。連荘が生じた場合、次の局は「東m局n本場」あるいは「南m局n本場」と呼ばれる。ここで、mは直前の局と同じ数字、nは連荘の回数を示す。連荘の場合、mにあたる数字が変わらないため、半荘全体の局数が増えることになる。上記のnに相当する数字を本場数という。通常は、目印として親が卓上にn本の100点棒を置く。この100点棒を場棒、積み棒と呼ぶ。なお、場棒は供託されたものではなく、親の持ち点の一部である。n本場の局においては、和了したときの点数にn×300点が加算される。ツモ和了の場合には、各自の支払う点数がn×100点だけ増える。4人打ちのフリー雀荘では1本場につき1500点(一人500点)とするルールも存在する。3人打ち麻雀においては1本場につき支払い人数×1000点とし、ツモ和了とロン和了で積み棒による収入が異なる。なお、荒牌流局による輪荘(親がテンパイしていない時の輪荘)の場合にも本場数を1つ増やす。これを流れn本場のように表現する。荒牌以外の原因で流局した場合、連荘とするか輪荘とするかについて、ルールは統一されていない。事前の取り決めが必要となる。二飜縛り(リャンハンしばり・リャンシ)とは、役の飜数の合計が最低でも2飜ないと和了できないというルールである。最近では採用しない場合も多い。採用する場合、通常は本場数が一定数以上(5本場以上など)になった場合のみ適用するのが一般的である。同じプレイヤーの和了が8回連続した場合、8回目の和了を八連荘(パーレンチャン)と言い、これを役満として扱うことがある。ただし、八連荘の定義には揺れがあり、純粋に一度の流局も挟まず8回連続して和了しなければならないとするルールのほか、親で8本場まで連荘すればそれ以降の和了をすべて役満とするルールもある。詳細は八連荘を参照。
出典:wikipedia
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