『ナックルヘッズ』(KNUCKLE HEADS)は、1993年3月にナムコ(後のバンダイナムコゲームス)よりアーケードゲームとして発売された2D対戦格闘ゲーム。ナムコのアーケードゲーム基板NA-2を使用している。また、対戦型格闘ゲームとしては初となる4人同時プレイが可能。ナムコの無料広報誌「NG」1993年4月号の紹介記事によると、本作がナムコ初の対戦格闘ゲームである。家庭用ゲーム機は長らく移植がされていなかったが、Wiiのバーチャルコンソールアーケードで2009年8月18日に配信された(要800Wiiポイント)。舞台となるのは21世紀のアメリカ。この時代、全世界でひとつのTV娯楽番組がブームになっていた。そのプログラムの名は『ナックルヘッズ』。ゲーム形式で行われるこの番組は世界中から強者を集め、闘わせて誰が勝ち残るかを競うというもの。そしてゲームの勝者にはこの上ない名誉と巨額の賞金が与えられる。そしてギャラリーもまた、これに金を賭け、一攫千金を狙うのだった。8方向レバーと3つのボタン(上段攻撃、下段攻撃、ジャンプ)によりプレーヤーを操作して対戦相手と戦う。6名のキャラクターから1人を選んでプレイする。対CPU戦は全9ステージあり最初は残りの5人と1対1での対戦(5ステージ)、次はCPU2人との1対2での対戦(3ステージ)、そして最終ステージでは金色の自キャラとの対戦となり、これに勝利するとエンディングとなる。なお、この金色の分身(ゴールドドッペル)は自キャラと姿形は同じでも、移動速度や攻撃力はゴールドドッペルの方が上である。大財閥の一人息子。突如、父の会社が経営危機に見舞われ、家業を継ぐ事に疑問を感じつつも、この巨額賞金の手に入る格闘大会にエントリー。バランスの取れたオールラウンドキャラクター。 飛び道具「ブラストウェーブ」や対空技「トルネードアッパー」などの必殺技を持つ。インターポールの特別麻薬捜査官。大会の裏で大型の麻薬取引が行われるという情報を得たが、警察上層部からの捜査許可がおりず、一選手として参加する事を決意。ビンセントと同じく必殺技に飛び道具があり、バランスの取れた強さである。最終ステージのゴールドフジオカの勝利ポーズはプレイヤーのものとは少し異なる。香港を代表する世界的功夫アクションスター。歌って踊れるハリウッド格闘女優を目指している。自分の映画でのアクションがやらせではないことを証明する為にエントリー。攻撃力・防御力は低いがリーチが長い。ただし接近されると弱い。ゲーム中では「クリス」と紹介されている。バイキングの血を受け継ぐ男。大洋の放浪が長く、妻に離婚を申し込まれてしまった。しかし愛する家族の為に出来る限りの事はして上げたい、という気持ちから出場を決める。攻撃力が高く接近戦に強いが、移動速度が遅い。防御力は高く投げの間合いも広い。唯一、コマンド投げ「ヘルダイビングバックブリーカー」を持っている。究極のエコロジスト。大会の賞金でアマゾンの森林を買えるだけ買い占めようと考えてエントリー。通常の攻撃力は低いがジャンプ力が高く空中攻撃が強い。気合攻撃ではかなりのリーチを持つ。必殺技「コルコヴァードドロップ」は上昇中完全無敵で画面の外まで上昇し、急降下する奇技。また、当時の女性キャラとしては極めて稀な「ヒップ攻撃」(垂直ジャンプで気合下段攻撃)もある。限りなく裸に近いコスチューム(胸当て・肩当て・手甲・ひも状のTバック・ブーツ)でネコの尻尾らしきものも身につけている。戦う事と女の事しか頭にない男。好きなだけ大暴れ出来る上に優勝したら巨額の賞金が手に入るというおいしいショーにつられてエントリー。移動スピード、攻撃力、ジャンプ力ともに平均以下だが、防御力が高い。また、必殺技「ビーストアンガー」「ローリングマッドネス」は、技の後に目を回してしまう(一定時間動けなくなる)。このゲームのインストカードには選手の紹介と、それぞれの必殺技(特殊技)2つのコマンドが書かれているが、他にも必殺技が存在する(コマンドは右向き時、Aは上段攻撃・Bは下段攻撃を示す)。
出典:wikipedia
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