ロビンマスクは、ゆでたまごの漫画『キン肉マン』およびその続編『キン肉マンII世』に登場する架空の人物。初登場は第20回超人オリンピック編「日本代表になりた〜いの巻」。「ロビン・マスク」とも表記される。マスクと白銀の鎧に身を包んだイギリスの名門ロビン一族出身のエリート超人で、その実力と信頼から正義超人軍団のリーダー格と呼ばれる。当初キン肉マンとはライバル関係にあったが、悪魔超人との闘い以降、次第に友情を深めていく。キン肉星王位争奪サバイバル・マッチ一回戦と決勝戦ではキン肉マンチームの大将に任命され、運命の王子以外で唯一大王候補を倒すなど、キン肉マンの王位継承に大きく貢献した。アイドル超人の中でも年長者であり、性格は冷静かつ紳士的。しかしプライドが高く、キン肉マンに敗れたショックで世界を放浪したり、ネプチューンマンが自分を罵り去っていったかつてのライバル・喧嘩男だと見るや試合結果を度外視して正体暴きに走ったりするなど、普段の冷静さとは程遠い行動を取ることがある。この他にも試合中、他のことに気を取られて闘いに集中できず、苦戦を強いられることも多い。ソビエト連邦(ロシア)のロボ超人・ウォーズマンは彼の弟子であり、当初は自分の野望のための道具としていたが、アイドル超人となってからは彼の危機に飛び出したり、タッグを組んだりするなど信頼は厚いものとなっている。体力の消耗を最小限に抑え、技を有効的に使うことのできる戦闘法「ロビン戦法」を持つなどファイトはクールで合理的。逆上すると容赦のない残虐ファイトを行うこともあるが、あくまでルールに則った、合法的な残虐ファイトであるという点がロビンマスクの性格を表している。作中で登場したロビン戦法は以下の通り。着用している鎧は自分のあまりにも強大な超人パワーを抑えるためのものであり、作中ではサファイア製と鋼鉄製のものが登場している。また『キン肉マンII世』において鋼鉄の鎧はロビン家代々の先人たちの鎧を繋ぎ合わせた、ダメージ軽減・回復効果を持つ歴史の鎧(ヒストリーアーマー)と設定されている。『キン肉マンII世』では、閉鎖されていたヘラクレス・ファクトリー(以下H・F)を復活させ校長に就任するなど、変わらず正義超人のリーダー的存在であった。しかし厳格なあまり息子のケビンマスクには厳しい教育を強いており、それが原因でグレて悪行超人の道へと走っていった(後に改心する)。作者によるとロビンは、イギリスのプロレスラービル・ロビンソンをイメージしている。また兄弟でいうとで長男のような存在とも語る。遠目に見た細かい絵は、かなり気をつけて描かないと鎧やマスクの質感が出ないため、一瞬たりとも気が抜けないという。初代アニメでは鎧のカラーリングが青色になっている。また、鎧の下にも青色のアンダーシャツを着用しているため、ほぼ全身が青で統一されている。原作担当の嶋田隆司は「原作とアニメのカラーは違うものだと思っており、こっちが想像しているもの以上のものを出してくれたので違和感はなかった」と語っている。作画担当の中井義則は「「青って・・・・・・また思い切ったことをしてきたな~」と驚いたが、だんだんクールでカッコ良く見えてくるのが不思議でした」と述べている。また連載時スクリーントーンにより、アニメカラーが再現されていたこともある。第19回超人オリンピックに出場し、決勝戦では当時の日本代表ウルドラマンを破り優勝を果たした。第20回超人オリンピックの国内予選では、ネプチューンマンとなる前の喧嘩男と決勝で対戦。実力不足を看破された上で本戦出場権を譲られ、衝撃を受ける。第20回超人オリンピックの代表から外されたキン肉マンとスパーリングを行い、あえて手加減して彼の頑張りをアピールさせることで出場のきっかけを与える。予選では競技に不満を持ち、文句を言う超人たちを一喝するなど、前チャンピオンとしての威厳を見せている。1回戦ではカナダ代表のカナディアンマンと対戦し、巨大化して後楽園球場を持ち上げるカナディアンマンに対抗し自らも巨大化。ジャーマン・スープレックスで難なく破る。続く準決勝ではテリーマンと対戦。アクシデントで足を負傷し、反則攻撃に出る彼の攻撃をものともせずボストン・クラブで勝利を収めるが、試合終了後に彼のその潔さに賛辞を送る。決勝戦でのキン肉マンと対戦では、フィニッシュ・ホールドを持たないキン肉マンに3秒フォールマッチを持ちかけ、同時に彼の提案した国外追放ルールを承認する。試合は一進一退となるが、思わぬ長期戦になってしまったことを焦り鎧を脱ぐ。その後、苦し紛れにマスクを奪ったキン肉マンに逆上し、場外に逃げるキン肉マンを追いかけるが鉄柱に激突しマスクのひさしに傷を付けてしまう。怒りが頂点に達したロビンはキン肉マンにタワーブリッジを仕掛けるが、腰骨が鳴った音を背骨が折れた音と勘違いしたためにその隙を付かれ逆転負けを喫する。その後、表彰式にてイギリス応援団に非難され、妻・アリサとともに国外追放処分を受ける。日本定住を勧めるキン肉マンの誘いを断り、アフリカにて動物管理係の職についたロビンだったが、チャンピオンとしての栄光を捨てきれず、アリサを捨て単身アメリカへ。行き倒れになったところを超人同盟に拾われる。超人同盟のパーティで行われたランバー・ジャック・ショーではダイナマイト・バイパーを容赦なく真っ二つにするなど、性格が豹変していた。シャネルマンとして潜入していたキン肉マンとミートは超人同盟に捕まってしまい牢屋に入れられ、ロビンと闘わせられることになるが、ロビンは彼とフェアなファイトを行うため、「養老の滝」の牛丼を差し出していた。グランドキャニオンで行われた高さ1600mものリングでのキン肉マンとの戦いはフェアな勝負となるが、超人同盟に雇われたイワオの乗ったセスナがリングに激突する。ロビンはキン肉マンを庇ったためにセスナの下敷きとなり、それまでのいきさつ(アニメでは、その中で妻アリサと死別した設定になっている)を明かして死を選ぶが、それでもなおキン肉マンはロビンを助け出そうとする。しかし、セスナの除去には成功したが、リングが爆破されロビンは谷底に落ちて行方不明となってしまう。バラクーダとは、ウォーズマンのセコンド兼マネージャー。目が隠れる(アニメでは赤い目が覗いている)ほどの長髪に貴族のような姿をしている。その正体はオーバーマスクで変装したロビンマスクである。キン肉マンとの再戦後、奇跡的に助かったロビンマスクだが二度と戦えない身体となってしまった。世界を放浪の末、ソ連で優れた素質を持つロボ超人ウォーズマンと出会う。その才能を見出したロビンマスクは己の格闘テクニックを全て授け、自分に代わって打倒キン肉マンの夢を彼に託した。キン肉マンがベルトを剥奪されたことにより行われた超人オリンピック ザ・ビッグファイトではこの姿で登場。鞭を片手にウォーズマンに人としての優しさが目覚めぬように非情な命令を下していた。決勝戦では両出場選手が覆面超人であることから覆面はぎデスマッチを提案する。試合開始直前にマスクを脱いで正体を現すが、その肉体はすでにボロボロとなっており、性格も復讐鬼同然となっていた。試合中、途中からウォーズマンはベアークローを捨て、彼のアドバイスを無視し自分のファイトで戦い試合を優位に進めるが、30分以上のファイト継続でショートする弱点を突かれキン肉マンに敗北する。原作では回想コメントでウォーズマンを「ウスノロ」と評し、自身による打倒キン肉マンを誓っていたが、アニメではそれまで疑問に感じていたキン肉マンの実力による勝利と自分の呪縛から解放され闘ったウォーズマンに敬意を表し、2人との友情を結んだ。負傷したキン肉マンを救うため、アイドル超人として7人の悪魔超人の一人・アトランティスと不忍池の特設リングでウォーターデスマッチを行う。自身のロビン戦法を活かし、アトランティスをタワーブリッジに捕らえるが、アトランティスが苦し紛れにミートの脚を池に投げ込み、それを取りに行こうとしたためにアトランティスドライバーに掛けられ、死亡しマスクを奪われる。なおアトランティスはキン肉マンに対してもこの作戦を使用するが、こちらでは秘技Uボートで破られている。その後、キン肉マンに敗れ「悪魔の制裁」を受けたバッファローマンによって100万パワーを与えられ、不忍池から飛び出し復活する。悪魔六騎士により超人パワーを奪われ、悪魔騎士の一人・プラネットマンの人面プラネットにより人質状態にされてしまう。キン肉マンの一撃とウォーズマンの献身によって脱出し、その際にプラネットマンの超人パワーを吸収して復活。その後、残りの悪魔騎士がウォーズマンに入り込み、彼を助けるためにリサイクル・ゾーンに飛び込む。ウォーズマンの体内において、悪魔騎士ジャンクマンと五重のリング1階で対決。ウォーズマンの背骨とキン肉マンを狙うジャンクマンに自らの鎧を破壊させるなどして応戦。自身の戦いを「正義超人と悪魔超人の戦争」と表現し、正義超人側の一勝を得る。その後、力尽き1階で休息をとっていたが、2階からザ・ニンジャと一緒に落下してきたブロッケンJr.を救助する。悪魔将軍と対戦するキン肉マンには、地獄のメリーゴーラウンドへの楯としてサファイア製の鎧を貸し出している。悪魔騎士の生き残りアシュラマンとサンシャインに友情を奪われ、キン肉マンらと再び敵対。ウォーズマンと超人師弟コンビを結成し、宇宙超人タッグ・トーナメントに出場。優勝候補の最有力と目されており、大会前には全米タッグ王者の宇宙一凶悪コンビ(スカル・ボーズ、デビル・マジシャン)を華麗にKOしている。本選では1回戦第3試合にてヘル・ミッショネルズ(ネプチューンマン、ビッグ・ザ・武道)と対戦。ネプチューンマンの正体が喧嘩男であることを見抜くが、体力の消耗によりウォーズマンと交代する。しかしウォーズマンがKOされ、その怒りで冷静さを失い、それをネプチューンマンに突かれ敗北。ロビン・スペシャルも破られクロス・ボンバーによりマスクを剥がされ素顔を晒す。その後場外に投げられ、カメラマンに顔を撮影されそうになるが、自分たちを守るためにカメラマンを撃退するキン肉マンたちに感激し、友情が復活する。その後、2回戦にて白覆面とスウェット姿で登場し、キン肉マンをモンゴルマン救出に行かせるために鋼鉄の鎧を貸し出している。決勝戦でもキン肉マンとテリーマンに数々のアドバイスを送り、ネプチューンマンに喧嘩男時代の優しさを思い出させるのにも一役買っている。正義超人軍の幕僚長に任命されるが、邪悪の神々の陰謀により火事場のクソ力を奪われ窮地に立たされたキン肉マンらを助けるためにテリーマンとともに熊本城で戦うキン肉マンチームに参戦。大将としてキン肉マンマリポーサと対峙する。その際、キン肉マンの「勝ってくれたら牛丼の大盛りをおごるぜ」との発言に、「玉子とみそ汁もつけてな」と返していた。試合中、マリポーサが過去、自分の目の前でロビン家の家宝・アノアロの杖を盗んだ犯人と知り動揺、さらにマリポーサの不幸な生い立ちに同情し戦意を喪失するが、チームリーダーのキン肉マンの不幸な昔を思い出させ、さらにキン肉マンがその時代にあってもぐれなかったことを指摘したテリーマンの激励により復活した。アノアロの杖を奪取し杖の力を使い逆襲、マリポーサを撃破する。2回戦の姫路城におけるキン肉マンゼブラ率いる技巧チーム戦では副将に選抜。先鋒戦では記憶を失ったウォーズマンを再起させるためにバラクーダに変装し、ウォーズマンの復活の足がかりとなった。大将戦ではキン肉マンとブルー・インパルスを結成、キン肉マンゼブラ&パルテノン組と戦い、アノアロの杖の力で窮地を脱しパルテノンに勝利する。なおこの試合の前後、作者のゆでたまごの急病により3ヶ月間休載となり、その間コーナーにハンモックを吊り仮面を外して居眠りをしていた。また第4回の超人人気投票では初の1位を獲得している。決勝戦でのキン肉マンスーパー・フェニックス率いる知性チームとの戦いでは先鋒に出たキン肉マンに代わり大将に選抜される。しかしメンバーが次々と倒れ、一気に決着をつけるために復帰したキン肉マンと共にイリミネーションルーレットマッチに参戦し、マンモスマンと闘った。試合のさなか自分の存在を司る預言書に火がつき、肉体消滅の危機にありながらも、真剣勝負を行うロビンマスクのファイトはマンモスマンを奮い立たせ、ロビンもまたマンモスマンの切り札であるアイスロック・ジャイロをアノアロの杖の力で切り返し大熱戦を繰り広げる。最後には両腕・両足を失いながらもキン肉マンとザ・サムライに支えられ、ロープワーク・タワーブリッジをマンモスマンに決め、その直後に予言書が燃え尽き消滅した。その後は肉体を持たない幽霊超人となり、キン肉アタル、ジェロニモ、ネプチューンマンとともに邪悪大神殿に封じ込められたキン肉マンの火事場のクソ力を解放する。最後はキン肉マンのフェイス・フラッシュにより、他の正義超人たちと共に蘇った。キン肉マンが第58代キン肉星大王に即位し、平和を取り戻した地球を見届けた後、キン肉星に帰還。ロビンマスクらアイドル超人は長年の戦いによる傷を癒すため、メディカル・サスペンションによる肉体治療を受ける。地球では正義超人・悪魔超人・完璧超人による三属性超人不可侵条約の締結式が行われ、テリーマンが正義超人代表として条約に署名する。その数日後、宇宙超人タッグ・トーナメントで撃退した完璧超人の本隊である真・完璧超人軍率いる完璧・無量大数軍が条約の撤回のために地球に襲来する。ロビンマスクはメディカル・サスペンションによる肉体治療から解放された後、ラーメンマン、ブロッケンJr.、ウォーズマンらアイドル超人たちと合流して共に試合会場に現れ、第2戦(セカンドステージ)から参戦。階段ピラミッドの第六ステップにてネメシスと戦う。完璧超人の思想をかつての傲慢だった自分と重ね合わせて「他者へのリスペクト」を説き一時は善戦するが、ネメシスの身体能力の前に技をことごとく破られる。最後はネメシスの必殺技<完肉>バトルシップ・シンクを食らい、第七ステップのウォーズマンに後事を託して敗北。その後、ネメシスによって鳥取砂丘の砂の中に投げ込まれて死亡した。時系列上、「夢の超人タッグ編」と「キン肉星王位争奪編」の間となる。「ザ・サイコー超人の挑戦編」ではキン肉マンの宇宙超人タッグ・トーナメント優勝の祝賀会に招待されるも、ザ・サイコー超人軍団が襲来。ウォーズマンとともにサイコー超人軍団四天王の一人・ヘルナイトの軍団と戦い勝利する。「地獄の極悪超人編」ではキン肉マンらと共に真の正義超人の証明である正義の剣を受け取るべく正義超人発祥の地といわれるキンモク星へ行く。しかし、その場に現れた裏格闘超人界の超人・極悪超人と正義の剣を巡って闘うことになる。ロビンマスクはウォーズマン、ブロッケンJr.と共に第4戦をスカイデビルの谷にて正義超人3人vs極悪超人5人(ジライヤー、グドン、ブルドッキー、ビッグマグナム、バラッキー)の変則タッグマッチを行う。ロビンは一番手を勤め、ジライヤーと闘う。ロビンはグドンに羽交い絞めされ、ジライヤーの地獄の頭突きを喰らいそうになるが、体をそらすことにより回避。ロビンは残ったウォーズマン達に望みを託し、谷底へと落下する。その後キン肉マンのイメージ内で彼を激励し、試合終了後谷底の宝を守っていた竜に助けられていたことが判明し生還する。キン肉星王位争奪サバイバル・マッチ終了後は英国女王より「騎士(ナイト)」の称号を贈られ、臣下の直属超人となった。悪行超人襲来の際には次世代の正義超人を育てるため、H・Fを復活させ、校長となる。父・ロビンナイトと同じくマスクにヒゲ状の飾りを付けるようになった。一時は地球の防衛を放棄しようとした万太郎に対し「お前たち(スグルと万太郎)は格好悪い親子だ」と悪態を付くシーンもあったが、結局悪待遇ながら地球に向かった万太郎を送り出し失意にくれていたスグルの肩を抱き慰めていた。アニメではワールドグランプリ決勝戦をスグルと共に観戦。お互いの息子を讃え合っている。家出したケビンマスクとは超人オリンピック ザ・レザレクション以後、和解したことが語られている。超人レスラーとしてデビューする以前のエピソードが描かれている。大学時代、ラグビーですべてをやり尽くしたロビンマスクは、超人レスラーとして超人オリンピックへの参加を決意する。その前に恋人であるアリサ・マッキントッシュの家に行き、アリサの家族を超人オリンピックに誘うが、アリサの父親であるポール・マッキントッシュに猛反発を受け、「娘が欲しくば超人をやめろ」といいつけられ、超人オリンピックへの参加を禁じられ、人間になることを選ぶ。超人を捨てることに激怒した父・ロビンナイトに厳しく折檻されるが、ロビンの心中を理解した祖父・ロビン・グランデは彼にロビンズ・イコンを渡し、ストーンヘンジに行くように告げる。ストーン・ヘンジにて岩を持ち上げることにより自身の超人パワーを抜き出したロビンは、マスクと鎧を捨て去り人間に足抜け(ドロップ・アウト)する。人間となったロビンはポールに気に入られるが、テレビ中継で親友ジョンブルマンが超人オリンピックイギリス予選にて悪行超人ギロチン・キングに惨殺される姿を目撃する。イギリス支配を宣言したギロチン・キングを見たポールはロビンに銀行を守ることを依頼し、それを了承したロビンは再びリングに上がることを決意。様子を伺っていたテリーマンの協力を得て、再び超人となる。決勝戦にて本来出場するはずだったシャーロックマンが逃亡し、代わりにリングに立ったロビンは、レスラーとしての経験不足からギロチン・キングに押されるが、窮地から立ち上がりギロチン・キングをタワーブリッジで撃破。イギリス代表の権利を手に入れる。ザ・マシンガンズが宇宙超人タッグ・トーナメントに優勝し、妻アリサとの安息の日々が送れることに安堵したロビンマスクだったが、突如空から出現した時間超人ライトニングとサンダーからマシンガンズを守るために立ち向かう。しかしタッグ・トーナメントでのダメージが癒えていなかったため、時間超人の技に翻弄され、死時計の刻印で死亡する。その影響で、21世紀にて息子・ケビンマスクの肉体が消滅の危機に陥り、原因を突き止めた新世代超人が彼の死の直前にタイムワープする。ロビンマスクはキン肉万太郎により助けられるが、代わりにアリサが重傷を負ってしまう。その後、新世代超人と時間超人の目的を知り、ケビンマスクの名前を口にしたテリー・ザ・キッドとジ・アドレナリンズを結成し、究極の超人タッグに出場する。時間超人にケビンマスクを人質にされ、窮地に陥りながらも出場チーム選定間引きマッチを勝ち抜き、1回戦で鬼哭愚連隊(死皇帝、ザ・ガオン)と対戦。ケビンマスクの苦しむ姿に気を取られピンチになるものの、最後はケビンの大渦パワーに似た潜在能力を発揮し、逆転勝利する。2回戦では時間超人と直接対決。アトランティス戦の舞台となったシノバズ・ボンド(不忍池)でアトランティス戦の雪辱を果たすこととケビンを救うために戦うも、力及ばずキッド共々時間超人に敗北し、病院に搬送される。その後はキッドと共に万太郎達の応援に駆けつける。キン肉マンらの試合が終了後、アリサの様態が急変。ロビンは21世紀ウォーズマンの残したデバイスの存在に気付き、それを持って病院へと向かう。無事アリサが持ち直した後は、トーナメントマウンテンに戻り、デバイスをネプチューンマンに届ける。試合後、万太郎のパートナーであるカオス・アヴェニールが時間超人の毒牙にかかったネプチューンマンを救出した後に樹海へと落下したため、キン肉マンたちと探索に向かう。その際に時間超人より逃れたケビンを発見し、無事に保護する。その後、ケビンマスクにトレーニングを施し、究極の超人タッグ決勝戦に出場させる。闘いの中では肉体時計逆回転により肉体を回復させる時間超人に屈しそうになるケビンを励ますなどして、彼の勝利を見届ける。第13話「好きなおでんは味のしみた玉子!?」に登場。本編同様「H・F」の校長として登場。新たに卒業する二期生が正義超人の担い手になることを期待していたが、d.M.p残党の屍魔王と麒麟男にH・F二期生を連れ去られてしまう。巻末コメントでは屍魔王に嘲笑されていた。第1作『キン肉マン』では、宇宙地下プロレス連盟のオクトバスドラゴン3世に奪われた、二階堂マリとキン肉マンのチャンピオンベルト奪還のため、キン肉マンたち正義超人と共にメトロ星へ行く。渓谷地帯に現れたアメラグ超人軍団をウォーズマンと共に食い止め、ウォーズマンを道案内に行かせるために5人を道連れに火口に落下するが、キン肉マンがオクトバスドラゴンに勝利した後に無事に生還する。道中、仲間を心配し苦悩するキン肉マンに活を入れる場面があり、最後にキン肉マンが仲間の「無償の行為」に気付いた際は「付いて来た甲斐があった」と感慨深げに呟いていた。第2作『大暴れ!正義超人』では長年の夢である超人ラグビーのナショナルチームに選ばれる。ブラックエンペラーの部下・ブラックナイトの軍団に襲われるも、これを撃破。富士の裾野で苦戦するキン肉マンと合流し、ブラックナイトを撃破する。第3作『正義超人vs古代超人』では超人ラグビーの世界遠征の途中、ナスカ高原上空を飛んでいたところ、古代超人のコンドルサタンの軍団が出現、これを撃破。古代超人の本拠地サタンタワーの闘いではキン肉マン達と共に入場。部下を一掃する。第5作『晴れ姿!正義超人』ではイギリスのバッキンガム宮殿にてナイトの称号を授かろうとしていたところ、朱天童子の部下・朱天軍団が襲来し、キン肉マンを助けるために他の正義超人たちと共に江戸時代へタイムスリップする。道中、ウォーズマンと超人師弟コンビを再結成し、ザ・ウミボーズンの軍団と戦う。第6作『ニューヨーク危機一髪!』では復活した悪魔将軍に吸収されるが、キン肉マンが悪魔将軍に勝利したことにより救出される。第7作『正義超人vs戦士超人』では戦士超人にミートを人質に取られ、他の正義超人と共に仲間に頼りきりのキン肉マンに活を入れるために、ラグビーの試合のために協力できないと芝居を打ち、キン肉マンの頼みを断る。その後、キン肉マンが窮地に陥った際に駆けつけ、7重の塔6階にて戦士超人ザ・コンゴーと戦う。『ロビン・メモの巻』では、弱点探しの名手であり、正義超人たちの能力の向上のために超人達の弱点を事細かに記したロビン・メモを取っていると設定されている。ある日、ロビン・メモとともにブートンにロビンマスクはさらわれ、彼らの本拠地ウイーク・ポイント星に駆けつけたキン肉マン達正義超人はロビン・メモに記された弱点を砲台で狙われるが、ロビンは無意識の中ブートンの弱点が手に持っている金棒であることを伝え、キン肉マンたちは合体技・超人サザンクロスでブートンを撃破。ロビンは救助されるが、意識が戻らないためキン肉マンに十字架に貼り付けられた状態で背負われていた。『マッスル・リターンズ』では第1回超人究極チャンピオンシップの練習中に肋骨を負傷し欠場するが、仲間達が次々と残虐超人・BUKIボーイに敗れるのを目の当たりにし、正義超人の名誉を守るため怪我を押して彼に戦いを挑む。窮地に追い込まれるが、すんでのところでキン肉マンと交代。闘いを見届ける。『キン肉マンVSテリーマン』では突如行われたキン肉マンVSテリーマン戦のレフェリーを務める。秋本治との合作である『超こち亀』「正義超人亀有大集結!!の巻」においては、各地で問題行動を起こしたキン肉マン達が派出所に連行される中、自分の落とした鋼鉄の鎧が届けられていないかを訪問。その直後、キン肉マン達が迷惑防止条例違反として逮捕され、派出所メンバーに技を掛けられているのを見て、呆気にとられていた。ジャンプ40周年記念特別読切「キン肉マンの結婚式!!の巻」では、超人オリンピック決勝戦と同様にキン肉マンにタワーブリッジを掛けるが、逆転技を許してしまった教訓を生かし、逆タワーブリッジにつなげ超人オリンピック決勝戦の雪辱を果たした。第1作目の郷里大輔はシリーズディレクターの川田武範によると声の大きい悪役のイメージで選んだと話している。2010年1月の郷里の死去の際には、原作漫画において追悼記念の扉絵が掲載された。『キン肉マン』の最初のゲーム化作品である『キン肉マン マッスルタッグマッチ』では8体のプレイヤーキャラクターの一人としてロビンマスクが登場している。足が早いバランス型のキャラクターとしてデザインされている。必殺技「タワーブリッジ」は発動後、相手を後に投げるようになっている。『キン肉マン キン肉星王位争奪戦』では5人のステージキャラクターの内の1人として登場。必殺技は相手を上空に打ち上げて首四の字で落下する「ロビン・スペシャル」。『マッスルタッグマッチ』のリメイク作品に当たる『キン肉マンII世 ドリームタッグマッチ』にも登場。タワーブリッジに加え、レベル1に火の玉を発射する「アノアロの杖」、レベル3技に「ロビン・スペシャル」が追加されている。『キン肉マンII世 新世代超人VS伝説超人』など『キン肉マンII世』以後のゲームでは、タッグチームを組むキャラクターによっては特定のチーム名が付けられる。以下にそれを示す。超人師弟コンビ、ブルー・インパルス、アドレナリンズを除いてはゲーム独自の名称である。『キン肉マンII世 新世代超人VS伝説超人』のストーリーモードでは悪に堕ちたケビンが来襲し、彼の狂言により追跡してきた新世代超人を返り討ちにする。その後ミートにより誤解は解け、ケビンと対峙する。ケビンの言葉から、未来の自分の教育に非があったことを知り、罪滅ぼしにケビンと対決。対決後、ケビンにアノアロの杖を譲渡する。『キン肉マン ジェネレーションズ』以降では別キャラクターとしてバラクーダが登場。ロビンとは異なりレベル1技が「ロビンキック」から「愛のムチ」に変更され、本編では見せなかった「OLAP」を使用する。『キン肉マンII世 超人聖戦史』では属性ゲージが一定以上なら仲間にでき、主人公がイギリス出身であれば弟子入りが可能。一定の条件を満たせば「タワー・ブリッジ」を習得できる。また主人公が選んだルートにより扱いが分かれる。読者投稿時の名前は、ヨロイマン。作中マスクを脱ぎ、素顔を見せることもあるが、その顔は『キン肉マン』では影で隠れ、『II世』では目が隠れるほどの長髪になっている。明確な素顔は第20回超人オリンピックの際に実際に見たキン肉マンの台詞「栗色の髪をした美形」「瞳は二重瞼」などの断片的な情報のみで実際に描かれたことはないが、アニメでは明確に描かれており、キン消しで立体化もされている。究極の超人タッグ編においては、ロビン王朝の超人は闘いの中で素顔を見られてしまうと王家を追放される(通称「石もて追われる」)という厳しい掟があり、『夢の超人タッグ編』では顔が血にまみれていたため、完全な素顔が明かされなかった。巨大化するときは自分の名前を叫ぶ(アニメより)。秋本治の漫画『こちら葛飾区亀有公園前派出所』では主人公・両津勘吉が大原部長への年始の挨拶にキン肉マンとロビンマスクのソフトビニール人形を贈り、「ロビンマスクはなかなか入手できないんですよ とっておくと今に価値が上がりますよ!」と念を押していた。2014年にはアラクス『PITTA MASK』のCMに、原作版に準拠した実写キャラクターが出演。
出典:wikipedia
LINEスタンプ制作に興味がある場合は、
下記よりスタンプファクトリーのホームページをご覧ください。