平成19年台風第11号(へいせい19ねんたいふうだい11ごう、アジア名:ナーリー〔Nari、命名国:韓国、意味:百合〕)は2007年(平成19年)9月に発生し、日本に接近して韓国に上陸した台風である。急激に発達した後、久米島を直撃し、猛烈な風の被害をもたらした。久米島町では、15日未明に直撃、最大瞬間風速62.8mを記録した。住宅の被害は全壊が10件、半壊が18件、一部損壊が約114件に上ったほか、町役場や学校、ホテルの窓ガラスが多く割れた。また、電柱が倒壊したり折れ曲がったりなどして約1,900世帯が停電、サトウキビや電照ギク、牛舎倒壊などの農畜産物や、漁業では、漁船が漁港の道路まで押し出されたりするなど漁船約14十四隻が破損などの被害を、クルマエビ養殖場でも被害が出た。この台風は、強風域半径が最盛期でも190kmと1999年以前の言い方で「ごく小さい」台風であったが、中心付近の気圧傾度が非常に大きく、中心付近で猛烈な風が吹いた。そのため直撃を受けた久米島では最大瞬間風速が62.8m/sを観測し、風による大きな被害が出た。
出典:wikipedia
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