京都急行バス株式会社(きょうときゅうこうバス)は、大阪府寝屋川市に本社を置く陸運業者(バス事業者)である。主に、冠婚葬祭関連の送迎を中心とした特定バスの運行や小規模の貸切輸送を行っているが、京都市内においてはプリンセスラインという名称で路線バスの運行も行っている。2009年4月6日より社名を「京急バス」に変更し、車両にも新社名を明記したが、これに対し関東地区にて京急の愛称を使用している京浜急行電鉄は一切関係がない旨を発表したほか、同年5月末には抗議の通知もなされた。これを受け6月13日に社名を再変更すると発表し、同年夏に社名を「京都急行バス」に再変更した。京都市内中心部から京都女子大学との間を結ぶ路線バス「プリンセスライン」を運行している。車両は赤いボディーカラーが特徴的である。京都女子大学前を車庫およびターミナルとし、京都駅の八条口側に乗り入れている。2005年3月に運行を開始し、当初は京都駅八条口・東山七条・京都女子大学前の3つのバス停のみの単一路線であったが、その後京阪七条などのバス停の追加や、京都女子大学前と四条河原町を結ぶ路線の新設を行っている。営業開始以来、一貫してバス停の数を京都市営バスなどに比べて絞っており、事実上の急行運転を行っている。ただし、乗降客が多い五条坂や清水道、祇園を通るにもかかわらず客扱いを行わないのは、通学生の少ない昼間時間帯や土・日曜日には、営業面で不利な面がある。2002年改正道路運送法施行による規制緩和を受けての新規参入で、京都市内においてはヤサカバスに次ぐ参入である。当社の営業地域で既に京都市営バスを運行していた既存事業者の京都市交通局は「黒字路線のみの参入」と批判したほか、競合対策として臨時バスの運行や割引定期券の発行を行ったが、こうした動きに対して当社は「交通局に対抗するつもりはない」としている。2013年4月現在。運賃は230円均一となっており、同区域を運行する京都市営バスなどの均一区間運賃と同額である。専用回数券および定期券が発行されている。なお、同社では京都市域バス共通回数券は利用できないほか、スルッとKANSAIにも加盟していないためスルッとKANSAI対応カードやPiTaPaの利用もできない。他事業者からの中古車両(日野・ブルーリボン、いすゞ・キュービック、三菱ふそう・エアロスター(西工架装車))などが使われており、中には元神戸市バス、神戸交通振興、大阪市交通局、阪急バス、国際興業バスなどの車両も存在する。その他、レトロ調バスが、3台在籍している。2007年度に創業以来初の新車(日野・ブルーリボンII)が投入された。2008年度にも新車を導入したが、これは同社初のハイブリッドバス(日野・ブルーリボンシティ)となった。2015年2月23日より、中国・BYD製の電気バス5台を運行開始した。利用拡大を図るために「プリンセスラインは公共の交通機関です。」と側面に書かれている車両もある。
出典:wikipedia
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