ヴィータローザとは、日本の競走馬である。おもな優勝競走はラジオたんぱ賞、セントライト記念、中山金杯。馬名はイタリア語で「薔薇色の人生(Vita Rosa)」の意。俗に「薔薇一族」と呼ばれる血統の出身であり、半姉にデイリー杯3歳ステークス優勝馬ロゼカラー(父シャーリーハイツ)、全兄に重賞を5勝したロサードがいる。一口馬主クラブ・サンデーレーシングの所有馬。一口200万円、募集総額は8000万円という高額だったが、2002年9月のデビュー以来、5戦連続3着など勝ち切れず、初勝利は8戦目の翌年4月と非常に遅かった。しかしここから2連勝すると、1戦を挿んで出走したGIII競走・ラジオたんぱ賞で先行策から抜け出して勝利し、重賞初出走初制覇。盛夏の休養を経て臨んだセントライト記念では、早めのスパートから、逃げるニシノシンフォニーを4分の3馬身捉え重賞2連勝を果たした。その後はGI初出走となった菊花賞で7着、重賞2戦で連続5着という成績で3歳シーズンを終える。古馬となって以降は、4歳2戦目に出走したオープン特別競走・大阪-ハンブルクカップを境に、重賞で好走を続けながらも勝利からは遠ざかった。再び勝利を挙げたのは6歳初戦に出走した中山金杯で、5着までが1馬身差以内で入線という混戦からハナ差抜け出し、約1年8か月振りの勝利で重賞3勝目を挙げた。しかしこれが最後の勝利となり、以降はローカル開催の中距離重賞を中心に出走し、入着を続けた。2008年8月24日に出走した札幌記念(札幌競馬場)・7着を最後に競走馬を引退。サンデーサイレンス系の血統が注目され、2009年よりイギリス・サフォーク州のランウェイズスタッドで種牡馬入りした。2010年からはイタリア・シエナの、アレバメント・ルナッチーノ氏の牧場で繋養され、現在に至っている。父サンデーサイレンスについては同馬の項を参照のこと。母はフランスで1勝。曾祖母リヴァークイーンは1976年のフランス1000ギニー、サンクルー大賞を制している。姪に重賞2勝を挙げ、GIで3度の2着があるローズバド、甥に重賞3勝のローゼンクロイツ(いずれも母ロゼカラー)。従姉に仏G3・リゼルヴォワール賞優勝馬コミラ(Comillas)がいる。
出典:wikipedia
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