総曲輪(そうがわ)は、富山県富山市の中心部にある町名。郵便番号は930-0083。町名の由来は富山城の外堀が「曲輪(くるわ)」と呼ばれていたことから。現在は総曲輪通り商店街と隣接する中央通り商店街(さんぽ~ろ)、西町(にしちょう)商店街を含め富山市最大の繁華街となっている。1丁目から4丁目まであり、それぞれで街の様相、特徴が異なる。前述の通り、元々は富山城の外堀であった。明治時代の初めに外堀が埋め立てられ、浄土真宗の別院を参詣する人々で賑わうようになる。やがて様々な店舗や芝居小屋、寄席などが建ち並び、現在のような繁華街へと発展する事になる。大正時代には全国初の商店街団体「商盛会」も誕生している。街の中心部には総曲輪通り商店街、グランドプラザ、総曲輪フェリオなどがあり、賑わいを見せる。3施設はそれぞれ接続している。前述の通り、西武富山店が閉店するなど、繁華街としての地位の低下が見受けられる。西武跡地(総曲輪3丁目地区)は、大和小田急建設が取得し、商業施設・マンションなどの複合商業ビルの建設を目指し、2013年夏に都市計画決定された。2015年2月23日には、マンションと商業施設が入居する複合ビルの建設が正式に発表された。約3900㎡の再開発エリアに地上23階建て、約80mの高層ビルとなる。1階から4階はファッション、物販、飲食等のテナントとオフィス、5階から23階は約200戸のマンションとなり、2018年度内の完成を目指している。また、総曲輪西地区においては約5680㎡の敷地に、シネマコンプレックス(8スクリーン)、ホテルドーミーイン、店舗、駐車場などが入居する複合商業ビルとなるユウタウン総曲輪が建設され、2016年6月に開業した。更に、西町交差点北西角(西町北・総曲輪地区)でも再開発計画が表面化し、2015年8月に、高層複合ビルの建設に向け再開発準備組合が設立された。その他、前述の総曲輪西地区の西側ではタカラレーベンによる高層マンションが完成しており、同じく西側の総曲輪小学校跡地では、地域包括ケア施設、専門学校、商業施設などによる複合施設が2017年にも完成する。南側では北陸銀行と朝日印刷による共同オフィスビルが15年4月に、隣接する千石町では、リードケミカルによる全国的にも珍しい刀剣美術館の森記念秋水美術館が2016年6月に完成しており、周辺一帯では開発計画が多数進行している。総曲輪・西町・中央通りの各商店街とその周辺(大手モール・千石町商店街・大田口通り商店街・上本町商店街・堤町通り商店街・中教院モールなど)が、広義的な意味での「中心商店街」となり、このエリアでは定住人口の増加に向け、2000年代後半からマンションの建設が相次いでいる。2007年には西町交差点北東角にシティハウス富山西町(約90戸)、2008年には中央通りにサーパスシティ中央通り(約120戸)、2009年には白銀町にレーベンハイム白銀町(約70戸)、2010年には総曲輪4丁目にプレミスト総曲輪(約50戸)、2012年には中央通りにルシーダタワー(中央通りF地区再開発・約120戸)、西町交差点南東角にプレミスト西町(西町東南地区再開発・約90戸)、2014年に白銀町にレーベン富山・ザ・プラチナム(約65戸)、2016年に総曲輪4丁目でレーベン富山総曲輪レジデンス(約45戸)が建設、いずれも販売後短期間の内に完売している。今後は、約200戸の大型物件の総曲輪3丁目地区再開発が工事中で、2016年秋には室町通りにタカラレーベンによる高層マンションが着工、西町北・総曲輪地区、中央通りD北街区の各再開発地区でも、再開発ビル内にマンションが設けられる予定となっている。前述した総曲輪フェリオなどを除く。特記がないものはすべて総曲輪に所在。富山城北側に隣接する町名で、郵便番号は930-0006。公共機関などが所在している。
出典:wikipedia
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