風の中のあいつ(かぜのなかのあいつ)は日本テレビ系列で1984年5月12日~9月29日に放送されたテレビドラマ。第1回は、渡辺徹の誕生日に放映された。当時、渡辺は「太陽にほえろ!」と掛け持ちでドラマに出ていた。日本テレビとしては、文学座出身の渡辺を「俺たちの旅」「ゆうひが丘の総理大臣」で人気を獲得した『第二の中村雅俊』のような形でドラマ初主演をプロモートしようとしていたようだが、すでにかなり太めの体型になってしまっていた。ドラマ終了後の渡辺徹と榊原郁恵の熱愛報道の方でも注目された。続編として、1985年8月3日~12月28日に気になるあいつが放送されたが、主人公以外の名前・職業・性格設定が一致しないパラレルワールド的な作品である。第1回は、渡辺が「太陽にほえろ」のラガー刑事として殉職した8月2日の金曜日の放映の翌日に放送が始まった。勝又医院に勤めることになった、底抜けに明るくさわやかで正義感あふれる新米医師・津村一平(渡辺徹)の姿を描く明朗痛快な青春ドラマ。最後は一平が久米島に、恋のライバルである花形進(金田賢一)がニューヨークにそれぞれ旅立つ。勝又梢(榊原郁恵)が、行き先が描かれない飛行機に乗ってどちらかの後を追うというラストとなっている。久米島から東京の生島病院に勤務した津村一平が、併設の高校の寮長も兼任、病院内の争いや恋の三角関係、問題児の生徒たちとの関わりの中でたくましく生きる姿を描いている。最後には再び久米島に一平が戻るが、今作では榊原郁恵との恋愛も自然消滅を示唆している。
出典:wikipedia
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