ヨハネによる福音書第13章に、最後の晩餐のとき主イエスは「夕食の席から立ち上がって上着を脱ぎ、手ぬぐいととって腰に巻き、それから水をたらいにいれて弟子たちの足を洗い……」とあるが、当時他人の足を洗うのは奴隷の役割であった。キリストが弟子たちに行動をもって最後の教えを示した。これが聖なる神様の奴隷(しもべ)を意味する「聖隷」の語源となった。クリストファーとは、「キリストを背負う者」の意味。3号館1階エントランスにその様子を描いたタイル画が展示されている。聖隷の創立者・長谷川保は、クリストファーがキリストを背負ったように、病人や障害者、お年寄りの不安や苦痛、悲しみを理解し、大事にケアする人がこの大学から育ってほしいとの願いから「聖隷クリストファー」と命名。一説には、シシリー・ソンダースが開設した英国の聖クリストファー・ホスピスの名称から名付けたともいわれている。2007年に全学共有の研究機材として、日立メディコ社製の光トポグラフィー装置を導入した。単科大学クラスでの導入は珍しい。静岡県内の看護医療福祉系大学・養成校では初めて。現在は主に、大学院での研究に使用されているが、学部生も体験利用や被験者となっている。エビデンスの確立が難しい分野での効果の測定に役立つとされ、近隣施設と連携しての研究調査も行う予定がある。聖隷ホスピスに隣接していることから、がん専門看護師の養成を行う CNS コース(がん看護)が大学院に開設された。がんを抱える患者・家族のさまざまな問題、また、治療に伴う問題などを多面的に追究するとともに、がん看護介入に関する諸理論を基盤として看護介入モデルを検討し、さらに、実習を通して質の高いがん看護ケアを提供するための高度専門的および倫理的な看護実践能力を養うことを目指している。2010年1月、大学院修了生から6名の「がん看護専門看護師」が誕生したと発表した。他にも、慢性看護ならびに急性期看護CNSコースの教育課程があり、2011年度からは、老年看護学・小児看護学領域の専門看護師の養成を行う。2011年4月に社会福祉学部が学科改組され、臨床介護福祉学科では、同グループの聖隷関連病院の協力のもと介護福祉士で病院専門介護福祉士コースという履修モデルを表明。また、全国では少ない介護福祉学分野の博士後期課程を設置する。ボランティア系サークルとしてマナの会、TOLO、ボッチャ、ALS患者さんを励ます会、などがあり、周辺の医療福祉の施設を中心に活動している。ほかにも文化系、音楽系、スポーツ系サークルがある。ボランティア系サークル以外でも主な活動を福祉施設などで行うことが多い。学園祭は「聖灯祭」と呼ばれ、通常の模擬店のほか、地域住民に日頃の学習の成果の発表や医療福祉の専門職についての理解を深めてもらうことを目的にしたものもある。聖隷クリストファー大学の人物一覧キャンパス(浜松キャンパス)ボランティア活動推進室を設置し、地域からの要請に対する学生の活動をサポートしている。また、近年の医師不足を背景に、医学部の設置を検討している大学の1つである。大学の蓄積してきた知的・人的・物的資源を地域に還元することを目的に2005年、地域支援研究所を設置。地域に開かれた大学として保健・医療機関、社会福祉施設、行政、企業ならびに地域等との連携・協働を推し進めるため、地域支援研究所を「保健福祉実践開発研究センター」と改めた。
出典:wikipedia
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