アドマイヤビッグとは日本の競走馬である。半兄にアイルランドダービー馬のWinged Love、札幌記念などを勝ったダイワカーリアンなどがいる。新馬戦では武豊が騎乗。単勝1.2倍の1番人気に支持され初勝利を挙げる。続く東京スポーツ杯2歳ステークスでも接戦を制し連勝で重賞制覇と好調なスタートを切ったが、その後骨折が判明し休養に入った。復帰初戦の青葉賞で5着に入り、東京優駿（日本ダービー）に挑戦するも14着と大敗。この年はレース中に骨折したマイネルブルックをはじめ、勝ち馬のキングカメハメハ、コスモサンビーム、マイネルマクロス、キョウワスプレンダなどが次々に骨折や屈腱炎などの故障を発症した。当馬も2度目の骨折となり、ふたたび休養を余儀なくされる。復帰してから4戦は10着、18着、12着、12着とすべて二桁着順とかつての走りができなくなり、2005年7月13日付けで競走馬登録が抹消され、引退した。その後は岩手県の遠野馬の里で乗馬用の種牡馬となった。

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