クラウド・ストライフ ("Cloud Strife") は、テレビゲーム『ファイナルファンタジーシリーズ』に登場する架空の人物で、『ファイナルファンタジーVII』の主人公。海外メディアのシリーズ歴代人気キャラクターランキングでも1位に選ばれる等、シリーズ屈指の人気キャラクター。名前の「クラウド (Cloud) 」は英訳で雲となるが、フルネーム「クラウド・ストライフ (Cloud Strife) 」は「闘争の兆し」という意味がある。なお、FFシリーズには「クラウド」というモンスターが過去作に登場するが、本項で解説する人物とは関係ない。キャラクターデザインは野村哲也が担当。金髪で尖ったように逆立った髪型をしており、『FFVII』本編ではその形状と色合いから「ツンツン頭」「チョコボ頭」と呼称されることがある。なお、初期の髪型はオールバックだったが、ディレクターの北瀬に却下された。顔立ちについてはゲーム中で女装するシーンがある。その際、女好きのスラム街のチンピラ、ドン・コルネオも女装を見抜くことができなかったほど、整った中性的な顔立ちをしている。これについては、後に発表された各種スピンオフ作品において、映像表現の高度化も相まって顔の描写が緻密になり、いかにもな「美形」である事が分かる。瞳は青色をしており、これは魔晄という特殊なエネルギーを帯びた者に表れる特徴のひとつであるとされ、それ以前は青色がかかった緑色の瞳をしていた。ただし作品によっては処置前も青い瞳をしているパターンもある。服装はソルジャーの制服であるノースリーブのハイネックシャツと紫紺の服(『CCFFVII』以降は黒)を身に纏い、身の丈ほどもある巨大な幅広の片刃剣・バスターソード(初期装備)を振るう。FF7ACではエアリスをイメージしたピンクのリボンを仲間たちとともに身に着けており、クラウドは左腕に付けている。『FFVII』スタート直後はなんでも屋を営んでおり、かつて神羅カンパニーの私設エリート部隊「ソルジャー」のクラス1st(最高ランク)であったと自称している。しかし実際は神羅カンパニーにソルジャー志願で入社するが、実力はありながらも体質的な問題と精神的な問題から、最下級ソルジャー・クラス3rdよりもさらに位の低い一般兵士として採用され、後にザックスと共に殉職扱いとなっているため、正式には「元一般兵」が最終経歴となる。『FFVII』の2年後の『FFVII AC』では「ストライフ・デリバリーサービス」という運び屋を営むようになる。『FFVII』本編を初め、他作品にゲストや直接の続編である『FFVII AC』と『DC FFVII』で登場する際は、「クールな元ソルジャー1st」の様な紹介がされることが多い。『FFVII』の過去を舞台とした『ビフォアクライシス ファイナルファンタジーVII(BC FFVII)』『ラストオーダー ファイナルファンタジーVII(LO FFVII)』『CCFFVII』ではこのような紹介はされていない。『FFT』での専用ジョブは「ソルジャー」となっている。『FFVII』のゲーム開始時からある時点までよく口にする「興味ないね」という台詞が端的に示すように、興味の対象外である会話には積極的に参加しないばかりか突き放す物言いをするので、他者に対し冷ややかな性格であると受け取られる。自身の利益にしか関心がない態度で接するので、雇い主のバレットからの受けが(元神羅関係者という理由もあり)悪いなど、人間関係の構築を積極的に行う性格ではない。加えて、極めて守銭奴な一面を見せており、バレットやティファ達アバランチに報酬の増額を要求するほか、初心者の館でゲームシステムを説明する際にわざわざ「しかもタダでだ」などと強調するような言い回しをするなど金にうるさい性格。一方、なぜかエアリスのボディーガードはデート1回の報酬で請け負うなど、彼の金銭感覚や価値観は一貫していない。彼の経歴の一部は後述する人体実験の後遺症によって形作られた記憶であり、『FFVII』では物語が進むにつれて元の記憶を取り戻してゆく事となる。幼少期は友達がおらず、故郷でのティファと母親以外の交友関係は皆無に等しく、それによる自分の周囲に馴染めない孤独感や虚しさを「自分は特別だ」と思い込む事で自分を誤魔化して孤独な生活を送っていた。その後神羅に入社した後もそれはあまり変わらず、ソルジャーになれなかった自分を恥じたために、帰郷した際も母親以外の村人に自分の正体を隠していた。クラウドの本質は、多少無口で積極的でないところと「興味ないね」という口癖は擬似人格と共通しているが、実際は単に引っ込み思案な上、人付き合いが苦手で、責任感が強い内気な青年である。意地を張ってそれを隠している反面、自分のその弱さを自覚しているため、それを克服する手段を模索するなど、前向きで芯の強い気質もある。また優しく、仲間思いな性質も持ち合わせており、元の性格を取り戻した後、乗り物酔いでうな垂れているユフィに後述の酔わないコツを教えたり、メテオに突撃しようとしているロケット「神羅26号」から脱出時に事故に巻き込まれ破片に挟まれ「オレ様にかまうな、早く行け!」と告げるシドに対し「仲間を見捨てて行けるわけがない」と返し破片撤去を試みたりしている。また、擬似人格の頃でも仲間の中にスパイがいる可能性がある事を知った際に「俺は皆を信じるよ」と仲間を全く疑わない発言をしており、本来の素直な性格の一端をうかがうことが出来る。興味がないと言いながらも何事にも興味を示し、案外ノリの良い性格であり、作中ではコミカルな言動を多々見せる。『FFVII』の戦いで、内向的な性分を乗り越えたかのように思えたが、この精神面での根本的な弱さは思うよりも根強く、『FFVIIAC』ではようやく手に入れた平和な日常への戸惑いやエアリスを守れなかった事、ザックスへの自責の念、また星痕の発症により、自身の死期を悟ったクラウドが仲間達の元を離れ、スラムの教会で最後を過ごそうとするなど、自分を追い込む行動も多い。それでも決して心底弱い訳でもなく、このような状況に陥る度に仲間に諭されてそこから立ち直り、眼前の危機に立ち向かい、成長していく。元はごく普通の人間であったが、ある事件以降に神羅カンパニーの宝条博士に拉致され、セフィロスと同等の身体能力になる人体改造実験(セフィロスコピー計画)を約5年にも及ぶ歳月をかけて施され、後天的に強力無比の肉体を得る(セフィロスコピーの製造工程はソルジャーを生み出すのとほぼ同一のもののため)。この時に受けた実験の影響で精神に異常をきたしたことが、同じ実験を受けていた親友のソルジャークラス1st、ザックス・フェアの記憶とクラウド自身の記憶・願望が混濁、そして後述するジェノバ細胞の擬態特性により自分は「元ソルジャー・クラス1st」だと勘違いする原因となった。しかし、一般人だったはずの時から既に身体の頑健さに恵まれていたようでもあり、崖から落ちても軽傷で済んだり、腹部を正宗(刀)で貫かれた状態ながら自分よりもはるかに戦闘能力に勝るセフィロスを(この時セフィロス自身は不意打ちで負傷していたが)刀ごと持ち上げて投げ飛ばしたことがある。田舎(ニブルヘイム)の出身であることから自然の厳しさにもある程度耐性があるようであり、『CC FFVII』では寒風吹きすさぶ山道の中でも平気で進んでいく描写がある。(これをきっかけに彼はザックスと会話をし、お互いに田舎出身という共通点を知って意気投合している)またこれに加えて『LO FFVII』と『BC FFVII』でのニブル魔晄炉ではまだ実験を受ける以前にもかかわらず、瞳が魔晄の光を帯びた色に変色した描写もあり、対峙していたセフィロス自身もクラウドのこの変化に気付き動揺してライフストリームに投身した。また宝条に拉致される際「面白い実験材料が手に入った」と喜んでいたことから、何かしらの特異体質を後付けされていた可能性もあるがコンピレーション最新作『CC FFVII』の試作段階でテストプレイヤーの指摘で設定が差し戻され、この件について以後は一切触れられていない。ゲーム雑誌『CLOUD』ではその事を指摘するような発言が記載されている。驚異的な戦闘能力は前述の事情により会得した物である。刀剣の腕に関しては『FFVII』以前から優れており、クラウドが神羅兵である頃の『BC FFVII』では、野太刀のような刀を突発的に手にして、ソルジャーと同程度の戦力を持つとされるアバランチ兵「レイブン」から勝利を得ており、油断していたとはいえ、自分の背丈ほどあるバスターソードを取ってセフィロスを不意打ちで倒した事もある。また、ザックスの記憶が混合されていた事も少なからず影響していたのか、ザックスが生前使用していた技に似たリミット攻撃を一つ会得する。それ以外にもバイクの運転技術が高く、常人の体力では運転できないとされる神羅製のバイクで走行しながら刀剣で攻撃する技術を体得している。ほかにスノーボードや潜水艦の操縦も行え、本人の弁によると飛空艇も操縦できるという。チョコボにも騎乗でき、チョコボレースの騎手も務められるなど、仲間内からは大概のことはできると見られており、「何となくできそう」との理由で色々と物事を押し付けられている。上記で説明したように、幼少期から精神面の弱さが非常に目立っており、全作品を通してセフィロスに幾度と無くその弱さを指摘、または利用されて何度も窮地に立たされてきた。また、様々な技能を持つ万能人間であるが、実はクラウドの母によると「料理が出来ない」とされている。本人もこの時「会社から支給される」と発言している。小説版『on the way to a smile』ティファ編にて、ティファに食材の買出しを依頼された際、食材の名前がわからないと困惑する描写がある。乗り物酔いをしやすい体質で、本人が「スジガネ入り」というほどよく酔う。回想場面および、『CC FFVII』でもザックスに心配されるほど酔っていた。ソルジャーであると思い込んでいる間はそれを忘れていたが、本来の性格を取り戻してから突如として乗り物に酔うようになる。クラウドは研究と称してこれの対処法を探っており、仲間のユフィが激しく乗り物に酔っている際に具体的な語り口を持って伝授している。必ず酔う訳ではないらしく、乗り物に乗っても平然としている場面もある。自分で運転中は酔わずに済むと語っており、『VII』本編のバイクのミニゲームやチョコボ騎乗を始めとし、『FFVII AC』と『DC FFVII』でのフェンリルやシャドウフォックス(WRO専用トレーラー)での乗車中も現れていない。潜水艦に乗った際に狭さを酔う理由に挙げているので、特に内部が狭い乗り物に弱い。父親はクラウドが幼少の頃に死去している(発言のみで明確な描写は無い)。母親はクラウドが16歳の時、セフィロスによって故郷ニブルヘイムが焼かれた際に死亡した。母親はクラウドと同様に逆立った金髪をしている。『VII』本編の時点で兄弟、親戚等の存在は確認されていない。続編の『FFVIIAC』では、エッジで新たに開店したセブンスヘブンでティファとバレット、バレットの養女マリン、そしてスラムの教会で出会った少年デンゼルと共に暮らしていた。(AC本編ではバレットは出張中である。)前述通り、幼少期から内向的だったため、友達付き合いもあまりなかったらしい。その証拠に兵士時代は何度か故郷ニブルヘイムに帰省していたようだが、都会暮らしを心配する母親とのエピソードしかない。ザックス以外にも何人かの兵士とそれなりに付き合いはあったようだが、作中であまり詳しい描写は見られない。回想シーンではセフィロスと親しくしているシーンもあるが、大半は実験によって体内に仕込まれたジェノバ細胞による疑似記憶であるため、どこまでが真実かは不明。『VII』本編では仲間になる「バレット・ウォーレス」「ティファ・ロックハート」「エアリス・ゲインズブール」「レッドXIII(ナナキ)」「ユフィ・キサラギ」「ケット・シー(リーブ・トゥエスティ)」「ヴィンセント・バレンタイン」「シド・ハイウインド」のプレイヤーキャラクターに加え、旅の道中で出会う様々な人々と交流を深めることになる。『FFVII』はプレイヤーの選択や行動により、クラウドに好意をよせるキャラクターが変化する好感度システムを採用している。作中では女性からよく好意を寄せられる描写がいくつもある。メインヒロインであるエアリスやティファ、ユフィ。足が挟まっていたところをクラウドに助けられるジェシーや、女児であるプリシラからの感情が描写されている。また、彼は不本意ながら女装をするが、女性的な立ち居振る舞いに努めるなどノリノリなところも見せる。もっとも、やはり不本意らしく、走り方は完全な男走りであり、ティファがコルネオから情報を聞き出そうとした際にコルネオに選ばれる女性の頭数が多い方が良いとエアリスが協力を申し出た際は、「その中には俺も入っているのか」と言う趣旨の不満を口にして、2人に即答されている。風俗店の蜜蜂の館では、店にたむろする男性に取り囲まれ好意的に接される。また、好色家の男性であるコルネオにも言い寄られ、プレイヤーの進行によってはキスを迫られるなど、色々な意味で人に好かれる人物として描かれている。FFVIIシリーズでの活躍。少年時代は内気な性格が災いして友達もなく孤独だった。8歳の時、死んだ母親に会えると信じて、禁止されているニブル山を越えて行こうとしたティファをこっそり追いかけるが、つり橋の崩落で共に転落する。クラウドは軽傷で済むが、ティファは7日間意識不明の重体に陥り、娘を助けに来たティファの父にクラウドが彼女を連れ出したものと誤解され、激しくなじられる(ティファ本人が事故の前後を覚えていなかったため、その誤解が解かれることはなかった)。その後、憧れのセフィロスのような英雄になりたい、という想いから、14歳のときに「ソルジャーになる」とティファに告げ村を後にする。神羅カンパニー在籍時代。セフィロスのようなソルジャーになりたいという夢を抱き神羅に入社したが、ソルジャーに必要な魔晄適性がなかったために一般兵士に留まる。休暇を利用してニブルヘイムに帰省した際には、母親から立派になった事を褒められ、同時に都会は誘惑が多いから年上のしっかり者の彼女でも作って安心させてちょうだいと、都会暮らしの一人息子を心配する姿が見られる。『ビフォアクライシス ファイナルファンタジーVII』時。神羅の重要機密を納めたデータを所持するレイリー博士の護衛を、新人タークスと共に就く。この頃はまだソルジャーになれなかった自分の無力さに対する劣等感を抱えていた。そのため、最初はタークスがいるという理由で、一般兵の自分達が頼りにされていないことを不満に思い、独断を起こしてしまう。アバランチの奇襲を受けた際も意地になって戦っていたが、最終的にタークスと協力してレイリー博士を護衛し、データを奪われるも博士の護衛に成功した。この際、始めは一般兵の装備である銃でアバランチに応戦しているが、なかなか上手くいかず、咄嗟に手に取った剣で応戦したところ敵を撃退することが出来た。この頃から剣術の素養があったことが窺える。『クライシス コア ファイナルファンタジーVII』時。モデオヘイムへの任務の際に、ソルジャー・クラス1stの青年ザックス・フェアと出会い、田舎育ちという共通点から会話を弾ませる。廃工場でザックスと共にジェネシスとホランダーに遭遇し、ホランダーを一度は抑えるが振り払われてしまう。ツォンと共に追跡したが負傷してしまい、追跡をザックスに託す事になる。なお、この頃は他作品では使わない銃火器を装備している場面がある(発砲の描写はない)。その1年後に襲撃されたジュノン住民の避難活動のために現地へ赴くが、ヘリで移動したせいでひどい乗り物酔いに見舞われてしまう。酔って休んでいた時にザックスと再会し、ソルジャーである彼が自分を覚えていた事に驚く。その2か月後、任務でザックスとセフィロス、他一般兵2名と共に故郷であるニブルヘイムに向かう。ニブルヘイム事件は『FFVII』のクラウドの回想の他に『LO FFVII』『BC FFVII』『CC FFVII』でも語られている(描写はそれぞれ若干異なる)。16歳の時、ニブル山にあるニブル魔晄炉の調査のため、伝説のソルジャーであるセフィロスやザックス、他の神羅兵1名と共にニブルヘイムの村へと向かい、束の間の里帰りを果たす。しかしソルジャーになれなかったことを恥じ、母親以外には正体を隠す。その後、凶変したセフィロスによる虐殺(『FFVII』ではクラウドの言動がセフィロス凶変のきっかけになったと思われる描写がある)が起こり、ニブル魔晄炉へセフィロスを追いかける。ザックスと共に重傷を負うが、セフィロスの方も油断もあって重傷を負い、ライフストリームに落ちていった。直後、ザックスと共に神羅カンパニーの宝条博士に捕まり、ニブルヘイム内の神羅屋敷に監禁、セフィロスコピーの実験体にされる。このセフィロス化実験は、宇宙生物ジェノバの細胞を体内に組み込んで魔晄を照射することで、セフィロスのような強力なソルジャーをより簡易に量産しようとする非人道的なものであり、精神が弱い者はジェノバ細胞の浸食に耐え切れずに精神崩壊が起こる。実験以前から既にソルジャーだったザックスは実験後も特に問題はなかったが、クラウドはセフィロスコピーに改造されたことで肉体的な面ではソルジャーと同等になるも、精神が耐えられずに崩壊、半ば植物状態に陥る。それから5年後、『FFVII』本編直前にザックスによって実験から解放され、共に神羅屋敷を脱出する。廃人状態のクラウドを連れ、ミッドガルを目指して各地を放浪していたザックスは、無反応のクラウドに対して親身に接し「とりあえず金だよな」と活動方針を呟き「なんでも屋」を開業することを提案するが、その後に神羅兵に発見され逃走中に射殺される。精神崩壊が起こっていたクラウドは、止めを刺さずとも問題が起こらないだろうと判断され放置された。しかし神羅兵が立ち去って間もなくクラウドはおぼろげながらも意識を取り戻し、ザックスからバスターソードを受け継ぎ、ミッドガルへと向かう。その後、バスターソードを手にしミッドガルに到着し、朦朧とした意識のまま市街を彷徨い、行き倒れたところで偶然にティファと再会する。この時、実験によってクラウドに植え付けられたジェノバ細胞がその擬態する特性「相手の記憶等を読み取り、その中の人物の姿を真似る」を発揮し、ティファの記憶の中にある「幼馴染・クラウド」と自身の願望である「(セフィロスやザックスのような)ソルジャークラス1st・クラウド」を混ぜ合わせ、瞬時にソルジャーとしての偽の人格・偽の記憶を構築、「元一般兵の廃人クラウド」から「ティファの幼馴染の元ソルジャー・クラウド」へと擬態を完了し、ザックスの遺した発言通り「とりあえずカネ」の執着心で「何でも屋をやっている」とティファに告げる。戦友ザックスと共に「なんでも屋」を始めるためミッドガルのエアリスの元へ向かっていたが、ザックスとの突然の別れにより一人で行動する事になる。ミッドガルの七番街スラム駅まで辿りついたものの、行き倒れ、そこで5年前の当事者の一人であるティファと再会する。(これらの場面は通常版では無いシーンだが、シナリオや機能が拡張された『ファイナルファンタジーVII インターナショナル』での追加イベントで見ることが出来る)。擬似人格を構築したクラウドは、自身を「元ソルジャーのなんでも屋」と名乗り、ティファが所属するレジスタンス組織「アバランチ」のテロ作戦に、傭兵として雇われる。この後の人格は比較的安定しており、本編での精神崩壊まではこの時点の“元ソルジャー・クラス1stのクラウド”としての人格が彼を支配している。※元ソルジャーという肩書きは真実と相違するものの、5年前の実験でジェノバ細胞と魔晄を浴びたためにソルジャーと同じ能力を得ており、その常人離れした高い戦闘力は嘘を信じさせる強い材料の一つとなった。レジスタンス組織アバランチのミッションの途中で、スラムの教会へ落下し、ザックスと逃亡の末の充てとしていた人物、エアリス・ゲインズブールと出会う。その後彼女からザックスに関する話題を出されるが、この時には完全にザックスの記憶が無くなっている。エアリスのボディーガードとなったクラウドは、神羅カンパニーに連れ去られた彼女を救出する際にセフィロスの生存を知ることとなり、彼を追う旅を始める。様々な仲間と出会い旅していく中で、時折起こる幻覚に悩まされ、自分自身を理解できない恐怖を内に抱くようになる。自身を決定的に疑い始めたきっかけは、古代種の神殿でセフィロスにメテオを発動できる力を持った黒マテリアを自ら渡してしまった事である。落ち込むクラウドに対し、「セフィロスの事は私にまかせて」とエアリスは自分の事だけを考えるよう、クラウドを諭す。この時、エアリスをたった一人でメテオ阻止に向かわせてしまい、セフィロスの凶行からエアリスを守れなかった事が、後々のクラウドに大きな心の傷となって残る。改めて仲間達とセフィロスの野望を阻止することを決意するが、最北の巨大クレーター内で対面したセフィロスに、自身の存在を「人間ではなく5年前に作られた人形である」と否定され、さらに幼馴染で5年前の事件の当事者であるティファに自分がクラウド自身である確証をもらえなかった事で、現在の自分は「本物のクラウド・ストライフ」ではなく、「ジェノバ細胞の擬態によってクラウドを演じていた全くの別人」ではないかという疑念に押し潰され、再び精神に異常をきたしてしまう。自身をあやつり人形の1つだと認識してしまったクラウドは、いったん取り戻した黒マテリアを北の大空洞でセフィロスに渡してしまう。それにより地形に異変が起こり、超巨大モンスター・ウェポンたちが目覚め活動を再開、洞窟が崩落を始め、メテオが出現してしまう。この混乱の中でクラウドは地割れからライフストリームに落下し、仲間達から離脱する。その後ミディールで発見されるが、ライフストリームに飲み込まれたことで、精神崩壊に追い打ちをかけるように重度の魔晄中毒に冒されており、半ば廃人状態のまま闘病生活を送る。しかし、再びライフストリームに飲み込まれた際に一緒に落ちたティファに助けられ、封印し隠し続けてきた本来の自分の記憶と人格を完全に取り戻す事に成功、魔晄中毒からも全快する。そしてエアリスが忘らるる都で何をしようとしていたのかを知り、メテオと対抗できる唯一の白魔法ホーリーを解き放つために、また全ての元凶であるセフィロスとの決着をつけるために、仲間達と共に最終決戦に挑む。最後はホーリーと星自身のライフストリームの発動によりメテオが阻止され、星は救われた。『ファイナルファンタジーVII アドベントチルドレン』時。『FFVII』の2年後、仲間達はそれぞれの生活を始め前向きに生きていた。しかしクラウドだけは2年前の出来事を引きずっており、その事を仲間達に打ち明けることなく日々を過ごしていた。クラウドは新しく築かれた都市「エッジ」にて、バー「セブンスヘブン」の経営を始めたティファとマリン、バレットと共に、自身も新たな生活をスタートする。フェンリルと名付けたバイクを走らせどんな場所へも荷物を届ける、「ストライフ・デリバリーサービス」という運び屋(現実で言うバイク便の自営業)を始める。ある日クラウドは、通っていたスラムの教会の前で星痕症候群によって倒れていた孤児の少年デンゼルを見つる。これ以後デンゼルもクラウド達と共に生活することとなった。場所が生前のエアリスが長く過ごしていた教会であった事からクラウドは「(デンゼルは)彼女が連れて来てくれた」と説明している。このエピソードは商品映像には収録されておらず、関連書籍や公式HPに掲載された小説で読むことが出来る。(その後、発売されたファイナルファンタジーVII アドベントチルドレンコンプリートでは映像で確認できる。)デンゼルが新たに家族に加わり平穏な生活が続くと思われたが、クラウドは星痕の発症をきっかけに、誰にも行き先を告げぬまま「セブンスヘブン」を離れ、スラムの教会に移り住む。そんな中、突如として現われたカダージュ率いる謎の3人組に襲撃される。3人は退散し、その後、ヒーリンの保護施設で療養していたルーファウスの元を訪れたクラウドはカダージュ達からの護衛を頼まれるが断り、その場を後にする。ザックスの墓標となったバスターソードの前で自らの心中を語りかけた後に教会へ戻り、そこでカダージュの仲間の1人・ロッズに倒されたティファを発見する。彼女からマリンが連れ去られたことを知らされるが、突然星痕の激痛に苦しみ出し、その場に倒れ込む。レノ達によって「セブンスヘブン」に運ばれ、彼らからデンゼルや他の子供達がさらわれたことも知る。だが、カダージュ達のアジトがエアリスと永遠の別れとなった場所「忘らるる都」だと知らされると躊躇し、レノ達に子供等の救出を任せるが、ティファに「逃げないで」と諭され、迷いを抱えたまま敵地へ向かう。その道中、意識の中にエアリスの幻影が現われ、彼女との会話の中で自分の心中を告白し、己の心を見つめ直す。直後、カダージュ達の奇襲で現実に引き戻され、応戦するも窮地に立たされるが、偶然その場を調査していたヴィンセントに救われて難を逃れる。ヴィンセントに星痕の真実とカダージュ達の目的を聞き、カダージュ達から逃れたマリンのことを頼むが断られる。マリンにも叱咤され、過去の悔恨に思い悩むクラウドは「罪って、許されるのか」と自分が抱いてきた疑問をヴィンセントに問う。「……試した事はない」というヴィンセントの返答を聞き何かのきっかけを掴み、マリンを連れて戻る。エッジに戻り、カダージュが召喚したバハムート・震を、集結した仲間の協力もあったがほぼ独力で倒し、ジェノバの首を手に入れたカダージュと交戦する。エアリスの声と共に湧き上がった癒しの水により星痕が消滅し、かつて抱いていた気持ちを取り戻したことで勝負は圧倒的優勢だったが、リユニオンを図られセフィロスが復活し、セフィロスと一対一で対決する。苦戦を強いられる中、ザックスの幻と出会い、ザックスからの励ましと「もう忘れんなよ」とのセリフに「俺はお前の生きた証だ」と返す。そして新たなリミット技により再びセフィロスを倒し、カダージュは星へ還っていく。その直後、ロッズとヤズーの捨て身の攻撃に胸を貫かれるが、ライフストリームの中でエアリスとザックスに助けられ、教会に満たされた癒しの水の泉で目を覚ます。教会から去ろうとするエアリスとザックスの幻を見つけ、消え行く2人の姿を見送りながら、自分は1人ではないことにようやく気付く。『ダージュ オブ ケルベロス ファイナルファンタジーVII』時。『FFVII』から3年後、元の生活を取り戻していたクラウド達だったが、エッジがDGソルジャーに襲撃されたことにより、彼らもWROやヴィンセント達と共にDGとの戦いに参加する。ミッドガル進攻の際、地上部隊の先陣を切りツヴィエートの1人・ロッソと激突するが、取り逃がすことになる(経緯は不明)。その後、ハイウェポン・オメガ復活のサポートの役割を果たす魔晄炉を停止させるために奮闘するが、予想以上に苦戦を強いられる。そんな中シドとの連絡が取れなくなり、そのことを携帯でヴィンセントに伝える。オメガが復活した中、ようやく魔晄炉を停止させることに成功し、携帯で仲間に知らせた後、カオスに覚醒したヴィンセントに全てを託し、オメガに突入する彼を見送る。宇宙に飛び立とうとしたオメガとカオスが激突したことで大爆発が起こり、オメガは消滅し、星は救われた。上空から雪のように降るライフストリームの雫をクラウド達は見渡すが、そこにヴィンセントの姿はなかった。それから1週間が経ち、クラウドはようやく彼を見つけることができた。『ファイナルファンタジータクティクス』での活躍。基本的にゲスト出演的扱いであり、展開によっては仲間にならない事もあるため、『VII』本編と直接的な関連は極めて薄い。『FFVII』本編でライフストリームに飲み込まれた際、イヴァリースにてラムザ・ベオルブらが旧時代の転送機を起動させたため、イヴァリースに召喚される。再び記憶が混濁しており「ソルジャーのクラウド」であることを自らに言い聞かせる。直後、何かに導かれるように機工都市ゴーグを飛び出し、行方不明になる。その後、貿易都市ザーギドスに現れ、そこで死んだはずのエアリスと同名で、容姿がそっくりである花売りと出会う。一度はなんでもない風に装ってその場を立ち去るが、彼女が借金取りに襲われるとその場に駆けつけ、エアリスを逃がす。さらにその場に駆けつけたラムザ達に助けられ、以後、元の世界に戻るためにラムザと行動を共にする。『FFT』の仲間キャラクターはエンディングに登場しないため、その後の経過が描かれておらず、如何にして元の世界へ戻ったかは明らかにされていない。専用コマンド「リミット」はチャージタイムと「マテリアブレイド」の装備を必要とし、主に魔法攻撃力に依存するダメージを与える。『FFVII』本編よりもさらに性格が暗くなっている。また、Brave低下時の離脱台詞は『FFVII AC』におけるクラウドのある台詞とよく似ている。なお、火山の頂上に自らの剣を隠しているが、意図は明らかにされていない。固有ジョブ「ソルジャー」のときには本来女性専用のリボン、バレッタ、カチューシャを装備可能(本編で付けた香水は装備出来ない)。PSP版『獅子戦争』では仲間になるタイミングが早くなったため、セフィロスと容姿が酷似しているエルムドア侯爵との戦闘に参加出来るが、セフィロスに似ていることに関して特別なイベントは無い。なお、『FFT』の登場人物の中で青い瞳はクラウドとエアリスのみ。エアリスは緑色に近い。ただし、PSP版『獅子戦争』では『FFTA2』から登場するルッソも瞳の色が青い。キングダム ハーツ シリーズでの活躍。年齢は『FFVII』より1つ上の22歳。『KH』では少し闇に染まった存在であるため、おなじみのクラウドの服装にヴィンセントのマントやガントレットを付けたような服装で登場(ヴィンセントを出したかったが、できなかったためとも言われている)。また、バスターソードにはボロボロになった包帯が巻きつけられている。超究武神覇斬を使用する際には左肩から黒い翼が生え、飛行できるようになる。これはセフィロスへのオマージュで、逆に『KH』バージョンのセフィロスは右肩から黒い翼が生えている。『KH2』では『FFVII AC』での服装で登場し、武器も『FFVII AC』の時に使用した合体剣にボロボロになった包帯が巻きつかれた状態で戦っている。『KH』の世界ではエアリス、ユフィ、『FFVIII』の主人公スコール(『KH』ではレオンと呼ばれている)と幼馴染みであり、シドが養父として4人を育てていた設定となっている。『キングダム ハーツ』時。レイディアントガーデン(のちのホロウバスティオン)という平和な世界に住んでいたが、本編開始より9年前(クラウドは13歳にあたる)、世界は「ハートレス」に襲われたことにより崩壊してしまう。仲間だったエアリス達はその際になんとか脱出できたが、クラウドは騒ぎの中ではぐれてしまい、行方知れずとなる。それからは自らの心の闇が具現化した存在であるセフィロスをずっと探していたようで、『KH』ではオリンポスコロシアムという世界で死者の王ハデスと契約を結び、セフィロスの手がかりを得る代わりにコロシアムでソラやヘラクレスの命を狙っていた。闘技大会でソラ達を追い詰めるも、ハデスがクラウドごとソラ達を始末しようと放ったケルベロスに敗れてしまう。ヘラクレスに助けられた彼は、ソラにソニックレイヴのアビリティを授け、どこかへと去っていった。『KH ファイナル ミックス』ではソラがコロシアムでセフィロスに勝った後、セフィロスと再会し、剣を交える。エンディングでホロウバスティオンへ帰還し、エアリス達と再会した。『キングダム ハーツ チェイン オブ メモリーズ』時。ここでのクラウドは、ソラの記憶から作り出された幻の世界の人物として登場。自分の記憶を取り戻すためにハデスと契約を結び、ヘラクレスの命を狙っていた。ソラがハデスとの対決を終えた後、世話になった礼として彼にカードを渡してその場を去る。ストーリーでのその後の登場はないが、クラウドのカードをデッキに組み込んで使用することで召喚され、ソラに力を貸してくれる。任天堂のゲーム機で彼が初めて登場した作品でもある。『キングダム ハーツII』時。ホロウバスティオンの再建に勤しむレオン(スコール)達とは距離を置き、自分の住む世界の行方よりもセフィロスを倒すことに執念を燃やしていた。ドナルドが言うように、セフィロスの影響で『KH』よりも闇に染まってしまっている。また、クラウドを探してティファがホロウバスティオンを訪れていたが、このときは会うタイミングを逃している。この作品でのティファはクラウドにとって光のような存在として描かれている。ホロウバスティオンに大量のハートレスが襲来した際にはソラ達と共に戦い、レオンとの共闘も果たしている。その中でセフィロスと会っているが、セフィロスがすぐに姿を消したため戦うことはできなかった。エアリスに必ず帰ると約束した後、ソラからセフィロスの居場所を教えられ、決着をつけに向かう。セフィロスの強大な闇の力に苦戦を強いられるが、勝負の最中にクラウドを探し当てたティファに光を与えられ、セフィロスと戦いながらいずこかへと消えていった(ソラはこれを「闇を倒すために別の世界に行った」と言っていた)。ティファは再びクラウドを探すために旅立ち、エンディングではクラウドの帰りを信じて待つエアリスの姿が描写されている。ただし、クラウドが姿を消した後でも、ストーリーと関連のない遊びの要素である冥界コロシアムには登場しておりいつでも彼と戦うことができる。『キングダム ハーツ コーデッド』時。ここでのクラウドは、『KH』での旅の記録を記した「ジミニーメモ」をデータ化した世界での登場。英雄になる条件を求める彼はハデスと契約し、ヘラクレスを討とうとしていた。しかしソラとヘラクレスに敗れ、ハデスからも見放されてしまう。その後は迷宮と化したコロシアムで一人ハートレスと戦っていたが、ソラとヘラクレスに助けられたことでパーティに参入し、三人で協力してコロシアムの深部を目指していくことに。なお、ここでクラウドを助けずにソラとヘラクレスだけでストーリーを進めることも可能となっている。『ディシディア ファイナルファンタジー』ではセシルと並び、ストーリーの難易度がもっとも低いキャラクターとなっている。ストーリーモードでは当初はセシル、フリオニール、ティーダと共に行動している。持ち前の冷静な判断力でパーティを引っ張っていたが、自身の戦う理由を見出せず迷いを抱えていた。そのことを他のメンバー(特にフリオニール)に打ち明け、仲間のそれぞれの戦う理由を聞いた後、自身の戦う理由を探すためにパーティを離れる。ストーリーモードのラストでセフィロスと戦った後はティナのストーリーに登場しトランス状態で暴走しかけた彼女の暴走を止め、行方が知れなくなったオニオンナイトの捜索に協力する。その道中、魔導の力の使い方に戸惑うティナにフリオニールの夢、「のばらの咲く平和な世界」の話をし、自身と共にティナを決起させる。無事オニオンナイトを救出した後は、皇帝の攻撃で窮地に陥っていたフリオニールのもとにティーダと共に駆けつけ窮地を救う。その後、セフィロスに奪われていた“のばら”をフリオニールに返し、皇帝との決戦に向かうフリオニールを見送る。世界崩壊後は自分達の元居た世界のことを思い出し始めた他のメンバーと違い、未だ記憶の失ったまま自身の名前も思い出せないウォーリア・オブ・ライトの不安の声に「戦いが終われば元居た世界に帰れる」と明言するが、直後に「嘘だ」と否定、自分の憶測に過ぎないと謝る彼なりの冗談を言う場面が見られる。しかし、この発言がメンバー全員の最後まで諦めずに戦うという強い意志へと繋がることになる。『ディシディア デュオデシム ファイナルファンタジー』ではカオス陣営のキャラクターとして登場。そのため、敵であったセフィロスが仲間、仲間だったティファが敵という状況に葛藤することになる。同じ境遇のクジャとは互いに通じ合うものがあった様子である。ケフカの策略によってセフィロスに襲撃されたティファを助けたことでティファと再会を果たすが、ティファは元の世界での記憶を失っていた。そのため、かすかに残る記憶としてクラウドに興味を示すティファに自分たちは敵同士だと自ら遠ざける。その後、ティファと戦いになる事態を避けるため、戦いそのものを終わらせようと単身カオスに挑むも敗れ去る。消えゆく意識の中でティファの無事を祈った彼の純粋な想いはコスモスに届き、コスモス陣営へと転生させるきっかけとなる。『FFVII』ではリミット技が使える。リミット技は戦闘中に相手のダメージを受けるとゲージが溜まり、上限まで溜まると使用することが出来る大技である。『FFT』ではクラウド専用のジョブ「ソルジャー」のアクションアビリティである「リミット」が使える。「リミット」の攻撃力は魔法攻撃力が関係している。『エアガイツ』では各キャラクタに必殺ボタンが設定されており、クラウドの必殺ボタンは「剣を抜く」である。剣を抜いた後は、抜く前とは別の技がコントローラーのボタンに割り振られる。剣を抜く前は格闘技を使う。しかし、剣での攻撃は簡単に白刃取りされるので使い辛い。『KH』シリーズでは技の名前はゲーム中では登場しないが、攻略本『アルティマニア』などに記載されている。名称は『FFVII』と同じでも、それぞれ若干異なっている。『DFF』ではブレイブ攻撃とHP攻撃の2種類が存在し、いずれも『FFVII』の技に準拠しているがブレイブ攻撃の大半はオリジナルの技が占めている。
出典:wikipedia
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