ムアンサムットサーコーン郡はタイ中部・サムットサーコーン県の郡(アムプー)である。サムットサーコーン県の県庁所在地でもある。サムットサーコーンとは「海」という意味である。過去にはターチーンと呼ばれたがこれは「中国人の港」という意味である。なお、サムットサーコーンは地元では、地元の運河の名前から取ってマハーチャイと呼ばれている。アユタヤ王朝の王、トライローカナートにの命で編纂された『三印法典』、プラ・サムットムサーコーンという官位欽錫名をもつ官吏がムアン・ターチーンを治めていたとされている第4級ムアンであった。少なくとも、前期アユタヤ王朝時代においても、ターチーン川の河口にあり、上流にスパンブリーやナコーンチャイシーをかかえる要所として機能していたと考えられる。後、チャクラパット王がこの町を、サーコーンブリーと改名した。その後さらに時代は下ってラーマ4世(モンクット)が現在の名前に改称した。1897年サムットサーコーンは郡(アムプー)となった。その後、サムットプサーコーンはムアンサムットサーコーン郡と改称したが、1943年、ムアンが取れて再びサムットサーコーン郡に改称された。しかし、3年後にはさらにムアンサムットサーコーン郡と改称している。バンコク湾東部に面しており、海に面した地域には塩田が広がる。ターチーン川が南北に通っており、北のナコーンチャイシーやスパンブリーなどと通じている。水路はターチーン川の他多くがめぐらされており、バンコクのチャオプラヤー川とターチーン川はマハーチャイ運河で結ばれている。道路は国道35号線が東西に通っており、東はサムットソンクラーム、西はバンコクとを結んでいる。これに並行して国鉄メークローン線が走り、ターチーン川の左岸にマハーチャイ駅が、右岸にバーンレーム駅がある。ターチーン川を渡る鉄道橋の建設はメークローン線の開通時以来実現しておらず、同線はマハーチャイ駅-バーンレーム駅間を渡船で連絡する形態が続いている。また国道3423号線が、サムットプラーカーン県プラサムットチェーディー郡まで通っており。北に国道3091号線が出ており、国道4号線とを結んでいる。郡内の主要な第一次産業は塩田における塩の生産である。また郡内にはサムットサーコーン工業団地がある。郡には18の村があり、その下位に115の村がある。郡内には自治体(テーサバーン)が二つ設置されており、以下のようになっている。また、郡内には15のタムボン行政体が設置されている。
出典:wikipedia
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