高林 孝行（たかばやし たかゆき、1967年9月12日 - ）は、元社会人野球選手（外野手）。東京都千代田区出身。日本石油に所属していた。父は元プロ野球選手の高林恒夫。立教高校（現・立教新座高校）では第67回全国高等学校野球選手権大会に出場し、その後立教大学に進学。野球部では、1989年の東京六大学野球秋季リーグ戦で、チームを23年・46シーズンぶりの優勝に導いた。リーグ通算98試合出場、372打数101安打、打率.272、7本塁打、36打点。ベストナイン1回。なお長嶋一茂は高校・大学の2学年先輩に当たる。プロ野球のスカウトも注目する好素材だったが、卒業後は日本石油に入社。チームの中心選手として活躍、1992年からは4年連続で社会人ベストナインに選出されるなど、まさに1990年代を代表する社会人野球選手となった。1996年のアトランタオリンピックでは野球日本代表として銀メダルの獲得に貢献した。1997年限りで現役を引退、同時に会社も退社した。現在は家業の神田神保町の古書店を継ぎ父の恒夫ともども店の経営に当たっていたが、2009年に父が他界している。2011年1月より古書店経営の傍ら、母校・立教新座高校野球部監督に就任。

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