BBコミュニケーター(びーびー・こみゅにけーたー)は、ソフトバンクBBが提供するIP電話サービスとメール、スケジューラーなどのアプリケーションサービスを統合したコミュニケーションサービスの商標。通常、IP電話は特定のプロバイダーでしか利用できないが、BBコミュニケーターはどのプロバイダーでも利用できるIP電話サービスである。本来、ソフトバンクBBが提供するBBフォンを利用するためには、同社が提供するブロードバンドサービスであるYahoo! BBに加入する必要があったが、BBコミュニケーターに加入すれば、どのプロバイダーでもBBフォンを利用することができ(厳密にはBBフォンとは異なるサービスであるが、料金などはほとんど同等である)、無料通話や格安で通話ができる。BBコミュニケーターには、家庭の電話機に接続して利用する電話アダプター、パソコン上で電話ができるフォンアプリ、フォンアプリがUSBメモリに格納されており、パソコンにインストールしなくてもフォンアプリが利用できるUSBフォンの3タイプがある。また、電話サービス以外にもメール、スケジューラー、ToDo、アドレスブック、メモなどの機能がウェブブラウザ上で利用できる。2011年1月31日をもってBBコミュニケーターのサービスを終了することになった。特徴として以下の点があげられる。13,440円で購入、または月399円(無線LANキットを利用する場合はさらに714円プラス)でレンタルできる。家庭用の電話機とモデム等のインターネット接続機器に接続すると家庭用の電話機でBBコミュニケーターでの通話ができる。また、無線ブロードバンドルータとしても利用が可能。BBコミュニケーターのホームページから無料でダウンロードが可能。パソコン上でIP電話、チャットが利用できる。パソコン上で相手の電話番号をダイヤルすることによって、電話をかけることができるが、あらかじめアドレスブックに登録しておけば、電話したい相手をクリックするだけで(クリックコール)電話することができる。電話やチャットをする際、プレゼンス(在席)情報を確認することにより、相手が電話やチャットをできるか確認できる。3,675円で購入できる。フォンアプリがUSBメモリの中に入っており、自宅や会社以外のパソコンでBBコミュニケーターを利用するときに、フォンアプリをインストールしなくてもよい。メモリサイズは256MB。BBコミュニケーター会員同士、BBフォンとは無料で通話だけでなく、一般加入電話や携帯電話、国際電話とも通話が可能。また、転送電話やボイスメール(留守番電話)も利用できる。メール、スケジューラー、アドレスブック(アドレス帳)、ToDo、メモをWEBブラウザで利用できる。メールはWEBブラウザ以外でも、POP、IMAPに対応したメールソフトでも利用可能。また、MAPIコネクタというソフトをダウンロードすることによりMicrosoft社のOutlookでもアプリケーションを利用することができる。2007年8月31日のソフトバンクBBのプレスリリースによると、今後、法人向けサービスとして、MicrosoftのExchangeサーバの代わりとなるグループウェアをASP(アプリケーション・サービス・プロバイダ)形式で提供する予定で、この法人向けサービスを導入すると、今までOutlookを使っていたユーザがExchangeサーバを運用する必要がなくなるため、大幅な運用コストの削減が見込める。
出典:wikipedia
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