『雀JAKA雀』(じゃんじゃかじゃん)は、エルフより1992年11月13日に発売されたアダルトゲーム。本作は、MS-DOS全盛期にエルフがコンピュータRPGの概念を取り入れて開発した、脱衣麻雀である。トップビューの2Dフィールド(町)でシナリオに沿って主人公を移動させ、行き着いた先でヒロイン達と行う脱衣麻雀勝負及びセックスにより、更にシナリオが進行する。主人公にはコンピュータRPGにおけるHPやMPのように体力や気力が設定されており、多ければ良く少なければ悪くなるといったように、その増減が配牌に影響してくる。また、体力や気力についてはやはりコンピュータRPGらしく、町の薬局で購入できる回復剤を服用することやホテルに宿泊することで、回復させることが可能。シナリオ中盤以降に開店するアイテム屋では、勝負の際にイカサマを実現する強力なアイテムが購入できる(というよりも、普通に打つと必ず負ける理不尽な配牌で始まる場所が存在するため、そこでは毎回のイカサマが必須)。キャラクターデザインと原画は、うめつゆきのり。ほぼ同時期に発売された『同級生』とは違い、PC用OS市場がWindowsへの完全移行を終えても移植されないまま10年以上も放置されていたが、2006年に『エルフオールスターズ脱衣雀』の下敷きとなったことから、ようやくWin世代の注目を浴びた。しかし、当然ながら本作の内容をそのまま楽しめるわけではない(本作のシナリオは全く反映されておらず、設定も省略されている)ため、プレイ時にはその点への留意が必要である。なお、本作は『ドラゴンナイトIII』や『天神乱魔』同様に沙織事件の影響から、18禁CGを減らした修正版「女の子いっぱいバージョン」と、そうでない通常版「18歳未満購入禁止バージョン」の2つが存在する。麻雀の代打屋である主人公は勝負を放り出してとある組織から追われている最中、新大久保の路地裏で組織の手の者に捕まりかけるが、偶然通り掛かった女子大生・高橋みずきを囮にして難を逃れる。組織の手の者に捕まってしまったみずきは、主人公が遠くの物陰から息を潜めて様子をうかがう中、驚きも隠せないままどこかへ誘拐されていく。それから2年後。主人公はほとぼりの冷めた新大久保を再び訪れるが、そこは一変して様々な雀師達がひしめく一大戦国と化していた。賭け麻雀に勝ち続けて免許皆伝の身となれば、雀荘を開店できるのだ。免許皆伝を目指す者のための麻雀道場も賑わっているそこで主人公は早速麻雀を堪能するが、麻雀道場から出てきたところで身包みを剥がされ、一文無しになってしまう。しかし、主人公は会員制の雀荘「北」「西」「南」「東」での勝負で金を稼げることを麻雀道場のボーイに知らされ、彼から会員証を入手して雀荘へ向かう。主人公が資金稼ぎと修行を兼ねた勝負で腕を上げていくにつれ、彼の前には雀荘の美女オーナー達が現れる。やがて、美女オーナー達との1対1の勝負を経て更なる強さを誇る麻雀道場の美女雀師達との1対1の勝負をも制した主人公は、新大久保における麻雀とセックスの頂点にまで上り詰めるが、そんな彼の前にプロ雀師と化したみずきが立ち塞がるのだった。
出典:wikipedia
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