『ワンダーウーマン』("Wonder Woman")は、DCコミックの出版するアメリカン・コミックスのタイトル、及び同作等に登場する架空のスーパーヒロイン(アメリカ流ではスーパーヒーローヒロイン)。怪力や飛行能力などを有した屈強な美女。スーパーヒーローチーム「ジャスティス・リーグ」の中核メンバーであり、スーパーマン、バットマンと肩を並べる重要人物である。1941年の『オールスターコミックス』#8に初登場。著者はウィリアム・モールトン・マーストン。1986年に一時連載が中断されたものの、2007年現在もDCコミックから出版されている。本名はダイアナ。身長182.8センチメートル、体重74.8キログラム。髪の色は黒、瞳は青。特殊能力は、高い耐久力と怪力、亜光速での飛行能力、動物とテレパシーで意思の疎通ができる、など。伝統的な武術を知り抜いており、剣、斧、弓術を会得している。卓越した戦術家であり、外交官でもある。魔法の投げ縄を所有しており、輪に捕らえた者に真実を告白させる事ができる。両手首に装備した銀の腕輪は、弾丸などの投擲武器等を弾く能力がある。以前は飛行能力は持たない設定であり、透明飛行機を所有している。以上のように、かなり強力な存在であり、「地上最大級の力を備え」。ている。それもそのはずで、彼女は人間ではなく、粘土から生まれた存在である。ダイアナの母であるヒッポリタは、3万年前に死んだ女性の転生した姿であり、彼女はかつて産んだ子供との再会を欲していた。オリュンポス十二神からの神託に従い粘土をこねて赤ん坊の姿にしたところ、神々が命を吹き込んだ。こうして誕生したのがダイアナである。ヒッポリタは、女だけの一族「アマゾン族」の女王であり、その娘のダイアナはプリンセス・ダイアナと呼ばれた。アマゾン族は、パラダイス島で人間界から隔離されて生きており、島に入るには不思議な障壁を通り抜ける必要があった。かつて、この障壁を通り抜けて不時着した女性、ダイアナ・トレバーは、アマゾン族を守るために命を落とすこととなり、彼女を称えて星条旗を模した衣装が作成された。これがワンダーウーマンの衣装であり、また粘土から生まれたダイアナの命名の由来である。後に息子のスティーブ・トレバーも島に不時着し、ワンダーウーマンをアメリカへ向かわせる事になった。なお、タラ・ストロングの項目によれば、2009年にOVA『ワンダー・ウーマン』が販売された模様。複数のDCコミックスのヒーロー達が世界観を共有するDCエクステンディッド・ユニバースで初の登場となった。ガル・ガドットが演じ、ヘンリー・カヴィルのスーパーマン、ベン・アフレックのバットマンと共闘した。戦いが終わった後はブルースと共にジャスティス・リーグ結成のために他のメタヒューマン達を探す事を決意する。今回の映画で彼女はスーパーマンに勝るとも劣らない戦闘能力、身体能力、耐久性を見せた。時系列はバットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生より前に遡り、DCエクステンディッド・ユニバースにおけるオリジンを描く。作品中ではスーパーマン、バットマンに比肩しうる存在ではあるが、上記のように映像化は少なく、両者に対して大きく引き離されているのが現状である。また、1970年代のライバル番組、すなわち女性を主人公にしたアクションドラマ『地上最強の美女バイオニック・ジェミー』(1976年-1978年)と『チャーリーズ・エンジェル』(1976年-1981年)が続編やリメイクを放送・公開している中、実写版『ワンダーウーマン』にはそのような現象が起こっていない。2005年ごろには、成熟した設定でのリメイクが取沙汰され、50代のキム・ベイシンガーの名が挙がったこともあるが実現しなかった。また、1996年の『DC VS マーベル』において、それぞれの世界の存亡をかけて11組のスーパーヒーローが戦ったが、スーパーマンとバットマンが勝利したのに対し、ワンダーウーマンは敗北している(11組の内、6組は3対3の引き分けに終わるよう出版社で取り決めがされており、残り5戦を読者投票に委ねた)。真剣勝負の5戦の勝利者は、全て1990年代にテレビアニメが製作・放送されていた、と言う共通点がある(『スーパーマン』、『バットマン』、『スパイダーマン』、『X-メン』(ウルヴァリンとストーム))。ワンダーウーマンのサイドキックとなるワンダーガールについて記す。初代ワンダーガールは、ワンダーウーマン自身。
出典:wikipedia
LINEスタンプ制作に興味がある場合は、
下記よりスタンプファクトリーのホームページをご覧ください。