諸富 祥彦(もろとみ よしひこ、1963年5月4日 - )は、日本の心理学者。博士(教育学)。明治大学文学部教授。専攻は、カウンセリング心理学、心理療法、臨床心理学、学校カウンセリング、教師のサポート、人間性/トランスパーソナル心理学。日本トランスパーソナル学会会長、日本カウンセリング学会常任理事、悩める教師を支える会代表。福岡県出身。福岡県生まれ。福岡県立修猷館高等学校、筑波大学卒業、1992年同大学院博士課程修了。「人間形成における<エゴイズム>とその克服過程に関する研究」で博士(教育学)。ロジャーズやフランクルなどの人間性心理学、ミンデルなどのトランスパーソナル心理学を専門とする。孤独、むなしさ、生きる意味などをキーワードに、現代人の新たな生き方を提示する。自身が学生時代に実存的神経症であったことを告白している。また、《悩める教師を支える会》代表として教師の支援活動を展開する。スクールカウンセラーとしての活動歴も長く、学校カウンセリング、生徒指導などの専門家でもある。千葉大学教育学部助教授を経て2002年明治大学教授。心理臨床センター長 。自称「時代の精神(ニヒリズム)と闘うカウンセラー」、「現場教師の作戦参謀」。日本トランスパーソナル学会会長もつとめ、第4の心理学と呼ばれる「トランスパーソナル心理学」に関する理論書、解説書の著書も多数。日本におけるトランスパーソナル、それに関連するスピリチュアル/スピリチュアリティの概念の普及に尽力している。以下の功績がある。◎ロジャーズ、ジェンドリンのフォーカシングをはじめとした人間性心理学、フランクルの実存心理学、ミンデルのプロセスワークをはじめとしたトランスパーソナル心理学の普及により、大人が、自らの内面をみつめ、どう生きるか、自己探索する自己成長の心理学的アプローチを確立した。◎ジェンドリン、フランクルをベースにした意味志向心理療法の構築。「自分の人生を意味深いものとしてまっとうするにはどう生きればよいのか」「今の生き方を続けていていいのか」「自分の生きる意味、生まれてきた意味はどこにあるのか」「自分の人生に与えられている使命(魂のミッション)とは何か」を自らに問いかけ探索する、内面的自己探索のプロセスを支える独自のセラピーを提唱している。◎ロジャーズやジェンドリンをベースにした、深い、ほんものの傾聴の方法。◎自らの極限的な苦悩の体験に関する現象学的分析により抽出した「哲学的自己変容の八段階論」「〈エゴイズム〉克服の五段階論」を構築◎教師やスクールカウンセラーが、授業や学級経営など、学校現場ですぐ使える教育カウンセリング技法の普及。◎教師を支える会による教師のメンタルヘルスのサポート。◎予防的・成長促進的生徒指導や、問題解決型道徳授業、心理学的体験学習型道徳授業の理論と実際を90年代半ばから提唱。◎愛に満ちた子育て、働く悩み、生きていく意味、老いていく意味、恋愛や結婚の悩み、孤独の意味などについての心理学的な考察と提案◎これらのテーマに関する単独執筆、編著による著作(分担執筆を除く)は200冊以上各地での講演・研修は「元気が出る」「5分に1回は笑える」と大評判大のプロレス好きで、筑波大学時代には学生プロレスに傾倒し大学内にプロレス研究会を設立。当時のリングネームは「ゾンビ・ザ・グレーテスト」。プロレスラーの中でもアントニオ猪木のファンとして有名で、千葉大学助教授時代に、『とんねるずのハンマープライス』(関西テレビ制作・フジテレビ系)において「アントニオ猪木と10分間一本勝負できる権利」が出品された際に87万円で落札し、実際に猪木と対戦した経験もある(結果は卍固めによるギブアップ負け)。
出典:wikipedia
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