マイナビ女子オープン(マイナビじょしオープン)は、将棋の女流タイトル戦。2007年創設。毎年4月頃から挑戦手合制の五番勝負が行われ、勝者には女王の称号が与えられる。優勝賞金は、女流棋戦では女流王座戦と並ぶ最高額の500万円。創設当初はマイナビ(旧・毎日コミュニケーションズ)、日本将棋連盟、日本女子プロ将棋協会(LPSA)が主催する形態だったが、2013年1月にLPSAが契約解除を発表し棋戦をボイコットしたため、以後はマイナビ、日本将棋連盟の2者による主催となっている(詳細は日本女子プロ将棋協会#問題を参照)。2006年度まで行われていたレディースオープントーナメントを発展拡大し、5つ目の女流タイトル戦として創設された。レディースオープンが女流公式棋戦で唯一のオープン棋戦であったことを引き継ぎ、第1期より女性アマチュア選手の出場枠が設けられている。本棋戦のタイトル称号である「女王」は、第1期開幕前に公式サイト内で公募され、1500通を超える応募の中から決定された。称号は予選一斉対局の前夜祭において発表された。なお、NHKで本棋戦の模様が紹介される場合は「マイナビ」を冠せず、単に「女子オープン」と呼称される。トーナメント方式による予備予選「チャレンジマッチ」、予選、本戦を行い、女王への挑戦者を決定する。女王と挑戦者が五番勝負を戦い、その勝者が新女王となる。ただしチャレンジマッチは第4期(2010年)からの実施である。また第1期では本戦決勝を五番勝負として初代女王を決定した。チャレンジマッチと予選の全対局は、東京都千代田区にあるパレスサイドビルディング9階のマイナビ本社内「マイナビルーム」において、それぞれ1日で行われる。チャレンジマッチと予選は椅子に着席しての対局である。前年度本戦ベスト4以上(女王が失冠した場合を含む)の4名は予選を免除され本戦シードとなる。それ以外の者は、たとえタイトル保持者であっても予選からの参加となる。これがこの棋戦の1つの特徴である。なお、第1期のシードは8名、第2期および第7期は3名であった(後述)。第4期よりプロアマ混合の予備予選「チャレンジマッチ」が設けられ、より多くのアマチュア選手に門戸が開かれた。アマチュアのチャレンジマッチ参加者は選抜ではなく一般から募集される。チャレンジマッチは毎年5~6月に行われている。出場対象者は以下のとおりである。持ち時間は各30分(チェスクロック使用)で、切れたら1手30秒未満。チェスクロックは対局者自身が操作する。予選トーナメントは、本戦出場16名のうち本戦シード4名を除く12名の枠を争うトーナメントである。で、第3期以降参加定員は48名となっている(第9期は52名)。なお、第1期の本戦進出は8名であり、また、第2期、第7期及び第9期は、本戦シードが3名(後述)のため13名であった。トーナメント表は、前年度の本戦出場者がそれぞれ別ブロックになるように、LPSA所属女流棋士同士が1回戦で当たらないように組まれる。予選の全対局は公開対局であり、大盤解説会も行われる。第1期は2007年10月に、第2~6期は毎年7月、第7期以降は毎年8月に開催されている。持ち時間は各40分(チェスクロック使用)で、切れたら1手1分未満。予選を勝ち抜いた者と本戦シード者の計16名のトーナメントにより、女王への挑戦者が決定される。対局は東京・将棋会館などで行われる。持ち時間は各3時間(チェスクロック使用)で、切れたら1手1分未満。女王と挑戦者が五番勝負を戦い、その勝者が新たな女王となる。ただし第1期は本戦トーナメント決勝が五番勝負で行われ、その勝者が初代女王となった。対局は将棋会館や、全国の旅館、料亭などで行われる。持ち時間は本戦と同じく各3時間(チェスクロック使用)、切れたら1手1分未満。1日制。開催年は五番勝負が行われた年。網掛けの対局者が勝者(女王)。○●は前期女王(第1期は勝者)から見た勝敗。第1期マイナビ女子オープンでは、前身であるレディースオープン2006のベスト4以上や当時のタイトル保持者など、下記8名が予選を免除されシードされた。以下の期はシードが1名少ない。
出典:wikipedia
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