『ベン・ケーシー』("Ben Casey")は、1961年から1966年まで放送されたアメリカのテレビドラマ。総合病院の脳神経外科に勤務する青年医師ベン・ケーシーを主人公に、病院内での医者と患者との交流を通じて医師としての成長を描き、当時高い評価を得たメディカルドラマである。1961年初頭にジョン・F・ケネディ大統領政権誕生と同時に就任した連邦通信委員会委員長ニュートン・ミノーが、「アメリカのテレビは一望の荒野である」と述べて、西部劇などの暴力番組の低俗さに警鐘を鳴らした。そのため同年秋の新シーズンを迎えて、アメリカ3大ネットワークとも従来の西部劇や刑事ものなどを減らして社会性の高いテーマでの新番組を模索し、医者や弁護士を主人公とするドラマを製作した。CBSが「弁護士プレストン」、NBCが「ドクター・キルデア」、そしてABCがこの「ベン・ケーシー」で、全く同時にスタートした「ドクター・キルデア」と合わせて、当時のテレビのメディカルドラマの双璧とされた。1961年10月2日から1966年3月21日まで、アメリカABCで1話60分、全153話が放送された。日本でも1962年5月4日から1964年9月25日までTBS系列で放送されて、最高テレビ視聴率が50%を超えて大ヒットした海外ドラマである。オープニングの「♂ ♀ * † ∞」(「男、女、誕生、死亡、そして無限」と吹き替え)という、語りながら黒板にチョークで書く場面は有名である。日本において第1回放送(1962.5.4)は視聴率16.4%だったが重厚な内容が人気を呼び、やがて第5回放送(1962.6.1)で30.9%の上り、その後視聴率は毎週40%前後で推移、第37回放送(1963.1.11)では、50.6%の最高視聴率(ビデオリサーチ・関東地区調べ)を記録している。この数字は2014年現在でも日本で放映された海外ドラマの視聴率ナンバー1である。
出典:wikipedia
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