FC琉球（エフシーりゅうきゅう、） は日本の沖縄市を中心とする沖縄県全県をホームタウンとする、日本プロサッカーリーグ（Jリーグ）に加盟するサッカークラブ。2003年に創設。2013年にJリーグ準加盟が承認され、2014年にJリーグに入会した。運営法人は琉球フットボールクラブ株式会社である。クラブ名は沖縄本島を中心に存在した琉球王国に由来している。エンブレムは、阿吽（「あ」（右）、「うん」（左））の呼吸を表す「対のシーサー」と琉球王国の「王冠」などをモチーフとしている。マスコットは2009年から2013年まで石垣市出身の元ボクシング世界王者の具志堅用高をモデルとした「ぐしけんくん（仮）」であった。ホームスタジアムは沖縄市内にあるが、クラブ事務所は那覇市内にあり、練習場は東風平サッカー場（東風平町）、吉の浦公園ごさまる陸上競技場（中城村）、南城市玉城陸上競技場 の3ヶ所である。2003年2月、沖縄初のJリーグ参入を目指すサッカークラブとして創設。初代監督に、沖縄かりゆしFCの選手だった新里裕之が選手兼任で就任。またラモス瑠偉がテクニカルアドバイザーに就任。沖縄県社会人サッカーリーグ3部で優勝した。2004年、沖縄県サッカー協会社会人連盟の推薦により、沖縄県2部リーグを飛び級して、沖縄県1部リーグへ特別参入が認められた。また、新監督に元日本代表の与那城ジョージが就任。沖縄県1部リーグで優勝。九州各県リーグ決勝大会は決勝で有明SC（現：V・ファーレン長崎）を破って優勝した。また、天皇杯に初めて出場して初勝利も挙げた。2005年、九州サッカーリーグは優勝したロッソ熊本（現：ロアッソ熊本）と勝ち点5差の2位。全国社会人サッカー選手権大会は2回戦で敗れたが、全国地域サッカーリーグ決勝大会で優勝し、日本フットボールリーグ（JFL）への昇格が決定。沖縄県のサッカークラブとして初の全国リーグ参戦となった。7月、元U-23日本代表の石川康がゼネラルマネージャー(GM)に就任した。リーグ戦は14位の成績であったが、「ベストサポーター賞」を受賞した。シーズン終了後に与那城が監督を退任した。Honda FC元監督の吉澤英生が監督に就任した一方で、6月に石川がGMを退任。リーグ戦は降格圏内の17位で終えたが、レギュレーション変更によりJFLに残留した（詳細は当項目を参照）。シーズン終了後に吉澤が監督を退任した。日本代表元監督のフィリップ・トルシエが総監督、ブルキナファソ代表元監督のが監督に就任。元日本代表の山下芳輝が加入した。1月にJリーグ準加盟申請を行ったが、同2月19日に開かれた社団法人日本プロサッカーリーグの理事会において、運営体制の未確立、スタジアム等設備条件の不備を理由に認められなかった。リーグ戦は入れ替え戦圏内の16位で終えたが、昨年同様レギュレーション変更によりJFLに残留した（詳細は当項目を参照）。シーズン終了後にラビエが監督を退任した。1月、初代監督でコーチの新里裕之が監督に復帰。リーグ戦は入れ替え戦圏内の16位で終えたが、3年連続レギュレーション変更によりJFLに残留した（詳細は当項目を参照）。12月、クラブを運営してきた株式会社琉球スポーツキングダムから株式会社沖縄ドリームファクトリーへ経営権が譲渡された。なお、沖縄ドリームファクトリーの代表に元ドリームステージエンターテインメント代表取締役の榊原信行が就任した。新里体制2年目。リーグ戦は10位で4年ぶりに自動的に残留できる成績を上げた。天皇杯は2回戦で千葉に敗北。新里体制3年目。山下などの6人が退団した一方、元日本代表の我那覇和樹など新たに6人が入団した。2月に申請していたJリーグ準加盟の審議が行われたが、継続審議扱いとなった。リーグ戦は開幕から11試合の成績が全チーム中トップとなり、天皇杯のJFLシード権を獲得した。最終成績は9位。天皇杯は2回戦（初戦）で愛媛FCに敗北。リーグ戦は9位の成績。シーズン終了後に新里が監督を退任した。監督に鳥取元監督の松田岳夫が就任。リーグ戦は5月20日のSAGAWA SHIGA FC戦の勝利以降ホームで勝てなくなり、10月27日のホンダロックSC戦の勝利まで7試合ホーム未勝利となった。順位は前年と同じく9位。松田がシーズン終了後に監督を退任した。監督にAC長野パルセイロ元監督の薩川了洋が就任した。9月、株式会社沖縄ドリームファクトリーから琉球フットボールクラブ株式会社へクラブの運営が移管された。9月17日にJリーグ準加盟クラブとして承認。11月19日に日本プロサッカーリーグ（Jリーグ）の理事会でJリーグへの入会が承認され、2014年からのJ3リーグ参加が決定した。リーグ戦の順位は11位。薩川体制2年目。我那覇和樹が讃岐へ完全移籍するなど、半数以上の22人が退団。年間成績は9位。薩川体制3年目。河端和哉ら10人が退団、14人の選手が新加入したが、年間成績は昨年同様9位だった。Jリーグクラブライセンス制度のうち、J2昇格を希望しないクラブを対象としたJ3リーグ参加ライセンスを申請するが、クラブの財務面の状況をより詳しく確認する必要があるとの理由で、ライセンス交付が保留され、11月の理事会まで継続審議となった。その後、11月17日開催の理事会で2016年度のライセンスが正式交付され、J3残留が正式決定した2015年シーズンをもって薩川が監督を退任。また、ヘッドコーチの小湊隆延も退任した。新監督にかつて磐田や札幌でプレー経験がある、元北朝鮮代表の金鍾成がアカデミーダイレクター兼ジュニアユース監督から昇格。中山悟志の引退などを含めてチームの3分の2以上にあたる19人の選手が退団。3年連続で10人以上の選手が退団した。チームは若手中心のチームへと方針を転換。高校生2人、大学生6人の新卒選手を獲得した他、藤枝MYFCの正GK朴一圭、FCガンジュ岩手から濱田克大が完全移籍で加入。新外国人選手としてフアン、パブロ、レオナルドを獲得した。ホームスタジアムは沖縄県総合運動公園陸上競技場である。過去のホームゲーム開催スタジアムは「当項目」を参照のこと。2011年2月にJリーグ準加盟の審査で継続審議となった際に理由として沖縄県陸の改修工事の明確化を指摘された が、2012年7月に沖縄県は沖縄県陸を改修すると発表し、2015年開幕時に竣工した。このためJリーグ加盟初年度の2014年度に限り、沖縄市陸上競技場を暫定で本拠登録したが、県陸でも改修前3試合を主催した（詳細は沖縄県総合運動公園陸上競技場を参照）。 ベンガラ（琉球血赤）、 白

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