合資会社共和バス(きょうわバス)は、沖縄県宮古島市の伊良部島(旧宮古郡伊良部町)に本社を置くバス会社である。本社所在地は沖縄県宮古島市伊良部長浜1587。伊良部島島内各地および伊良部島と宮古島を結ぶ路線バスの運行を行なうほか、貸切バス事業も行なっている。従業員数は2015年3月31日現在、5名。1958年に島内で丸勝バスと渡久山バスの2事業者がバスの運行を開始し、のちに両社が合併して成立した。バス事業の免許年月日は1963年5月2日。利用者数は2002年度から2005年度の3年間で半減(2005年度の年間輸送人員は約2万3千人)し、2005年度の最終決算は約1,445万円の赤字を計上しているなど、会社を取り巻く環境は厳しい。2008年9月16日には、消費税率改定に伴うもの以外では15年ぶりとなる運賃改定(値上げ)を実施した。2011年度(2010年10月 - 2011年9月)の路線バス乗車人員は15,587人。約1,200万円の赤字となり、宮古島市より運行補助金として補填があった。2015年1月31日に伊良部大橋が開通したため、翌2月1日から定期航路の代替として、伊良部島内の従来路線の延長の形で佐良浜港から宮古島の平良港までの区間を新設した。同日には宮古島内で路線バスを運行する宮古協栄バス、八千代バスの路線も平良港に乗り入れ、平良港で3社のバス路線の乗り換えが可能となっている。車両は2015年3月31日現在で路線車が4台、貸切車が1台在籍している。伊良部佐良浜経由平良線の1路線のみで、伊良部大橋の開通以前は佐良浜港で高速船に接続するダイヤを組んでいたが、伊良部大橋の開通により、全便が伊良部大橋を経由する長浜(佐和田車庫) - 平良港間の運行となった。平日・土日祝日とも1日8往復の運行。平良港から宮古島市の市街地の西側を通り、伊良部大橋を渡り北上して島東岸部の佐良浜から西進し、島中央部の伊良部高校付近を経由して島を横断し、島の西側の市街地で北上して島の北西部の長浜地区にある佐和田車庫に至る路線である。上里商店前を経由する基本ルートのほか、通学対応のため佐良浜小中校前を経由する小中校廻り、高校前・伊良部中学校前を経由する国仲廻りの3種類がある。上里商店前経由は平日佐和田車庫行き3本・平良行き4本、土日祝日が佐和田車庫行き2本・平良行き4本。小中校廻りは平日4往復、土日祝日佐和田車庫行き2本・平良行き4本。国仲廻りは平日朝の佐和田車庫行き1本のみ運行。宮古島島内では平良港以外にも停留所を新設しているが、接続バス停である平良港のほかは宮古協栄バスや八千代バスと重複する区間はない。全区間の所要時間は50分前後、佐良浜港 - 佐和田車庫間の所要時間は25分前後である。自社ウェブサイトはない。
出典:wikipedia
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