日下 隆（くさか たかし、1929年6月19日 - ）は、兵庫県出身の元プロ野球選手（外野手）。兄に大阪タイガースでプロ野球選手として活躍、引退後は政治家となった日下章がいる。息子は育英高校の夏の甲子園優勝監督（1993年）である日下篤。鳴尾中学から法政大学へ進学。東京六大学リーグ通算71試合出場、223打数71安打、打率.318、0本塁打、34打点。首位打者1回。1952年に近鉄パールス入団。翌年にレギュラー定着した。1954年は近鉄の野手で初めてオールスターゲームに出場。この年の23補殺は外野手最多補殺日本記録(2010年5月現在)。1958年に引退。1953年にキャリア唯一の本塁打を打ってから引退まで2088打席連続無本塁打を記録した。これは2008年9月22日に阪神タイガースの赤星憲広に更新されるまでのNPB記録であり、2016年3月25日に千葉ロッテマリーンズの岡田幸文に更新されるまでパ・リーグ記録であった。引退後は高校野球指導者に転じ、三田学園高校で選抜高等学校野球大会に3度出場している（1967年、1969年、1970年）。

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