福井県道210号津内櫛林線（ふくいけんどう210ごう つないくしばやしせん）は福井県敦賀市内の国道と県道を繋ぐ一般県道である。起点から国道8号に至るまで敦賀バイパスの下をクネクネと高架をくぐりながら進んでいく。結局岡山1丁目交差点から短区間ではあるが国道8号と重複するので、この区間は国道8号がよほど混雑したときの迂回路としてしか機能していないと思われる。もともとこの道は旧国道27号（現福井県道225号敦賀美浜線）から国道8号を繋ぎ、さらに8号の混雑時の迂回路となる役割を担っているが、旧27号から8号への接続は良いとしても、国道8号敦賀バイパスは高速道路のようなかなり高規格な道路となっているため、よほどのことがない限り迂回路が必要になることはない。そのため地元の人しかほとんど通らないような寂れた裏道となってしまっている。ちなみに8号から櫛林の区間も住宅街を突っ切っているため、案内無しの右左折も多く、決して良い道とはいえない。部分部分の利用はあるが、全体として使われることはまず無い県道といえるだろう。福井県道の中で唯一、敦賀市内を走る全ての国道と接続している県道である。

出典:wikipedia