第九〇一海軍航空隊(だい901かいぐんこうくうたい)は、日本海軍の部隊の一つ。太平洋戦争中の1943年に、シーレーン防衛専門の航空部隊として編成された。太平洋戦争終盤に本土と南方を結ぶ航路の防衛を担当し、戦線の縮小に合わせて内南洋航路・南シナ海航路・日本海航路と常に海上メインルートの護衛を担当した。また沖縄戦に際しては、本土および台湾からの艦船攻撃の一翼を担った。海上護衛総司令部隷下の護衛専門航空部隊である900番台の航空隊として最初に編成された。当初は千島列島の船団護衛・対潜掃蕩をもくろんで千歳飛行場を基地とする予定で編成された。しかしマーシャル諸島への敵機動部隊による攻撃が活発化したことから、マリアナ諸島を最前線基地とすべく、輸送船団の増強が図られた。この船団を護衛するため、急遽南方航路に振り向けられた。末期には艦船攻撃の支援にも投入された。最終的には、小松飛行場・美保飛行場をはじめとする日本海沿岸基地に分散して小型偵察機を主力とする偵察隊へと変貌して終戦を迎えた。若干ながら一式陸上攻撃機・二式飛行艇の編入・供給も受けている。また編入部隊から天山や九七式艦上攻撃機も編入されている。
出典:wikipedia
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