『なんと孫六』(なんとまごろく)は、さだやす圭による日本の野球漫画作品。『月刊少年マガジン』(講談社)にて1981年3月号から2014年6月号まで連載。「連載期間33年」は日本の月刊少年誌における最長寿漫画であった。単行本は全81巻。さだやす圭の描く漫画の主人公の例に漏れず、主人公の甲斐孫六が豪放磊落な性格で各所で問題を起こしつつも、最高の男へと前進していく漫画である。当初は不良高校生の争いからスタートした物語だが、高校野球(地方予選、甲子園、日米親善)を経て、プロ野球入りと謹慎、プロゴルファーとの対決の後、アメリカ・メジャーリーグが舞台となり、最終的には野球日本代表での戦いで完結となった。なお甲斐孫六など主要キャラクターの一部は、本作品の完結後、同作者の『フォーシーム』に登場しており、両作品が世界観を共有していることを示している。大阪の底辺に近い浪城高校に入学した甲斐孫六(左投左打)は、「浪城BIG3」と呼ばれた鮫州、叶、山形を2週間で倒し、浪城の番長となる。このことを嗅ぎつけた大阪各地から様々な刺客が来るが、ことごとく甲斐により倒され、キタで甲斐の名が轟く。その一方、野球センスを見込んだ野球部顧問の辰巳により、野球部に入り、1年生から野球部のエースで4番となる。甲斐は「孫六ボール」なる揺れ動く速球を武器に、野球部で唯一「孫六ボール」を捕れる永淵強や、朝田らと共に大阪大会を勝ち抜き甲子園へ出場。山形、鮫州らを加えた甲子園では3種類の落ちる球を操る早業・中条や、強力打線の坂田高校、ラフプレーを仕掛けてくる浜虎高校等並みいる強敵を倒して、決勝で北海道の北王学園と対戦。延長戦にもつれ、北王の主軸・藤堂を打ちとった直後、次打者に気が抜けた球を打たれ、サヨナラホームランとなり、浪城高校は準優勝に終わる。その後、日本選抜に選ばれた甲斐は、アメリカ代表を相手に5戦5勝の活躍を見せる。帰国後、甲斐を倒すために神戸から浪城高校に編入してきた比留間(ひるま)三兄弟、更に拳法の達人・劉をも倒す。そして大阪制覇を狙う全無連(ぜんぶれん)会長の千皇明と対決。仲間の鮫州・朝田などが次々と全無連の手にかかり、甲斐は千の邸宅に乗り込み直接対決をする。甲斐の投手としての生命である指を折られながらも、死闘の末に千を追い詰めるが、甲斐が千を殺そうとした直前に辰巳と山形に止められ、更に警察まで現場に来てしまい、甲斐は逮捕される。あわや殺人事件となったこの事件が公になり、起訴こそされなかったが、日本高等学校野球連盟(高野連)より追放処分を受ける。高校野球を追放された甲斐だが、当時パシフィック・リーグ4連覇中の武蔵レンジャーズ(モデルは西武ライオンズ)が孫六を2年間球団職員として雇おうとするものの(連載当時のルールで認められていたドラフト外入団を狙ったもの)、甲斐は武蔵、及びオーナーの畝のやり方に反発し、これを拒否。また球界の盟主・東京シャイアンズ(モデルは読売ジャイアンツ)、またはメジャーリーグまでもが手を出そうとしたが、メジャーに甲斐が行くことにより、アメリカが日米間のルールを捻じ曲げにくると感じた佐伯コミッショナーにより、その年のドラフトで特例が認められ、甲斐はプロ12球団から指名を受け、パ・リーグのお荷物球団の大阪ジョーズ(モデルは南海ホークス)への入団が決まる。ジョーズ入団後もシーズン前までは大問題を起こし続けるものの(この騒動の一つに、背番号6をジョーズの主砲・明石と争うことがあった。1打席勝負で戦い、その結果明石は背番号60に、孫六は6を鏡写しのように左右を裏に返した「逆6」、となった)、シーズンが始まると、エース・飛島を差し置いて開幕投手に指名され、投手だけでなくDH制度を外して打席にも立ち打者としても大活躍をして、パ・リーグ各球団から破竹の5連勝、更に4月は投手部門の月間MVPまで獲る(打者部門でも獲りかけていたが、打者は明石に落ち着いた)。しかし、この直後に甲斐は暴力団の蔭山にはめられてしまい、野球賭博疑惑に巻き込まれる。更には女房役の今が、蔭山の幼馴染で凶暴な怪物“はるみ”に人質に取られてしまい、はるみに脅され続け廃人同様になった今を助けるため再び大乱闘を起こし、殺人未遂で再び逮捕される。逮捕後、野球界からの永久追放は確実と見られていたが、甲斐が野球賭博に関わったというのは実は暴力団にはめられたこと、更には今を助けるため殺人未遂を犯すまでに追い詰められたという甲斐の主張もあり、佐伯コミッショナーは甲斐に無期謹慎を言い渡し、自らの家に引き取り再教育を施すことを宣言。しかしその謹慎中に、甲斐は佐伯コミッショナーの息子の扇動に乗る形でゴルフを始め、日本のゴルフ界を牛耳っていたビッグ緒方(ジャンボ尾崎がモデル)一派の中核である「小政」こと政木渉、「大政」こと政岡尚一を次々と撃破、最後はビッグ緒方本人にも勝利する(この結果ビッグ緒方は日本ゴルフ界から追放となったとされる)。そしてビッグ緒方との対決が終わるや否や、またもや問題が発生。今度は大阪ジョーズの福富オーナーが、ジョーズの母体企業の経営難を解消するためにメジャーリーグのロサンゼルス・ブルースターズに甲斐を売ろうとするが、甲斐は自分の意思ではないとこれを拒否。甲斐は、彼を何としてでも獲ろうとしていた東京シャイアンズを利用し、ジョーズから自由契約を勝ち取る。自由契約後、シャイアンズとの約束を破ったため、甲斐は日本では契約を結べなくなってしまった(甲斐が「自分が自由契約になったら、伝統のあるセリーグの球団でやりたい」と、シャイアンズの高力オーナーに伝え、高力の助力もあり甲斐は自由契約となった。直後、高力は甲斐にシャイアンズに入るように求めたが甲斐は「別にシャイアンズだけが伝統のあるチームちゃう」と言い、高力の怒りを買ってしまい、高力の圧力により再度オーナー会議が開かれた結果どの球団とも契約が結べなくなってしまった)。佐伯コミッショナーも甲斐を再教育することを諦め「曲がった幹のまま太くなっていけばいい」と謹慎を解除したため、甲斐は半ば追放された形となった日本球界を後に、新規に契約する球団をメジャーリーグに求め渡米した。しかしシャイアンズが「甲斐は日本で八百長に関わった投手である」というデマをメジャー各球団に流したため、更にはワールドシリーズ3連覇中のニューヨーク・ナイツ(モデルはニューヨーク・ヤンキース)のオーナー、アーネスト・バーンスタインと交渉中に大ゲンカしてしまい、甲斐と契約したいという球団はなかなか現れず、アメリカをほぼ横断した結果、新規球団のナショナルリーグ西地区に所属するアリゾナ・カウボーイズ(モデルはアリゾナ・ダイヤモンドバックス)に入団。甲斐は当初クローザーだったが、終盤は先発陣のコマ不足と甲斐本人の「自分は本来先発完投型の投手である」という自負から先発マウンドにも立ち、西地区優勝、更にはプレーオフも勝ち上がり、ワールドシリーズで因縁のニューヨーク・ナイツと対戦する。ワールドシリーズMVPに輝きメジャーで頂点を極めた甲斐、しかし喜びも束の間そんな栄光の彼に待っていたのは、一人の少年の放った一発の銃弾だった。緊急手術によりなんとか一命は取り止めたものの、この事件により球団から、もう剛速球は投げられないと判断され戦力外となってしまう。そのまま戦力外のヒーローとして日本に凱旋帰国を果たした甲斐だったが、会見の最中、突然倒れ再び病院に搬送され、彼の身を心配してかつての女房役の永渕、山形、明石など懐かしの面々が次々と駆けつけ、山形、明石はそれぞれWBT日本代表に選出された事を報告し、甲斐も再起に向けて代表入りの意欲を表すが、メジャーはおろか日本の球団からも声のかからない甲斐に「そんな胸に穴が開くような大怪我をして以前の様なピッチングは出来ないから野球は諦めろ」と諭す明石にそれでも「俺のピッチングを見たわけじゃないだろ」と噛み付き以前と変わらぬ野球への意欲を見せる甲斐だったが、「わからず屋」と切り捨てられてしまう。退院後、無一文で行くあてもない甲斐はかっての恩師、辰巳の元に身を寄せ、波城のグラウンドにかっての仲間や記者陣を集めて自身の健在ぶりと代表入りをアピールするため明石との対決に臨むことになるが、以前とは程遠い力ない棒球を連発しメッタ打ちにされる。それでも諦めず投球を続ける甲斐に明石は「突き落とすのは大人の仕事」と更に容赦の無いメッタ打ちを浴びせる。しかし永渕と明石はメッタ打ちにされながらも甲斐の必死の投げ込みの中で、徐々に「もしや」と孫六ボールの復活を予感する。そして「やはりダメか」と記者陣が引き上げようとした時、最後に放たれたボールは明石のバットを粉砕する。マスコミへ自身の健在ぶりをアピールした甲斐は永渕に「世界を見せてやる」と二人での代表入りを誓って、強とトレーニングを開始した甲斐であったが、待てど暮らせど代表入りの声が掛からず業を煮やした甲斐は、以前自由契約獲得の際に煮え湯を飲ませた読切新聞の圧力があることを突き止める。まともな方法では代表入りは難しいと判断した甲斐は、外人記者へ自らの復活と代表入りアピールを行う事により、日米の世論を味方につけ、さらにはアメリカの有力団体をも動かし、代表入りを強引に認めさせた甲斐は強を連れ代表キャンプへと乗り込んだが、そこでシャイアンズの中心選手である前年度セリーグ三冠王、御子柴翔に「俺のボールを捕れるのは、この永淵強だけだ!」と啖呵をきり、いきなり衝突する事になる。そんな波乱含みの中、スタートした代表キャンプ、なかなか調子が上がらず苛立つ甲斐は、マスコミの手前、敗北は許されない、いちかばちかの勝負を御子柴に持ちかけるのだった。連載終了後に、月マガ創刊40周年記念の特別読み切りとして2015年9月号と10月号に前後編で掲載された、WBT編以降のその後の話。WBTでの大活躍により完全復活をアピールした孫六にはメジャーからオファーが殺到。数チームに搾り契約の為に渡米した孫六だったが、ほどなくして金目当てで近づいて来た女に、濡れ衣のレイプ犯の容疑をかけられ逮捕されそうなり逃亡。帯同のダニー小柴の機転により、容疑が晴れるまではメキシコへ行き身を隠すように言われたが、ガス欠で立ち往生中の国境付近で、アメリカへの不法入国でメキシコから労働者を斡旋している農場のトラックに出くわす。孫六は不法入国者に紛れてチャイニーズの孫六龍(ソン・リューロン)と名乗り農場へ乗り込む。投手・甲斐孫六の最大の武器は、投げた直後から揺れ動きながらミットへ納まる「孫六ボール」である。球威抜群で、打っても球が重くてなかなか飛びにくい。特にここ一番では、握っている左手から蒸気が発せられ、威力・球質とも増す。それでいて、甲斐自身の下半身・背筋力の強さは抜群で制球も安定しており、コーナーに簡単に投げ分けられる能力はある。しかし、甲斐自身が向こう気が非常に強い性格で、特に感情が高ぶった時には、必ずと言っていいくらい威力のある球を相手のスイートポイントに投げ込む。だが、この球を打った打者はほとんどおらず、特に左打者にはワールドシリーズまでホームランを打たれたことはなかった。揺れ動く球のため、スピードガンでは同一の投球が130km/hから160km/hまで計測されてしまい測定は不可能。現実の変化球にカテゴライズすれば「高速のナックルボール」という表現が最も近い。このようにとんでもない球であるが、それが故に普通の捕手では取れず、専属の捕手が受けることとなる。この球を受けるには甲斐を完全に信じ切って、ミットを構えた所からそのままの状態でないと捕れない。下手に捕りにいく捕手では捕球不可能である。浪城高校時代は永淵強しか取ることが出来ず(決勝戦では、準決勝で左手を負傷した永淵が、左利き用のミットを用意して甲斐の球を受けていた)、ジョーズ入団後は正捕手の畑がキャンプでこの球を取り損ね骨折、甲斐は同期入団の今雄二(こん ゆうじ)なら孫六ボールを捕れると言い放ち、投手だった今を無理矢理捕手にしてしまい、専属捕手にしてしまう。カウボーイズでは、控え捕手のペレスが取ろうとしたが失敗、正捕手のリッツは打撃優先タイプの捕手で守備がイマイチなため、ハワード監督に受けることを制止されてしまう。そして甲斐が自らの捕手に指名したのは、孫六ボールをアメリカで最初に取ったハワードであった。ハワードは10年前に引退して監督をやっていたが、このことにより現役に復活した。高校時代はともかく(永淵は2番を打っていた)、ジョーズの今、カウボーイズのハワードは捕手で試合に出た時は甲斐の前の8番打者を打つが、だいたい打線の穴となっている(ただし甲斐の前に出塁して、サヨナラのお膳立てをしたことはある)。結果として甲斐が登板することは「貧打の専用捕手の出場を伴う」というリスクが生じるように描かれている。本作の主人公。物語開始時点で大阪浪城高校1年生。負けず嫌いな性格で、喧嘩や野球をはじめとして勝負事では勝つためならなんでもする男。一方でやや熱くなりやすいところもあり、相手の挑発にのって自分のペースを乱してしまうことも時折ある。喧嘩の腕は超一流。小柄だが、相手の弱点・負傷箇所を徹底的に攻撃する、相手の頭部をコンクリートの壁に押し付けたまま走り顔面を摩り下ろす、自分が予め準備したもの・偶然その場にあったものを問わず武器の使用も厭わない(はるみ戦では木製バットを持参したほか、舞台となったゆめのくに遊園地が工事中であったことからクレーン車をも利用した)等容赦のない戦い方で、74巻現在まで作中では無敗(高校編での山形との対決では実質引き分けに終わる)。類稀な野球センスを持ち、投球・打撃とも非常にレベルが高く、プロ入り時のキャンプでジョーズ首脳陣が投手として育てるか打者として育てるか迷うほどであった。三冠王中道も「野球をやるために生まれてきたような男だ」と絶賛し、記者からは「走・攻・守に加えて投の四拍子そろった」プレイヤーと称されたこともある。相手選手が一流であればあるほど燃え、マウンドでも打席でも言葉・行動両方による駆け引きを積極的に行い、心理戦にも長けている。食欲が非常に旺盛で、浪城高校入学に際して辰巳に「毎日学生食堂でステーキを食べさせる」ことを約束させた。大阪ジョーズ入団以降も朝からステーキを食べるなど、特に肉に対して強い執着を見せる。甲子園1回戦では前日に浪城高校OBから差し入れされた牛肉を独り占めした結果、翌日の試合でフラフラになり、試合終盤に脱糞という失態を犯した。そしてリーグチャンピオンシップでも前日に相手チームのディブ・ルースとステーキショップで肉を巡って乱闘騒ぎを起こして店を目茶苦茶にして、駆けつけたハワードからチームへの背信行為として、罰金を食らっていたり、凱旋帰国後の会見中、肉の食べすぎで重度の下痢になり病院に搬送されていた。「孫六ボール」(別記)という速球を武器に各チームの強打者に対峙する。真っ向勝負を好み、ど真ん中(もしくは打者にとって最も打ちやすいコース)に投げ込むことを信条とする。変化球の類いは投げることができないが、遅球(チェンジアップ)は投げられる。屈辱的な失点をした際は荒れ球を連発することがある。打ち込まれても途中降板することを嫌い、監督が降板を告げに来ても拒否したり、控え投手がブルペンで準備しているのを止めさせたりする。しかし甲子園大会3回戦では逆転満塁本塁打を打たれ山形に交代した。またロサンゼルスウォリアーズとの優勝を賭けた最終3連戦の初戦では、自らの疲労過多と専用捕手のハワードの体力が限界を迎えたため、降板を申し出、信頼するジョンストンに後継を任せた。抜群の打撃センスを持ち、日米のプロ野球の一流打者をも凌ぐ。高校野球では4番を、大阪ジョーズでは3番(当初は9番だったが登板5試合目以降は3番打者となった)を、「アリゾナカウボーイズ」では4番(ワールドシリーズにて)を打った。甲斐自身あまりにも強力な打者であり、かつ所属チームにおいては(甲斐と比べて)ヒットを期待できる打者が少ないため、甲斐が敬遠される場面も少なくない。投球の際とは異なり様々な戦術・策謀を巡らし打ち込もうとする。マウンドに立つ時とバッターボックスに立つ時とであまりにもプレイスタンスが異なるため、ジョーズの明石らからは「2つの顔を持っとる」等と評されている。打者としても超一流であるため投手として出場する際以外も先発起用されることが考えられるが、監督が他の野手に配慮しているためか、甲斐が投手としての出場に拘っているためか、野手として先発することは現時点では無い。しかしワールドシリーズ第1戦、WBTブラジル戦においては、甲斐の打撃を活かすため「4番・指名打者」で先発出場した。本来は左打ちだが、右打席でも敬遠球のようなボール球ならば打てる(悪球打ち)。守備能力は高くピッチャー返し・バント処理等で機敏な動きを見せる。投手以外で守備に就くことは無い(甲子園大会3回戦では例外的に三塁手に就いたことがあるが守備機会は描かれなかった)。走塁に関しては、何度もランニングホームランを成功させ俊足であることが伺える。ただし性格上暴走気味の走塁をすることがしばしばある。闘いにおいて仲間が人質に取られたり傷付けられたりした場合は強い怒りを表す。甲斐は闘いにおいて群れるのを嫌うが、山形はその理由を「連中を全部守り切る事はできん」「一匹狼の方が傷つく仲間を見んでええ」からと指摘した。試合においてはチームメイトに対して毒づくことが多いが、一方で信頼している言動もみられる。大阪ジョーズについては、チームを退団する際明石に対して、明石・バラザード・万座・今・飛島・監督の名を挙げ「(みんなで)優勝してわーっと御堂筋パレードしたかった」とチームメイトへの思いをしみじみと語った。甲斐は甲子園大会では準優勝、プロ野球ではシーズン途中で離脱したため優勝経験が無く、優勝することに強いこだわりをもっていた。ジョーズからブルースターズにトレードされる話を聞かされた際は「日本でまだやり残したことがある」と拒否した。またカウボーイズが所属するナ・リーグ西地区の優勝を賭けた3連戦初戦での国家独唱の際、チームメイト達に甲斐が優勝への決意を静かに語る場面が描かれた。西地区優勝を決めた最後のイニングでは、平常心を失い失投を連発した。そして第七戦までもつれ込んだワールドシリーズにてナイツを撃破し悲願の優勝を果たした。モデルは西武ライオンズで、1980~90年代の西武黄金期に活躍した選手をモデルとした人物が多数登場する。
出典:wikipedia
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