ウルトラマンメビウスの登場怪獣(ウルトラマンメビウスのとうじょうかいじゅう)は、特撮テレビ番組『ウルトラマンメビウス』、及び関連する漫画やショーなどに登場する架空の怪獣(マケット怪獣、 超獣、円盤生物を含む)、宇宙人(異次元人を含む)、ロボット、その他の生物の一覧である。並び順は基本的に登場話数順とする。 劇場版やオリジナルビデオに登場する怪獣についてはウルトラマンメビウス&ウルトラ兄弟#登場怪獣・宇宙人・ウルトラマンメビウス外伝 アーマードダークネス・ウルトラマンメビウス外伝 ゴーストリバースを参照。第1話「運命の出逢い」、第4話「傷だらけの絆」、第5話「逆転のシュート」、第11話「母の奇跡」に登場。25年間も怪獣が現れなかった地球に高次元捕食体ボガールに呼び寄せられて突如襲来する。メタリックブルーの強固な「外骨格」に覆われた体は地球の兵器による攻撃を一切寄せ付けない。本来は宇宙空間で少ない水素分子を集めるために使う鋭い鞭状の舌(断層スクープテイザー)を、目に見えないほどの速さで振り回してあらゆる物体を瞬時に切断する。舌の総延長は1万メートルだが、直径は1オングストロームという異常な細さで、視認は非常に困難。外殻の背部や体側から連続して打ち出される爆発力の高い流体焼夷弾(融合ハイドロプロパルサー)を大量に発射し強力。2本の長い尻尾を自在に動かし、敵を締め付けることも可能。宇宙空間のみならず、大気圏内の飛行能力にも優れている。迎撃した対怪獣防衛チーム「旧CREW GUYS」を全滅させた上、街を破壊し尽くすが、メビウスのメビュームシュートを頭部に受けて倒される。第4話ではホログラムとして登場。マケットミクラスの性能テストの相手役となる。第5話ではボガールに別個体が呼び寄せられるが、地球に到着する前にハンターナイトツルギのナイトシュートで倒される。渡りを行う習性があり、第11話では第1話に登場したディノゾールの経路を追って大群が地球に向かってくる。GUYSスペーシーが配備した宇宙機雷ライトンR30マインで地球に侵入しようとしたほとんどの個体が倒され、残った群れは進行方向を変えられる。機雷群を抜けて地球に降り立った1匹は、ガンウィンガーから放たれたスペシウム弾頭弾で頭部を破壊されて倒されるが、体の極性を反転させディノゾールリバースになり蘇る。第11話「母の奇跡」に登場。GUYSに倒されたディノゾールが逆立ちで立ち上がり、その極性を反転(reverse)させて復活(re-birth)した姿。尾の先端にある神経節が肥大して新たな脳幹が形成され、2つの頭を持つ形態に変化した。真っ逆さまになったことで、本来持っていた推進器官による飛行能力は失われている。2つの頭から放つ2本の断層スクープテイザーの動きは人間はもちろん、メビウスでも見切ることは困難。背部(ディノゾールの時は腹部発光器官)からの融合ハイドロプロパルサーや断層スクープテイザーでマケットウインダムやGUYSの攻撃を完璧に防ぎメビウスも翻弄するが、ヒカリの参戦で形勢は逆転。断層スクープテイザーを切断され、メビュームシュートとナイトシュートを同時に受けて倒される。後に第21話で怪獣墓場に漂っている姿が発見される。DXウルトラコクピット版『ウルトラマンメビウス外伝 超銀河大戦』では、アークボガールに地球に呼び寄せられ、以前のようにガンウィンガーのスペシウム弾頭弾で頭部を爆破された後にリバースとなり復活するが、メビウスとヒカリに倒される。第2話「俺達の翼」、第9話「復讐の鎧」、第27話「激闘の覇者」に登場。第3話「ひとつきりの命」、第24話「復活のヤプール」、第27話「激闘の覇者」に登場。第4話「傷だらけの絆」、第20話「総監の伝言」、劇場版「ウルトラマンメビウス&ウルトラ兄弟」、DVD版「ウルトラマンメビウス外伝 アーマードダークネス」に登場。ボガールに呼び寄せられた宇宙怪獣。特徴は頭の角とヒレ状の耳、中2本が長い4本の指。遠距離では火球(弾道エクスクルーシブスピット)、中距離では鋭利な棘が先端の瘤に生えた尻尾(超音速クラッシャーテイル)、近距離では両腕の鋭利な爪と頭頂部の鋭い角(裂岩マチェットホーン)と極めて隙が無い。飛行・空中浮遊能力を持ち、自身を回転させることでその長い尾を遠心力で振り回す攻撃で周囲を破壊する。距離を選ばない多彩な攻撃でミクラスやメビウスを翻弄するが、ミクラスに弱らされた上にコノミ隊員に角を破壊され、懐に入ったメビウスのメビュームブレードで一刀両断される。第20話では、1匹目が日本海に潜伏した際に産み落とした卵から新しい個体が孵化。GUYS対怪獣研究所の音響放射装置の誘導電波を耳で共鳴支配してアーストロンを操りメビウスと戦うが、ガンブースターの攻撃で音響反射装置を破壊されてアーストロンを操れなくなり、仲違いしたところをメビウスブレイブのメビュームナイトブレード・ブレードシュートを受け倒される。第20話の個体は、劇場版『ウルトラマンメビウス&ウルトラ兄弟』にも回想シーンで登場。DVD版『ウルトラマンメビウス外伝 アーマードダークネス』では再び地球に現れた怪獣達の1体として別個体が登場(映像はTVシリーズ第4話の流用)。『ウルトラギャラクシー大怪獣バトル』第8話「水中の王者」に登場。アーストロンと戦うが、死んだふりで騙されたところに奇襲を受けて耳を引き千切られ、熱線を受けて爆死する。『ウルトラギャラクシー大怪獣バトル NEVER ENDING ODYSSEY』第10話「新たな戦いの地平で」に登場。ガッツ星人に操られ、レイのミクラスと対決する。最初は火球や尻尾攻撃でミクラスを追い詰めるが、レイの励ましで奮起したミクラスの猛反撃で尻尾を掴まれた上にそのまま締め付けられ、最後は突進攻撃であえなく倒される。その際に近くにいたガッツ星人を押し潰す。映画『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』に登場。怪獣墓場で眠っていた個体がウルトラマンベリアルのギガバトルナイザーの力により復活。ウルトラ戦士やレイの怪獣達と激闘を繰り広げる。グロマイト、アングロス、ロベルガー二世、ジャシュラインらと共にウルトラマンメビウスと戦う。その後も長く生き残り、満身創痍になった初代ウルトラマンとメビウス、ダイナを襲うが、助けに来たウルトラマンゼロのエメリウムスラッシュを喰らって爆散する。『ウルトラマンオーブ』第9話「ニセモノのブルース」に登場。惑星侵略連合を裏切ったババルウ星人ババリュー(ニセウルトラマンオーブ)を始末するため、ジャグラスジャグラーが召喚する。ニセオーブを圧倒して変身解除に追い込み、その後も一方的にババリューを攻めたてて火球でとどめを刺そうとするが、そこに現れた本物のウルトラマンオーブに、火球を防がれる。そのままオーブと戦闘になり、ハリケーンスラッシュ形態に変身したオーブには手も足も出ずに圧倒され、最後はトライデントスラッシュで倒される。第4話「傷だらけの絆」から登場。第8話「戦慄の捕食者」から登場。第5話「逆転のシュート」、第8話「戦慄の捕食者」に登場。第6話「深海の二人」、第9話「復讐の鎧」、第27話「激闘の覇者」に登場。第6話「深海の二人」から第9話「復讐の鎧」までと、『ウルトラマンメビウス外伝 ヒカリサーガ』第1話に登場(ボガールヒューマンは第1話「運命の出逢い」から登場)。高い知能と凶悪な心を持つ生命体で、怪獣の天敵ともいえる存在。怪獣を主な食料としており、自分の餌となる怪獣を宇宙から呼び寄せたり、地球で眠っていた怪獣を復活させることで、地球に再び怪獣が現れるようになった原因を作った。過去にハンターナイトツルギが見守っていた惑星アーブを滅ぼしており、ツルギから仇と狙われている。地球上では謎の女(ボガールヒューマン)に擬態して行動するが、捕食時にはその正体を現し翼状の大口であらゆるものを捕食する(「食事」を邪魔するメビウスも捕食対象である)。念動力で敵の動きを止めたり、敵の体を操ることも可能。長く伸ばせる尻尾も強力な武器で、切られても再生する。戦闘力が非常に高い上、あくまで食事が目的なので形勢が不利になるとすぐにテレポートで逃走する。そのため簡単に倒すことはできない。弱点は電流で、第7話でメビウスに切られた尻尾をGUYSに解析されたことで判明する。第8話でメビウスのメビュームシュートで爆死したと思われたが、その後の解析で脱皮して難を逃れたことが判明(あまりにも速かったのでジョージですら分からなかった)。後にグドンとツインテールを目覚めさせて捕食し、第2形態のボガールモンス(後述)に変異した。惑星アーブを滅ぼした経緯は『ウルトラマンメビウス外伝 ヒカリサーガ』第1話で描かれており、アーブの民の電撃に苦しめられながらも、捕食して全滅させている。第9話「復讐の鎧」、第10話「GUYSの誇り」に登場。第1形態のボガール(前述)が突然変異した姿。弱点であった電流攻撃にある程度は耐えられるなど全能力がパワーアップしており、メビウスを捕食しかけたこともある。頭部の角状の器官から破壊光線を発射し、先端が二又に分かれた尾で敵を捕らえ、巨大な翼を大口の様に広げて捕食する(変異前は前方が口だがこの形態では後方が口になる)。メビウスに首を絞められて泡を吹いていたことを考えると呼吸は頭部の口で行っている様子。この形態になって以降はボガールヒューマンへの擬態は見られない。また、パワーアップしたことを自覚しているのか以前のように逃げることは少ない。他の怪獣を食べる度に体内のエネルギーを増幅させており、エネルギーに引火した瞬間、半径100キロ以内が壊滅するほどの大爆発を起こすため、下手な攻撃はできない。第10話でGUYSに特殊な磁場で包まれた孤島におびき寄せられ、メビウスのメビュームシュートとツルギのナイトシュートを同時に受けて倒れた後、再び立ち上がってメビウスとツルギに襲い掛かろうとするが、ツルギのナイトビームブレードで動きを封じられそのまま爆発四散した。第21話「虚空の呼び声」、第22話「日々の未来」に登場。ボガールの同族。なんでも喰らう旺盛な食欲はボガール同様だが、擬態能力を持たず知能も低いなど、性質としてはボガールよりも未熟である。通常は人間大で群れを成して行動しているが、同族の死体を喰らうことで急激に質量を増して巨大化する。巨大化時は頭部に角のような突起が発生、腕も異常に発達しそこから波動弾を放つ。目から放つ怪光線も武器とする。捕食時は伸縮自在の舌で獲物を捕らえ、巨大な口を展開して飲み込む。背中の羽根状の器官はボガールモンスでは口だったが、レッサーボガールの場合は次元を食い破るようにして空間の歪みに消えるためのものである(捕食は頭部の口で行う)。ウルトラゾーンと呼ばれる宇宙空間内にある怪獣墓場の小惑星に多数が生息(描写されたのは2体)、漂着していた宇宙船アランダス周辺で探索を行っていたGUYSと交戦する。その後、生き残った個体が巨大化しメビウスと戦うが、メビウスブレイブのメビュームナイトブレード・アクティブレードアタックで一閃されて爆死する。第22話では仲間の匂いを辿り、次元を跳躍して3体が地球に現れる。2体は人間体のままミライが放ったメビュームスラッシュで倒されるも、その死体を喰らって生き残った1体が巨大化。変身しようとしたミライを怪光線で気絶させ、1度はリュウの乗るガンウィンガーを巨大な口を展開して捕食しようとするが、目が覚め現れたメビウスにより阻止される。その後、メビウスと交戦するもガンフェニックストライカーのインビンシブルフェニックスを受けて深手を負い、次元を超えて逃げようとしたところをメビュームシュートを受け倒された。DXウルトラコクピット版『ウルトラマンメビウス外伝 超銀河大戦』ではアークボガールに送り込まれ、ガンフェニックスを捕食しようとするが、地球に帰ってきたメビウスに倒された。雑誌展開やライブステージによる後日談作品『ウルトラマンメビウス外伝 超銀河大戦』に登場。全てのボガールの頂点に立つ存在で、様々な宇宙人や怪獣を部下に構える。その正体は暗黒四天王の先代の邪将(現邪将は巨大ヤプール)、ボガールマスター。知能はボガール族はおろか、並の宇宙人以上に高く、元暗黒四天王なだけに戦闘力も非常に高い。皇帝(=エンペラ星人)や他の四天王とはしばしば対立していたらしく、命令を無視して星々の生物を喰らうなどの勝手な行動ばかりしたために皇帝達の怒りを買い、ブラックホールに封印されていたが 、皇帝の死と共に再び宇宙に解き放たれた。外見的な大きな特徴はカラフルな体色、水牛のような頭の大きな角、巨大な鉤爪の付いた右腕、捕食器官についた棘(とげ)である。捕食の際にはかつてのボガールと同様に翼を大口状に広げるほか、腹にも捕食用の大口(ベムスターやアストロモンスのような)を有しており、ここから強力な吸引渦を発生させて獲物を飲み込む。他にも爪から発射する破壊光弾や分身能力なども持つ。第7話「ファントンの落し物」、第49話「最終三部作II 絶望の暗雲」、第50話「最終三部作III 心からの言葉」、『ウルトラマンメビウス外伝 ヒカリサーガ』SAGA1に登場。友好的で陽気な宇宙人。目がカタツムリのように突き出ている。ファントン星は深刻な食糧不足に襲われており、滅亡の危機にある。星人はこの問題を解決するために食料探しの旅をしながら、非常用食料「シーピン929」(後述)を開発していた。しかし母星に戻る途中、ボガールの攻撃により宇宙船が故障しシーピン929を地球に落としたため、宇宙語による通信でGUYSに事情を説明してシーピン929を回収してもらおうとする。解決後は、ツルギとボガールの名前及び目的をGUYSに伝え、地球人への友情の言葉を残して去る。ファントン星人にとって食事は神聖な儀式であり、食事の前には踊って神に祈る。また、少ない食料から得られるエネルギーを節約するために食事の後は睡眠をとる習慣がある。星人との会話には宇宙語翻訳機パンスペースインタープリター(同じ名前の機械が『ウルトラマン』第16話に登場している)が使われるが、宇宙なまりがひどいため機械による翻訳がうまくいかず、テッペイが通訳を行う。去り際に残す言葉は「キエテ コシ キレキレテ(「僕、君、友達」の意)。かつて『ウルトラマン』で科学特捜隊のイデ隊員がバルタン星人相手に会話を試み「君の宇宙語は解り難い」と言われた言葉である。第49話ではGUYSの危機を救うためにカコと共にフェニックスネストに現れ、圧縮能力でインペライザーの破片を押し潰し自己修復機能を封じた。『ヒカリサーガ』ではファントン星を訪ねたツルギにボガールという存在を教える。また、『メビウス』第16話ではザムシャーに地球に来たツルギの話を教えていたことが彼の口から語られた。『ウルトラマンX』に登場。特殊防衛チーム・Xioのラボで大空大地たちと共に研究・開発に努める個体で、メンバーの多くから「グルマン博士」と呼ばれている。流暢な日本語でメンバーとコミュニケーションを取っており、また『メビウス』での個体は母星の食糧危機を救った偉人として崇められていることが彼の口から語られている。Xioの武装やメカニックが実用化された要因の多くは自身の持つ科学力の賜物であるが、他の個体と同じく食欲は非常に旺盛かつ悪食で、食事は1日に13度を要したり、ラボチームの高田ルイが開発した透明リキッド(飲んでから7時間後に体が透明化する)を勝手に飲んでしまい効果が出始めてから慌てるなど、周囲から迷惑がられる一面も見られる。第2話ではウルトラマンエックスの体がデータによって構成されていることを大地から聞かされていたため、とっさの閃きでバードンに苦戦するエックスにサイバーゴモラのデータを与えることでパワーアップを図るプランを提案し、見事ゴモラアーマーとして逆転のチャンスを作り出すことに成功する。第5話では大地が姿を消した先からエックスが姿を現すところを目撃したことで大地とエックスの関係に気付いたらしく、ウルティメイトゼロのサイバーカードをさりげなく大地に託した。また、母星の由来でウルトラマンゼロやウルトラマンマックスなどといった【M78ワールド】のウルトラマンたちについても既に認識しているが、ギンガやビクトリー、ネクサスについては認知していなかった。一方でM78ワールドのウルトラマンと共闘経験のあるティガ・ダイナ・ガイアのことは知っていたなど、M78ワールド以外のウルトラマンの知識にはムラがある。最終話ではグリーザの猛攻に破壊されていくラボから、ルイに電脳世界へ潜行中のアスナを連れての脱出を命じると、自分は保管していたスパークドールズもろとも天井の崩落に巻き込まれてしまうが、幸運にも瓦礫の隙間に挟まって大した負傷もせずに済んだらしく、グリーザの消滅後には自力で這い出ている。劇場版では初代ウルトラマンを召喚する為にベーターカプセルを開発するが、召喚に失敗し大爆発を起こしてしまった。その後初代ウルトラマンのサイバーカードとウルトラマンティガのサイバーカードを制作し、エックスにベータスパークアーマーを纏わせた。第7話「ファントンの落し物」に登場。ファントン星人が開発した巨大な非常食。主成分はたんぱく質。軟体動物のような形態で手足や目などの感覚器官などは見当たらず、有機質ではあるが生命体かは不明。サッカーボールほどの大きさにまで圧縮されていたが、ボガールの攻撃で回収用のカプセルが破壊された上、地球の温度の影響を受けて元の大きさに戻り、さらに大気中の窒素を材料として無限に巨大化する。ボガールに食べられる寸前、GUYSの重力偏向板により大気圏外にまで運ばれ、ファントン星人に回収される。フェニックスネスト内の食堂で自分の半年分の食券を使ってご馳走を振舞ってくれたトリヤマ補佐官には、お礼として保存用カプセルと共に「『シーピン929』1年分、確保出来次第お送りします」というメッセージがファントン星人から送られる。ただし地球人がシーピン929を食べられるか、食べられても旨いかは不明。マリナはシーピン929を見て「あんまり美味しそうに見えない」と言っている(さらにファントン星人は馳走を振舞われた際、食事を皿ごと食べようとする)。ファントン星人の息子。「ウルトラマンプレミアステージ」に登場。父ファントン星人がウルトラマンゼアス、ウルトラマンナイスと共に漫才トリオを結成して宇宙を巡業している間、GUYSの託児所に預けられる。同じく預けられているダダの子供ヂヂと仲がいい。不思議なおじいさん(ウルトラマンキング)からもらった何でも1つだけ願いをかなえる絵本「星空の涙」を宝物にしている。その「星空の涙」に暗黒四天王(後述)が目をつけ、彼らの願いを叶えるために奪おうとしたことから、フォンタとヂヂの大冒険が始まる。第8話「戦慄の捕食者」から登場。第11話「母の奇跡」から登場。第24話「復活のヤプール」から登場第12話「初めてのお使い」に登場。第13話「風のマリナ」、第24話「復活のヤプール」、DVD版「ウルトラマンメビウス外伝 アーマードダークネス」に登場。第14話「ひとつの道」に登場。昆虫に似た怪獣で、クワガタムシの顎に似た形状の角を持つ。雄と雌の2体が確認されており、角の大きい方が雄、小さい方が雌である。顎(あご)を震わせることで高周波を発生させて昆虫の群れを操る能力を持ち、メビウスもこれに苦しめられる(幼態も人間を操る能力を持つ)。雌はウインダムに倒されるが、雌が産み残した雄の1体が「ノープリウス」状態でトリヤマ補佐官の体内に潜り込み、そこからテッペイの母親に乗り移ってテッペイの父親が勤務する病院に侵入。患者たちの体内を転々としながら成長を繰り返し、成体となる。昆虫を操る能力と角から放つ電撃でメビウスやGUYSと戦うが、メビュームシュートを受け倒される。後に第21話で怪獣墓場を雄雌で漂っている姿が描かれる。第15話「不死鳥の砦」、第47話「メフィラスの遊戯」に登場。四足歩行の怪獣で、別名は「うちゅうれきがんかいじゅう」と読む。宇宙空間でGUYSスペーシーに攻撃されるが、中枢器官のみの状態で地上に飛来し、地上の岩石を取り込んで活動を再開する。食べた岩石や瓦礫などを体内で凝縮し、体表の鎧を構成する物質へ変える性質を持つため、攻撃を本体にまでおよぼすことは困難を極める。また、口から岩石を弾丸のように放って攻撃することも可能であるが、それを口から取り込む際には鎧の間に隙間が発生するため、その隙間が生じる首の付け根が弱点となっている。ヒカリと交戦して地下に逃亡した後は地上に再出現して猛威を振るうが、リュウの乗るガンブースターの「ガトリング・デトネイター」を弱点に浴びて大ダメージを受け、最期はメビウスのライトニングカウンター・ゼロを受けて倒される。第47話では別個体が出現し、メビウスに代わって「人類の味方」を演じるメフィラス星人と戦うが、メフィラスのグリップビームで瞬殺される。第9話「ベンドラゴン浮上せず!」に登場。惑星ボリスの岩場でアングロスと戦っていたところ、突如乱入したキングジョーブラック(円盤形態)にアングロスが倒されたため、キングジョーブラックにも攻撃を仕掛けるが、最終的にはペダニウムランチャーで倒される。映画『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』に登場。ウルトラマンベリアルのギガバトルナイザーの力で怪獣墓場から復活し、ベリアルが操る怪獣軍団の1体となる。怪獣墓場でウルトラ戦士やレイの怪獣達を襲撃し、アングロス、ロベルガー二世、ジャシュライン、ケルビム、リフレクト星人らと共にウルトラマンメビウスと戦うが、メビウスを援護するために放たれたゴモラの尻尾攻撃で崖に叩き付けられ、爆死する。第16話「宇宙の剣豪」、第49話「最終三部作II 絶望の暗雲」に登場。宇宙に名を馳せる剣豪で、出身は不明。非常に好戦的な性格で、己の剣の腕に絶対の自信を持つ。また、己より強い者と戦うことに強い喜びを感じており、地球に来たツルギの話をファントン星人から聞きつけ、戦いを挑む。「星斬丸(ほしきりまる)」と呼ばれる愛刀の切れ味は抜群で、その名通りにいとも簡単に巨大隕石を真っ二つにし、メビウスのメビュームブレードを折る。オオシマ彗星上でマグマ星人兄弟に勝ち、この戦闘が原因で地球に飛来することとなった彗星の破片と共にフェニックスネスト付近に降り立ち、自分を倒して名を上げようと追ってきたバルキー星人をもたやすく撃破する。その後、基地を守るべく現れたメビウスにオオシマ彗星により地球の危機が迫っていることを理由に戦闘中止を呼びかけられるが、「戦うこと以外に興味はない!」と一蹴してメビウスを追いつめる。その後、現れたヒカリとの一騎討ちにより刀を折られるが、実際はメビウスによりすでに折られていたことを教えられる。ザムシャーはメビウスの「誰かを守ろうとする強い意志」に敗北を潔く認めつつも「俺には守るものなど何もない」と言い、あえて自分の力だけでヒカリとメビウスとの再戦を望みながら地球を去る。第49話ではGUYSの危機にフェニックスネストに現れ、インペライザーを斬り倒す活躍をするもエンペラ星人には敵わず、瀕死の状態でエンペラ星人の光線からフェニックスネストを身を呈してかばい、「守る」ことを理解しながら自身は光の粒子となって消滅する。しかし、消えずに残った星斬丸は後にヒカリが手にし、エンペラ星人に一太刀浴びせることに成功する。データカードダス及びそれを元にしたCGショートムービー『大怪獣ラッシュ ウルトラフロンティア』に登場。伝説の七星剣の1つ、妖刀無名を振るう「孤高のハンター」。かつてプラズマギャラクシーの未曾有の危機を救った伝説の存在。妖刀無名は手にした者の欲望を増幅させ、生気を奪ってその身を滅ぼさせる妖刀であるが、ノダチザムシャーは無欲ゆえに憑りつかれることなくその力を引き出している。ゲーム版では3弾から登場し、テレビ放送版「ANTLAR Hunting」では回想シーンに登場。以前はガッツガンナー・ガルムとチームを組んでおり、当時に遭遇したアントラーと共に戦う。3弾より登場。斬れぬものはないとされる大薙刀「星融(ほしとおし)」による薙刀術を極めた「怪力無双の荒芸師」。情に熱く、智謀にも長け、いざという時に頼りになる存在。ユミザムシャーのお目付け役も果たしている。3弾より登場。弓道を極めたザムシャー族の女性ハンター。「礼儀礼節を重んじる求道者」の異名を持つ。その腕前は優雅かつ百発百中を誇り、弓を放った後の「残心」の姿の美しさに見とれてしまうハンターもいる。映画『ウルトラマンギンガ 劇場スペシャル ウルトラ怪獣☆ヒーロー大乱戦!』に登場。ライブパッドを使った「ウルトライブシミュレーション」で千草がライブし、乱入する形でヒカルがライブしたゾアムルチ(SDI)、友也がライブしたゼットン(SDI)、美鈴がライブしたレッドキング(SDI)を倒す。第16話「宇宙の剣豪」に登場。第16話「宇宙の剣豪」に登場。第17話「誓いのフォーメーション」、DVD版「ウルトラマンメビウス外伝 アーマードダークネス」に登場。第18話「ウルトラマンの重圧」、『ウルトラマンメビウス外伝 ヒカリサーガ』第2話に登場。第19話「孤高のスタンドプレイヤー」に登場。GUYSスペーシーの要撃衛星を突破して日本に降下した、甲殻類に凶悪な顔がついたような外見の宇宙怪獣。武器は口から吐く火球と頭部の角から発射する強力な破壊光線。格闘戦にも長けており、両腕の巨大な爪を使って攻撃する。宇宙空間では火の玉のような形態で飛行する。3体が姿を現し、都市部に降下して町を破壊する。目視では3体に見えるが、センサーでは1体しか確認されず、さらにセンサーも本物の1体を正確に捕捉できず、センサーを頼りに攻撃しても虚像をすり抜ける。この怪獣は「1体が本物で残り2体は虚像」なのではなく、3体で1つの実体を持っており、どのディガルーグも3分の1ずつ本物という確率論的な存在である。そのため、この怪獣を倒すには3体を全く同時に攻撃する必要がある。その見極めと同時攻撃は至難の技であるが、並外れた空間認知能力を持つジョージが秘密を見極め、新兵器メテオールショットで3体を同時に攻撃。攻撃を受けたディガルーグは1つとなり、3体分の力を集めた強力な1体となってジョージとメビウスを苦しめるが、メビウスブレイブのメビュームナイトブレード・スピンブレードアタックで切り刻まれて爆発する。第20話「総監の伝言」に登場。第23話「時の海鳴り」に登場。時を操り、時の継ぎ目の中に潜んで海鳴りのような音の後に知性体を捕らえ、その記憶を利用して過去の時間に潜り込む。この能力でアンヘル星人トーリの母星の記憶や時間を崩壊させて滅ぼした。ウミウシのような外見で、戦闘時には体から白い煙を出して姿を消し、巨大な触手を伸ばして攻撃する。触角の下から強烈な光弾を放ち、背面の口でメビウスのキックを受け止めて捕食しようとする。マリナの欠落した記憶を利用して過去の時間の中に潜り込み、自分の居場所を知ることができる彼女を殺そうとするが、触角が弱点であることを、マリナの優れた聴覚により見抜かれ、メビュームシュートで倒される。その後、ミライやマリナを始めとする人々も現代へ帰ってくる。第23話「時の海鳴り」に登場。かつてクロノームに母星を滅ぼされ、地球に移住した宇宙人。善良な性格で、鳥や天使を連想させる美しい姿をしている(マリナは「白い孔雀」と例える)。地球では人間の姿で「桐李(とうり)」と名乗る。多発する連続失踪事件の犯人をクロノームだと推測し、刑事を名乗ってマリナに接近。捜査をするが共にクロノームにより過去の時間(7年前、1999年)に引きずり込まれる。ミライの正体を見抜き、一緒にマリナを探してクロノームと戦うが、クロノームの光弾からマリナを庇い絶命する。祖父の死に落ち込んでいたマリナを励ました張本人だったが、死の直前に過去のマリナに今見たことを忘れるよう暗示をかけ、マリナの彼に関する記憶は失われる。しかし心の奥底ではトーリのことを覚えていたらしく、最初に会った時に奇妙な懐かしさを感じる。その後、マリナはトーリの遺品であるハンカチを大切にする。第24話「復活のヤプール」、第42話「旧友の来訪」から第44話「エースの願い」に登場。劇場版『ウルトラマンメビウス&ウルトラ兄弟』にも登場した。第24話「復活のヤプール」に登場。第25話「毒蛾のプログラム」に登場。第26話「明日への飛翔」に登場。第27話「激闘の覇者」に登場。第27話「激闘の覇者」に登場。戦力増強を図ったGUYSが用意したプロトマケット怪獣の1体として登場。しかし自分自身をマケット化することに難色を示したミライと、その心情を慮ったサコミズが「(メビウスが)びっくりするといけない」と口述した上で却下される。その後、仮想空間内で暴走したゼットンを倒すために急遽投入されるが、クルー達の纏まりのない命令を複数同時に受けて混乱した上、ゼットンの特性を理解していなかったトリヤマ補佐官の軽はずみに発した命令でメビュームシュートを発射するが吸収され、そのまま波状光線をカラータイマーに当てられて倒れて消滅。後にやむなくミライ=本物のウルトラマンメビウスが空間内に入り込んで戦うこととなる。第28話「コノミの宝物」に登場。第28話「コノミの宝物」に登場。第29話「別れの日」、第30話「約束の炎」、第48話「最終三部作I 皇帝の降臨」、第49話「最終三部作II 絶望の暗雲」、『ウルトラマンメビウス外伝 ゴーストリバース』に登場。何者かの手で、尖兵として突如地球に送り込まれた巨大侵略兵器(ロボット)。その存在を察知したウルトラの父がメビウスに帰還命令を送るほどの高いポテンシャルを秘めているが、代わりにと派遣されたウルトラマンタロウによると、「地球にこれから訪れるであろう最大の危機のほんの前触れでしかない」という。神出鬼没の空間転移能力に加え、タロウのストリウム光線と同等の威力を持つビームを発射する頭部の三連装ガトリングガン、標的を自動的に追尾する赤い光弾を連続発射する両肩の砲門「ガンポート」といった強力な武装で破壊活動を行う。さらに、上半身を高速回転させながら光弾を乱射すると、辺り一体は一瞬で焦土と化してしまう。しかし、それ以上に厄介なのは、メビュームシュートを受けてもほとんど傷付かない、地球上には存在しない未知の金属で作られた強靭な装甲と、万が一破損・分解しても内部構造ともども完全に復元する自己修復機能である。特に自己修復機能は強力で、ウルトラダイナマイトを受けてバラバラになっても瞬時に再生できる上に、腕の「マシンナーアーム」は、切断されても大剣に変化させて逆襲を仕掛けてくる。第29話では、空間転移能力によって突然街中に現れて街を破壊。メビウスとの戦いでは、その強力な性能でメビウスを圧倒してエネルギー切れへと追い込むが、救援に駆けつけたタロウのストリウム光線を喰らって上半身を吹き飛ばされ、状況を不利と見たのか空間転移で行方をくらます。その後、第30話で全身を完全に修復すると同時に能力強化して再び出現。GUYSの作戦を容易に切り抜け、再登場したタロウも苦戦させたうえ、メビウスもふたたび戦闘不能に追い込むが、最期はGUYSクルーの想いを受けてバーニングブレイブとなって復活したメビウスのメビュームバーストを受け、再生できないまま完全に消滅する。第48話では宇宙から13体が送り込まれ、東京、北京、ワシントンD.C.、サンフランシスコ、パリ、ロンドン、モスクワ、シドニー、ボゴタ、ニューデリー、プレトリア、ローマ、カイロといった各国の首都や大都市を襲った。新たな武装として、第49話でGUYS基地を襲う機体のうちの1体が左腕から発射するドリルミサイルがある。破壊されてもまた別の個体がすぐに送り込まれるが(皇帝=エンペラ星人がいる限り無限に増殖されると推測される)、最初はメビウスも以前ほど苦戦せず撃破し、ガンフェニックストライカーのインビシブルフェニックス・パワーマキシマムやシルバーシャークGで倒された個体もいる。残る数体がフェニックスネストを襲撃するが、メビウスとGUYSの救援に駆けつけたザムシャーに一刀両断され、同じく駆けつけたカコとファントン星人の超能力で押し潰される。内山まもる版『ウルトラマンメビウス外伝 超銀河大戦』では、大要塞の守護兵で合体し巨大化する能力を持ち、さらにはエレキングやベムスター、ケルビムなどの姿にも変身でき、黒幕のメフィラス星人の命令を受けるとエンペラ星人の姿にもなる。変身能力は『ザ・ウルトラマン』のジャッカル大魔王を思わせる。DXウルトラコクピット版でもグローザムに再び送り込まれる。『ウルトラマンメビウス外伝 ゴーストリバース』では、エンペラ星人復活のために蘇った暗黒四天王(ヤプール、デスレム、グローザム、メフィラス星人)が従えている。雑誌連載版では、怪獣墓場へやってきたウルトラ兄弟を大軍団で待ち伏せする。再生能力はなく、テレビマガジン版ではウルトラ兄弟に全滅させられるが、てれびくん版ではその圧倒的な数でウルトラ兄弟を攻撃し、何人かは人質として捕らえる。OV版では、グローザムに引き連れられてメビウスを攻撃。こちらは第29・30話のときと同様に再生能力も有しており、それと同時にその高い再生能力は、実は肩に着けられた再生装置によるものであることが分かっている。メビュームブレードで再生装置ごと切り刻まれて倒されるが、直後に二体目が出現。再びメビウスを苦戦させるが、そこにメカザムが乱入し、ザンバースピンクラッシュによって再生装置ごと切り裂かれ爆発する。『大怪獣バトル ULTRA MONSTERS NEO』第3話「不死身の挑戦者」に登場。主人公とカネゴンの前に現れたグローザムによって召喚される。ガッツウイングをバニシングサークルで容易く撃破し、そのまま主人公達にも襲い掛かるが、バトルナイザーの怪獣に倒される。ステータスはスピードこそかなり低いが、ディフェンスとパワーが高いため非常に打たれ強い。必殺技は劇中通りの「バニシングサークル」、「三連装ガトリングガン」、「インペリアルソード」を使用する他、アーマードダークネスとのタッグ必殺技「インペライザースプラッシュ」がある。NEO第7弾より新必殺技として、上空を歪ませて紫色の光弾を召喚する「ダークサテライトファイア」が追加された。OV『ウルトラマンゼロ外伝 キラー ザ ビートスター』に登場。かつてエンペラ星人の先兵として地球に送り込まれたインペライザーのデータをビートスターがコピーして作り上げたもので、名称はインペライザー(BS)、別名は「天球鉄神」となっている。過去の機体同様、強固な装甲や多数の武器を有する。ビートスター天球の内部でビートスターが率いるロボット怪獣軍団の一体として、キングジョー(BS)やエースキラー(BS)と共にウルティメイトフォースゼロと戦う。レギオノイド(BS)がレイの召喚するゴモラに倒された直後に現れ、一度はキングジョー(BS)とエースキラー(BS)との共闘でゴモラを倒す。その後にウルティメイトフォースゼロとの戦いを繰り広げるが、その一体はミラーナイトに右手に装備されてある大剣を引きちぎられ、その武器を胴体に刺されて爆散する。ビートスタータワー付近で量産もされており、ウルティメイトフォースゼロやゴモラと戦うが、最期はビートスターの爆発により天球や他のロボット怪獣軍団もろとも全滅する。ミラーナイトと戦う個体は爆砕寸前、ミラーナイトから「動きが鈍いですね、少しはダイエットした方がいいですよ」と言われる。『ウルトラマンギンガS』第3話「孤高の戦士」、第12話「君に会うために」に登場。チブロイドがモンスライブした複数機体が出現。集団で街を破壊し、ウルトラマンギンガにも重傷を負わせることに成功する。その後、ウルトラマンビクトリーをも圧倒的な物量で追い詰めるが、ギンガストリウムにパワーアップしたギンガとUPGによって全機が破壊された。第12話ではチブル星人エクセラー(SD)が見つけた「気になる反応」の調査のため、単機で出現。ビクトリーと交戦し、シェパードンセイバーフラッシュで破壊された。誰がモンスライブしていたのかは劇中で語られていない。第31話「仲間達の想い」、DVD版『ウルトラマンメビウス外伝 アーマードダークネス』に登場。第41話「思い出の先生」に登場。第32話「怪獣使いの遺産」に登場。第32話「怪獣使いの遺産」に登場。第33話「青い火の女」に登場。第34話「故郷のない男」に登場。メビウスを倒すために地球に襲来した宇宙人。敬語で話すものの他人を見下すような慇懃無礼な態度を取っている。金属製の球体に手足をつけたような形状をしており、全身には鋭い棘が生えている。武器は両腕に付いた円盤状のシールドのスリットに仕込まれた剣やチェーン、ミサイル。最大の特徴は全身を覆う光学エネルギー無効装甲で、どのような光線技も完全に弾く。初戦ではこの装甲でメビウスを追いつめた上、ガンウインガーが撃ち込んだスペシウム弾頭弾も刀で全弾斬り払ってみせる。この戦いではGUYSの援護に興を削がれたという理由から、あえてメビウスを見逃して立ち去る。その後再出現するが、メビウスが摩擦熱で木に火を付ける場面を思い出して編み出した「メビウスピンキック」で左腕のシールドを割られた事で激昂、ガンフェニックスを人質に取るという暴挙に出る。しかし、その行為に憤ったレオの援護に阻まれ、最期はレオキックとバーニングメビウスピンキックの同時攻撃に体を貫かれて爆発四散する。『ウルトラギャラクシー大怪獣バトル NEVER ENDING ODYSSEY』第11話「ある戦士の墓標」に登場。リフレクト星のレイオニクス。バードンを操り、自信満々でレイにレイオニクスバトルを挑むが、ゴモラにバードンを倒されてバトルに敗北する。手持ち怪獣を失っただけで自身は死亡せず、その後の動向は描写されていない。映画『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』に登場。ウルトラマンベリアルのギガバトルナイザーの力で怪獣墓場から復活。ベリアルが操る怪獣軍団の一体として、ウルトラ戦士やレイの怪獣達を迎え撃ち、ウルトラマンメビウスを襲う。軍団の中では長く生き残るが、ウルトラマンゼロ登場後は姿を見せていない。第35話「群青の光と影」、『ウルトラマンメビウス外伝 ヒカリサーガ』第3話に登場。第35話「群青の光と影」に登場。『ウルトラマンメビウス外伝 ヒカリサーガ』第3話に登場。第36話「ミライの妹」に登場。サイコキノ星人カコ(後述)たちが超能力を使い、土から作り出した四足歩行の怪獣。別名は「つちくれかいじゅう」と読む。カコの超能力で操られて暴れる。構成物質の大半が鉱物粒子で形成されていて生体反応が無く、厳密には「怪獣」とは言えない存在(テッペイ曰く泥人形)。武器は前後に動く頭部先端のドリル状の角とヒレのついた巨大な前足。最初に現れた時は前足で地中を掘り進み、GUYSの攻撃から身を隠す。再度現れた際はトリヤマ補佐官たちの仕打ちに憤慨したカコに凶暴化・強化され、赤い目を見開いて四足歩行から二足歩行になり、背中から三本の巨大な角を生やした姿となる。メビウスとの戦いでは、掘り返した土をメビウスに浴びせ、カコの超能力で動きを封じられたメビウスを埋めるが、ミクラスの参戦で形勢は逆転。カコもメビウスの説得に心が揺れ動いて逃走し、残ったアングロスは空中からのメビュームシュートで爆砕され土塊に戻る。第9話「ベンドラゴン浮上せず!」に登場。惑星ボリスの岩場でグロマイトと戦うが、突如乱入したキングジョーブラック(円盤形態)のペダニウムランチャーを受けて倒される。本来はサイコキノ星人により造られた怪獣だが、公式サイトでは本作の個体はボリスに連れてこられたことにより、サイコキノ星人とのコントロールを絶たれ暴走していたと解説されている。映画『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』に登場。ウルトラマンベリアルのギガバトルナイザーの力で怪獣墓場から復活し、ベリアルが操る怪獣軍団に加わる。怪獣墓場でウルトラ戦士達を迎え撃ち、グロマイト、ロベルガー二世、ジャシュライン、ケルビム、リフレクト星人らと共にウルトラマンメビウスと戦うが、最後はメビウスのメビュームシュートとゴモラの超振動波の合体光線「超振動メビュームシュート」を喰らって倒される。回想シーンでもレイブラッド星人が指揮する怪獣軍団の中に姿を見せている。第36話「ミライの妹」に登場。イタズラ好きなことで有名な宇宙人。本編では5人確認。本来はいわゆるグレイタイプの宇宙人だが地球上ではブレザー制服を着た中学生くらいの少年・少女の姿に変身する。強大な超能力を持つが、その能力ゆえに母星を滅ぼし、以後は宇宙を放浪しては各地で超能力を使った悪さをしていた(ミライは故郷を失った寂しさを紛らわすためなのかもしれないと語る)。そのため、宇宙のどこに行っても厄介者扱いされている。メビウスを倒す作戦が失敗した後、新しいいたずら(ミステラー星とアテリア星の戦争を悪化させたり、バルダック星に再び雪崩を起こそうとした)を企むが、改心したカコに諌められて地球を去る。第36話「ミライの妹」、第49話「最終三部作II 絶望の暗雲」、第50話「最終三部作III 心からの言葉」に登場。サイコキノ星人の少女。地球上では他の仲間と同様に中学生くらいの少女の姿に変身する。アングロスを作り出した後、ミライの妹と名乗りGUYSの内部に入り込む。妹と名乗ることで「兄弟」に特別な憧憬を抱くウルトラマン=ミライを油断させて倒すつもりだったが、ミライやGUYSの優しさに心を揺れ動かす。しかしトリヤマ補佐官に捕獲されそうになったことで地球人への不信を募らせ、仲間の5人のサイコキノ星人と合流。再度アングロスを出現させてメビウスを追い詰めるが、彼の説得で改心する。メビウスに地球から怪獣を呼び寄せる時空波が出ていることを教えた後、新しいいたずらを企む仲間を諌めて共に地球を去る。第49話では、GUYSの危機にフェニックスネストにミライの妹として駆けつける。エンペラ星人には念動力で対抗するも敵わず、弾き飛ばされる。また、フェニックスネストが衝撃を受けた際、以前自分を捕らえようとしたトリヤマ補佐官に助けられ、彼に礼を言う。「カコ」という名前は彼女の本名ではなく、リュウが咄嗟に付けるものである(ミライ=未来の妹で、カコ=過去)。第37話「父の背中」に登場。トーテムポールに手足が付いたような姿をした宇宙人。軽快に踊るなどおどけた一面を持つが、その実は屈強かつ凶悪。上から並ぶ3つの顔(表情は上から怒り、笑い、冷静)は兄弟で、それぞれ異なる人格を持つ。エリダヌス座宇宙を荒らし回っていた大悪党で、倒した相手の死体(黄金像)を集めている。宇宙ストリートファイトの連勝街道を驀進していたが、謎の時空波に導かれて地球へ飛来し、メビウスに勝負を挑む。3つの顔の額にはランプがあり、ランプが点灯している顔が現在の攻撃主導権を握っていることを示し、3兄弟はそれぞれ異なる攻撃を仕掛ける。長兄は腕の盾から作り出すブーメランの名手で、一人称は「オレ様」で語尾が「 - ジャジャ」。次兄は格闘戦に長けたメビウスを凌ぐ実力の持ち主で、一人称は「ボクちん」で語尾は「シュラ」。末弟は念動力を使って敵の動きを封じたり、敵の攻撃を撃ち返すことができ、一人称は「ワシ」で語尾は「イ〜ン」。そして三兄弟の額のランプが3つ同時に点灯した場合、頭頂部の羽根から金色の光線「ゴールジャシュラー」を放ち、相手を黄金像にする。これでメビウスを黄金像にするが、メビウスが諦めなかったためカラータイマーだけは黄金にならず、苛立ちから何度もブーメランをカラータイマーに叩き付けて破壊しようとした。そしてカラータイマーに罅が入ったのを確認し、止めの一撃を振り降ろそうとするが、ウルトラの父が駆けつけてメビウスを復活させる。その後再び「ゴールジャシュラー」を放とうとするも、ウルトラアレイの力によって顔のランプを三つ同時に破壊され、ゴールジャシュラーや三兄弟それぞれの攻撃手段を行うことが出来なくなってしまったのをきっかけに劣勢に立たされ、最後は自棄になって地球の地核を刺激して星ごとメビウス達を倒そうとするが、地中に潜る寸前にメビュームバーストを受け倒される。テレビマガジン版『ウルトラマンメビウス外伝 超銀河大戦』では、アークボガール配下の宇宙人軍団として、マグマ星人、ペガッサ星人、ババルウ星人と共にウルトラマンとセブンに襲い掛かるが、ウルトラマンのスペシウム光線を受けて宇宙の彼方に吹き飛ばされる。映画『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』に登場。ウルトラマンベリアルのギガバトルナイザーの力で怪獣墓場から復活する。ベリアルが操る怪獣軍団の一体として、他の怪獣軍団と共にウルトラ戦士やレイ(レイモン)の怪獣達に襲い掛かる。グロマイト、アングロス、ロベルガー二世、ケルビム、リフレクト星人らと共にウルトラマンメビウスと戦うが、最期はベリアルのギガバトルナイザーによる攻撃の巻き添えになって爆散する。その後、百体怪獣ベリュドラの一部に取り込まれ、他の怪獣と共に犇めき合う姿が確認できる。『ウルトラマンギンガ』第9話「漆黒のウルトラ兄弟」に登場。スパークドールズはいかなる経緯かホツマが持っていたもので、以前の戦いで倒れて変身できないヒカルに代わって美鈴、健太、千草がギンガライトスパークを使用してウルトライブし、アントラー(SD)と戦う。3人の息が合わなかったため、まともに戦うどころか前進することもままならず終始劣勢だったが、ウルトラマンギンガの登場までの時間稼ぎには成功し、ギンガに後を譲ってスパークドールズに戻る。第38話「オーシャンの勇魚」に登場。謎の時空波に導かれて地球に襲来した宇宙怪獣。戦闘機以上の高速・高機動飛行能力を有するだけでなく、それと同等の水中航行能力も有する、陸・海・空・宇宙どの環境にも強い怪獣。頭部に目を持たない代わりに肩部のジェットエンジンの吸入口を彷彿とさせるパルス孔から超音波を発し、コウモリのように目標・高度を計って移動する。武器は前述のパルス孔から放つ光線(周囲に拡散させて広範囲を攻撃することもできる)や尻尾の先から放つ追尾光弾(メテオールマニューバモードでも振り切れない)、強度が高いため刃としても使える翼、低高度飛行での衝撃波など。劇中では房総半島沖の海上へ降下した後GUYSの迎撃を巧みにかわし、メビウスも翼ですれ違いざまに負傷させるが、GUYSオーシャン隊長・勇魚が操縦するシーウインガーの攻撃を受け日本海溝に潜伏。その後、GUYSジャパンと勇魚の合同作戦により誘き出され、最後はメビウスのメビュームブレードで頭から両断され爆発四散する。DXウルトラコクピット版『ウルトラマンメビウス外伝 超銀河大戦』では怪獣墓場で眠っていたが、アークボガールに目覚めさせられてGUYSに襲い掛かる。第9話「ベンドラゴン浮上せず!」に登場。海中で大群で出現しペンドラゴンの頭上を飛び回るが、オキにより超音波をかく乱され、どこかへと去る。第9話「暗黒の鎧」に登場。テンペラー星人(RB)が操る怪獣。アーマードメフィラスに戦いを挑んだテンペラー星人に召喚されるが、巨大化すらしていないアーマードメフィラスによりテンペラー星人共々一瞬で切り倒される。映画『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』に登場。ウルトラマンベリアルのギガバトルナイザーの力で怪獣墓場から復活。ベリアルが操る怪獣軍団の一体として、他の怪獣軍団と共にウルトラ戦士やレイモン達に襲い掛かる。主に初代ウルトラマンと激突し、ウルトラマンゼロ登場後は、バードンと共に空中からゼロを攻撃するが、エメリウムスラッシュでバードン共々倒される。第39話「無敵のママ」に登場。へびつかい座M9球状星雲から地球を侵略に訪れた宇宙人。頭部を頑強な兜で覆っており、指先から放つ青白い怪光線を武器として集団戦法で戦う。また、発光体の姿となって1つに融合することで、全身を鎧で包んだ巨大化形態に変身する。その体は95%が純度の高い水分で構成されており、巨大化形態での鎧は大気中の水分により高速で再生することが可能。しかしその性質ゆえ、ナメクジのように塩化ナトリウムに弱い。GUYSジャパンの食堂に勤務する日ノ出サユリ(演:美保純)が車にはねられて死亡した直後に1体が憑依し、蘇生させる。その後、サユリには「作る食事の味が薄い」や「水を頻繁に飲む」などの変化が起き始める。まもなく、サユリの意識を消失させて転送装置を用いて仲間を呼び、基地内部からGUYSの全機能を麻痺させる「偉大なる計画」を自らの命も惜しまず実行しようと企むが、家族を想うサユリの意識がサーペント星人を逆に乗っ取り、サユリ1人に仲間たち全員が返り討ちにされる。こうして計画を妨害されたサーペント星人たちは融合を経て巨大化し、巨大サーペント星人と化す。サーペント星人が死亡した後もサユリの肉体には若干能力が残留したようで、高速移動や車を受け止める怪力、ウルトラマンを彷彿とさせる飛行能力などが発現する(テッペイによれば、ゆっくりではあるが、次第に能力は消滅していくとのこと)。『ウルトラマンメビウス 超全集』の解説では、サーペント星人も皇帝の尖兵だったと推測されている。第39話「無敵のママ」に登場。複数のサーペント星人たちが融合し、巨大化を遂げた姿。全身が強固な甲冑に包まれており、大気中の水分を吸収することで瞬間的に完全再生して「斬れない」ように見せかける能力を有している。フェニックスネストを攻撃しようとするがウルトラマンメビウスに阻止されたうえ、サユリの助言によって金属火災消火用の塩化ナトリウム弾を浴びせられたことで再生能力を封じられて弱体化し、メビュームブレードで倒される。第40話「ひとりの楽園」に登場。時空波に引き寄せられモリマ山の中に落下した隕石に潜んでいた植物型怪獣。周囲の木々を触手で取り込みながら成長を続け、一晩で巨大な体となる。あらゆる生物、さらには地球自体と同化することが目的で、成長を続けることで体中に白い花・ソリチュランフラワーを咲かせ自らのしもべとも言える植物怪人ソリチュランに変えて暗躍する。また、頭部から神経を麻痺させる黄色い毒花粉を噴射したり、全身だけでなく地下に張り巡らせた触手を自在に操って攻撃することが可能である。根の部分にはソリチュランにより捕えられた人々を取り込んでおり、GUYSもうかつに攻撃することができなかったが、メビウスのメビュームブレードにより上半身を切断され、核ともいえる頭部にメビュームシュートを受け、青い炎を上げて燃え上がり消滅する。第40話「ひとりの楽園」に登場。ソリチュラの体に咲いたソリチュランフラワーが地面に落ち、人間大の怪人となった姿。白いローブに身を包んだ人間の姿を借りているが、真の姿は頭部に白い花を咲かせた植物人間そのもので、花から本体であるソリチュラと同様の黄色い毒花粉を噴射して人間を昏倒させる。人間の青年の姿に化け、孤独な人間の心の隙間につけ込むことで本体のもとへと導く役目を担う。その活動は「植物怪人」という都市伝説となって語られている。第41話「思い出の先生」に登場。第42話「旧友の来訪」に登場。第42話「旧友の来訪」に登場。かつて地球を侵略しようとした円盤群。リング状の光線を武器とする。登場するのは円盤のみであり、どこから来たのか、何者が操っていたのかなどの詳細は不明。冥王星軌道付近にまで到達し、科学特捜隊時代のサコミズが指揮していた亜光速試験船「イザナミ」の搭載艇「イカヅチ」を襲撃するが、突如現れたゾフィーとサコミズが操るイカヅチによって全ての円盤が撃破される。この襲撃を受け帰還したサコミズの報告によって、地球が未だ侵略者に狙われていること、そしてウルトラマンたちに水際で守られていることが判明し、GUYSの設立へと繋がっていくことになる。第42話「旧友の来訪」に登場。第42話「旧友の来訪」、第43話「脅威のメビウスキラー」に登場。黒ずくめの男(正体はヤプール)に操られる黒紫の霧で構成された蛇のような怪獣。実体を持たないが他の怪獣と同化する能力を持ち、同化した生物の能力や生体情報をコピーすることで乗り移った怪獣の肉体を媒介に変化・再現することができる。再現された怪獣の能力は元の個体を上回っている。ジョンスン島に現れたゴモラの遺伝子を取り込み、多々良島でレッドキングと同化する。その後迎撃に現れたGUYSとメビウスに1度は敗れ去れるも、レッドキングの体をゴモラ(コピー)に変化させ、間髪いれずに攻撃してメビウスを追いつめる。最後はバーニングブレイブとなったメビウスとガンフェニックストライカーの同時攻撃を受けて肉体は爆発するが、抜け出したガディバ本体は男の元に戻る。その真の目的はメビウスの戦闘データの採取であり、第43話でメビウスキラーの胸のクリスタルに同化してそのデータを完全再現する。その後、同化していたメビウスキラーもろとも、メビウスに倒される。第43話「脅威のメビウスキラー」に登場。『ウルトラマンメビウス外伝 ゴーストリバース』に登場。第43話「脅威のメビウスキラー」、第45話「デスレムのたくらみ」に登場。皇帝であるエンペラ星人に仕える暗黒四天王の1人で地位は「謀将」。3万年前から皇帝に従軍し、伝説の「ウルトラ大戦争」にも参加したため、ウルトラ一族にも深い恨みを持っている。四天王の中では古参であるためか、新参のヤプールを快く思っていない様子。骨と肉が逆転したような外見が特徴で、扇のような形の左手「デスレムクロー」を振っ
出典:wikipedia