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金銀錯嵌珠龍紋鉄鏡

金銀錯嵌珠龍紋鉄鏡(きんぎんさくがんしゅりゅうもんてっきょう)は、大分県日田市日高町にあったダンワラ古墳から出土したとされる弥生時代中期の鉄鏡。国の重要文化財に指定されている。金銀錯嵌珠龍文鉄鏡、金銀錯嵌珠龍文鏡とも呼ばれる。1933年(昭和8年)、国鉄久大本線豊後三芳駅付近で、久大本線の敷設工事のために線路の盛土を採集している際に出土した石棺の中から発見された。直径21.1cm、厚さ2.5mmで、反りはなく平面である。装飾は、腐蝕のために剥落した部分が多いが、約3分の1が残存しており、原状をうかがうことができる。背面全面に金で竜文が象嵌されており、角や爪は銀で象嵌されている。また、眼や体の所々には赤や緑の玉が嵌められている。中心のつまみ付近には漢代の書体で「長宜子孫」(子は欠落)の4文字が金で刻まれている。この鉄鏡は漢代のものと考えられているが、前漢か後漢かについては両論がある。金銀を象眼した鉄鏡は、日本国内ではこの金銀錯嵌珠龍紋鉄鏡しか出土していない。また、中国の三国時代に書かれた『曹操集訳注』には、魏の曹操が金錯鉄鏡を持っていたと記されており、この種の鉄鏡は高位の支配層の所持物であったと考えられる。このような希少な鉄鏡がなぜ日田で出土したのかは不明であり、様々な仮説が唱えられている。例えば、九州国立博物館の河野一隆・文化交流展示室長は、伊都国との争いに敗れた奴国の王族が持ち込んだとする仮説を提唱している。また、一般には受け入れられている説ではないが、邪馬台国の卑弥呼または台与の所持品であるとする説や、この鏡が八咫鏡であるとする説もある。東京国立博物館が所有しているが、福岡県太宰府市の九州国立博物館で常設展示されている。また、復元レプリカが大分県日田市の天領日田資料館で展示されている。

出典:wikipedia

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