岩屋寺(いわやじ)は、愛媛県上浮穴郡久万高原町にある真言宗豊山派の寺院。山号は海岸山(かいがんざん)。本尊は不動明王。四国八十八箇所の第四十五番札所。本尊真言:のうまく さんまんだ ばざらだん せんだ まかろしゃだ そわたや うんたらた かんまんご詠歌:大聖(だいしょう)の 祈る力の げに岩屋 石の中にも 極楽ぞある寺伝によれば、弘仁6年(815年)霊地を探して山に入った空海(弘法大師)は、山中で神通力を備えた法華仙人という女性と出会う。仙人は空海に帰依して山を献上した。空海は不動明王の木像と石像を刻み、木像は堂宇を建立して本尊として安置、石像は奥の院の岩窟に祀って秘仏とし、岩山全体を本尊としたという。山号の「海岸山」は空海の作とされる「山高き谷の朝霧海に似て松吹く風を波にたとえむ」の歌による。山中の霧を海にたとえた歌である。鎌倉時代中期に時宗の祖一遍がこの寺に参篭したことは一遍聖絵に描かれている。一時は第四十四番大寶寺の奥の院とされていた。明治31年(1898年)に堂宇のほとんどを焼失し、現在の堂宇のほとんどはその後の再建によるものである。四国八十八箇所の札所のうち、バス、自家用車等を利用しても、境内まで30分はかかる最も長い距離を歩かなくてはならない寺である。麓から参道の石段を上り、途中の山門を過ぎ、さらに上って行くと左に水子地蔵尊、鐘楼、右に手水場、庫裏・納経所がある。さらに少し上ると本堂が、その左のほうに大師堂がある。大師堂を過ぎて仁王門をくぐり山を入っていくと三十六童子行場、逼割禅定(せりわりぜんじょう)・鎖禅定がある奥の院に至る。重要文化財国の名勝久万高原町指定有形文化財鉄道バス道路
出典:wikipedia
LINEスタンプ制作に興味がある場合は、
下記よりスタンプファクトリーのホームページをご覧ください。