（プロセシング）は、（）と（）によるオープンソースプロジェクトであり、かつてはMITメディアラボで開発されていた。電子アートとビジュアルデザインのためのプログラミング言語であり、統合開発環境である。アーティストによるコンテンツ制作作業のために、詳細な設定を行う関数を排除している。視覚的なフィードバックが即座に得られるため、初心者がプログラミングを学習するのに適しており、電子スケッチブックの基盤としても利用できる。 を単純化し、グラフィック機能に特化した言語といえる。 にはと呼ばれる必要最小限のIDEが含まれている。上記も正しい プログラムだが、次のようなコードの方が の雰囲気をよく表している。ウィキメディアのSVG形式の日本地図の白地図を読み込み、codice_1 という配列に記述された番号の県のみ塗り分けるプログラム。英語版の例のように地図データが各県ごとに codice_2 を持っていれば県名で指定することも可能である。 から派生したプロジェクトとしてがあり、 の統合開発環境に単純化したC言語を組み合わせて、アーティストがマイクロコントローラをプログラムできるようにするものである。 を使ったハードウェアプロジェクトとして Arduino がある。また、フランシス・リのは、 を使って書かれたソフトウェアを を内蔵した携帯機器上で実行させるプロジェクトである。2005年、レアスとフライは に関する業績により、アルス・エレクトロニカのゴールデン・ニカ賞（ネットビジョン部門）を受賞した。統合開発環境は GPL の条件で公開されている。アプリケーションやアプレットに含まれるライブラリコードは LGPL の条件で提供、開発したプログラムは任意のライセンスで活用可能である。もともとレアスとフライは processing.org が取得されていたため proce55ing.org というドメインを用いたが、しばらくして processing.org を取得した。proce55ing.org から取られた p5 という略称は、名前が変わったにもかかわらずときおり用いられる。

出典:wikipedia